研修後には発表が効果的!学びを定着させる効果的な発表とは?

研修後には発表が効果的!学びを定着させる効果的な発表とは?

研修は学びの機会として非常に有益ですが、受講しただけではその知識やスキルを実際に活用するのは難しいことがあります。

その中で、学んだ内容を確かなものにするために研修後にアウトプットの一つとして「発表」を行うことは、有効な方法です。しかし、どのように内容を振り返り、どのように発表するべきかについて戸惑うこともあるのではないでしょうか。

そこで、この記事では研修後の発表が有効である理由や、内容を振り返る方法、発表のコツについて紹介します。

研修発表の重要性とは?

研修後の発表の重要性は何でしょうか。

発表は、受けた研修内容を振り返り、学んだことを確かなものにするための有力な方法になります。発表の準備をする過程では、研修内容を十分に理解する必要や、発表資料の作成のために内容を思い出し、整理する作業が必要です。さらに、公の場で話すことにより、プレゼンテーションスキルが向上し、ビジネススキルの向上にも寄与します。

このように、発表準備を行う中で研修内容を振り返る方法はいくつかあります。例えば、アンケートやレポートを利用した方法があります。

アンケートは、用意された質問に対する回答を通じて、手軽に研修内容を思い出す方法です。手軽な反面、学びの定着度が低い可能性があります。

一方、振り返りシートやレポートを作成することは、アンケートよりも時間を要しますが、学びの定着度が高まりやすい傾向があります。ただし、個人の振り返り次第で定着度が異なることが課題です。

アンケートやレポートも効果的な振り返り方法ですが、発表による振り返りは他の方法に比べても効果的です。発表により、受講者の姿勢が変わり、ビジネススキルが向上し、研修内容の確実な定着に貢献します。

研修の振り返り方法

研修を受けた後、学んだことを実際に活かすために、どのように振り返れば良いのでしょうか。 以下は、効果的な振り返りの方法として、ここでは4つのフレームワークを紹介します。

KPT (Keep・Problem・Try)

KPTとは、Keep(維持したいこと)、Problem(課題となったこと)、Try(改善したいこと、次に活かしたいこと)の頭文字をとったものです。このフレームワークを使うと、研修内容を振り返る際に、良かった点、課題点、次に改善すべき点を整理しやすくなります。シンプルで具体的なアクションプランを立てるのに役立ちます。

YWT (Y・W・T)

YWTは、Y(やったこと)、W(わかったこと)、T(次にやること)の頭文字から成るフレームワークです。このアプローチは、自身の実践と学びを強調します。個人に焦点を当て、具体的な行動や次のステップを明確にします。

4行日記

4行日記は、4つの要素(事実、気づき、教訓、宣言)を1行ずつ記入しながら、研修内容を振り返ります。この方法を使用すると、学んだことについての洞察を深め、自己モチベーションを高めるのに役立ちます。

PDCA (Plan・Do・Check・Action)

PDCAは、ビジネスにおいて広く使用されるサイクルで、研修の振り返りにも適しています。PDCAサイクルに従い、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)を行います。これにより、学んだことを実践し、成果を評価し、継続的に改善するためのプロセスを確立できます。
これらの振り返りフレームワークを活用することで、研修内容をより効果的に内化し、実務やキャリアに応用できるようになります。

効果的な研修発表とは?

研修後に効果的な発表を行うためのポイントを考えてみましょう。発表は、資料を作成して行うこともありますが、資料がない場合、受講内容を話すこともあります。ここでは、発表の要点と話し方に焦点を当てて説明します。

プレゼンテーション

プレゼンテーションは、効果的な資料作成と話し方が鍵となります。そこで、今回は資料作成と話し方に焦点を当ててポイントを見ていきましょう。

資料作成

■資料作成のポイント
研修内容を整理するために、振り返りのフレームワークを活用します。
発表の構成を考えます。通常、導入部、本題、まとめの3つのセクションが一般的です。

また、効果的な発表資料は、情報をシンプルにまとめることが特徴です。
1ページに1つのメッセージを持つようにし、文字数を最小限に抑えます。これにより、聞き手に理解しやすく、伝えたいメッセージが効果的に伝わります。

話し方

発表の際の話し方も非常に重要です。多くの人の前で話すのは緊張することかもしれませんが、以下のポイントに気をつけることで、効果的な発表ができます。

■ 話し方のポイント

伝えたいことを意識することで、話す方向性を明確にします。
ドックワード(「あー」や「えーっと」など)を減らすために、意識的に間を取るよう努力します。

また、メモを使うことはスムーズな発表の助けになりますが、メモに頼り過ぎないよう心がけます。
聞き手に視線を合わせることが大切で、聞き手の注意を引き付けるのに役立ちます。

フィードバック

発表後、研修担当や講師からのフィードバックは、自己成長に大いに役立ちます。フィードバックを受けることは、より良い発表を行うためのアドバイスを受けることを意味します。批判的な意見や否定的な指摘があるかもしれませんが、フィードバックは成長の機会であることを心に留めておきましょう。自身の学びを深め、スキルを向上させるために、フィードバックを謙虚に受け入れる姿勢を持つことが大切です。

研修後の発表の例

多くの企業が新入社員に向けて新人研修を実施しています。その中には、長期間の新人研修の締めくくりとして、発表会を行うところもあります。

発表会では、チーム単位でプロジェクトを考案したり、研修を通じて得た気づきをまとめて発表します。将来への意欲や課題も共有することで、モチベーション向上に寄与します。

発表を取り入れることで、研修内容だけでなく、ビジネススキルやコミュニケーション力を磨き、今後の仕事へのモチベーションを高める効果が期待できます。

まとめ

研修を受けた後、学んだことをしっかりと理解し、定着させるためには、振り返りが重要です。振り返りの方法はいくつかありますが、中でも発表を行うことは、他の方法よりも効果的です。

研修前に受講者に発表の機会があることを伝えることで、受講者のモチベーションが高まります。また、学んだことを整理しながら発表することで、理解が深まります。発表はプレゼンテーション形式で行うことが多く、これによってコミュニケーション能力の向上やプレゼンスキルの向上も期待できます。

研修後の発表を通じて、学んだことをより深く理解し、ビジネスに必要なスキルを向上させることができます。発表に不安を感じる方も、適切な資料作成や話し方のコツを身につけることで、不安を克服できるでしょう。ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

この記事を書いた人

栗林 陽

(株)TOASU DI室リーダー/チーフディレクター 

大学卒業後、大手IT業界、海外経験を経て現会社へ入社。日本の継続的、健康的な成長を願い、企業向け研修の企画、営業に従事。その後、営業だけでなく0からの研修企画、作成が認められ、社内での新規事業のリーダー職を担う。現在は「チーム」へ向けた今までにないサービスを作成中。座右の銘は「少しでも良い社会のために」。本業の傍ら、地域活性にも参画。大学まで続けたサッカーは今でも毎週行っている。

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