ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)

ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)の特徴

リーダーシップは誰でも発揮できる

リーダーシップとマネジメントの定義を明確に区別した上で“機能”としてのリーダーシップを発揮するためのポイントを、①方向の設定 ②課題の達成 ③人心の統合の3つの観点から学びます。リーダーシップは誰でも発揮できるものであることを理解し、自分自身の姿を理想のリーダー像に照らし合わせながら、どのギャップを埋めるべきか具体的な行動を考えます。

IT業界の変化に柔軟に対応できる “リーダーシップ” を身につける

アジャイル開発・価値駆動開発型への変化や、ビジネス案件、システムの役割の変化など、ITサービス業界そのものが目まぐるしく変化しています。そのため、チームの在り方を再考し、今求められるリーダーの機能、行動特性を理解し、明確化していく必要性を体感している方も多いのではないでしょうか。つまり、IT業界の変化に柔軟に対応できるリーダーシップが求められる時代とも言えます。

本研修は2日間で実施し、その中でITサービス業界で求められるリーダーの機能、コンピテンシー(行動特性)を理解し、リーダー像の明確化を図ります。そして、自分自身の姿を理想のリーダ像に照らし合わせ、自己分析を加えていき、「どのギャップを埋めていくべきか」「今後力を入れていくべき分野はどこなのか」を考えていきます。他社との合同形式で実施するため、異なる背景を持つ方々とディスカッションを行うことで、理解→分析→発見のプロセスを研鑽し、視野を広げることができます。他社との合同形式で実施するため、異なる背景を持つ方々とディスカッションを行うことで、理解→分析→発見のプロセスを研鑽し、視野を広げることができます。

実務経験3~5年のITエンジニア、情報システム会社の間接部門スタッフの方など、職種やリーダー経験の有無は問わず受講いただけます。「リーダーに任命されたものの、具体的にどのように振る舞うべきか分からず、重荷に感じている」「上司は繁忙を極めており、責任ある立場に対しての意識が前向きになりにくい」「キャリアを考え始める年齢に差しかかっている」といった課題感を抱えている方にもお勧めの研修となっています。
  • 対象となる階層 若手社員・ 中堅社員
  • 対応業種・業態 システムエンジニア
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員5名~6名×3社
  • 日程2日間

こんな企業様にオススメ

  • 役職に限らず、誰もがリーダーシップを発揮して行動する組織風土をつくりたい
  • 社内の視点に偏るのではなく、「少し上」から「少し先」を見ることができるリーダーになって欲しい

ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)を行うメリット

  1. リーダー以外のメンバーもリーダーシップを発揮することができ、チームとしてのパフォーマンスを向上させることができる
  2. 誰でもリーダーシップを発揮できることが分かり、責任ある立場に対する意識を前向きにすることができる
  3. 若年層のうちからリーダーシップを身につけることで、今後訪れる変化に柔軟に対応できる組織になる
リーダーシップは開発できるものであり、リーダーではなくてもリーダーシップは発揮できるということを学ぶことで、リーダーとして行動を起こしやすくなります。人を動かし、活かし、良いものを引き出す力を、リーダーシップの機能として習得することで、組織全体の現場力・推進力を継続して向上させることができます。

ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)のゴール目標

  • リーダーシップとマネジメントの定義を区別できる
  • リーダーシップは“機能”として誰でも発揮できるということが理解できる
  • 現状の自分自身の姿と理想のリーダー像とのギャップを具体的に説明できる

お問い合わせ

社員研修へのお問い合わせや、資料請求は以下フォームよりお気軽に送信下さい。

ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

各部署における横軸の強化と未来のリーダー層の意識改革をしたい

合同研修を1社版へアレンジを行い、各部署のリーダー層を集めて実施

カスタマイズ事例

  • 自己分析
  • 自社分析

特徴

  • リーダー層の意識改革
  • 各部署での課題の共有
合同研修を1社版にアレンジし、各部署における横軸の強化と、未来のリーダー層の意識改革を目的として実施しました。グループワークにおいては、各部署での課題や取り組みなども共有しました。また「自己成長計画」の作成では、自身の成長が周りにどのように影響するかを考えることで、今後のシナジー創出の布石となりました。

早期にリーダーシップを発揮してほしい

まだリーダー経験の無い若年層向けに、早いうちからリーダーシップを身につけることを目的として実施

カスタマイズ事例

  • 若年層向け
  • 階層教育

特徴

  • 一定の年次に上がったタイミングで全員が受講する
  • リーダーになる前に学ぶ
リーダーになって初めてリーダーシップを学ぶのではなく、「リーダーになる前からリーダーシップを発揮してほしい」という目的のため、若年層向けの階層別研修として研修内容をカスタマイズしました。メンバーとして、チームの中で自分に求められている役割を考える時間を設けました。

ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)とは

ITサービス業界の中で必要とされるリーダーの機能を理解して、リーダー像の明確化を図ります。人を活かし、動かし、良いものを引き出す力をリーダーシップの機能として習得し、自身のリーダーシップの発揮を目指します。他社のメンバーと共に受講することにより、自社では持っていない知見や視点に触れることができ、視野を広げることができます。

ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)の実際

本研修では、リーダーシップ開発の観点①方向性の設定➁課題の達成③人心の統合の3つに分けて学びます。

①方向の設定
方向の設定では、優先順位(何を行うべきかを決める)、ゴールとプロセスを決める(分業と協業に分ける)方法や考え方を学びます。

②課題の達成
課題の達成では、状況把握・問題の洗い出しと解決、エスカレーションについて具体的に学びます。

③人心の統合
人心の統合では、声掛け(感謝+労い)、提案や意見を聞く、情報の共有化について学びます。講義、個人ワークの分析と演習、グループディスカッションの流れで進めるため、現状の自分自身の姿とリーダーとしてありたい姿のギャップが見つけやすい構成となっています。

また、本研修は他社と合同で実施するため、競合他社のリーダー層とグループディスカッションができる点も特徴の一つです。ディスカッションを通じて、自社の強みや新しい視点を得ることはもちろん、同じ「リーダー」として他社と課題を共有することで、「自分だけではない」という安心感を醸成することにも繋がり、課題解決に向けた具体策を共に考えることができます。

このような流れで、チームの在り方の変化を踏まえ、必要とされるリーダーの機能や行動特性を理解していく必要性を体験いただきます。IT業界の変化に柔軟に対応できる「リーダーシップ」が求められる時代です。各人がリーダーシップを発揮することで、組織全体の現場力、推進力を強化していくことを目指します。

研修を受講すれば全てが解決するのか

本研修を受講しただけでリーダーシップを十分に発揮できるようになる訳ではありません。学んだことを実務で発揮するためには、まず実践することが大切です。実践した後、上手くいかなかった部分を見直し、再び実践に移すことを繰り返していきましょう。また、研修内で作成する「自己成長計画」で掲げた具体的な行動を常に目に付く場所に置くことも、意識して行動するために有効です。

自分一人ではなく、自身の上司やチームメンバーにもフィードバックをお願いするなど、職場のメンバーを巻き込みながら、自分らしいリーダーシップの発揮を目指しましょう。

ITプロジェクトにおけるリーダーシップ基礎研修(他社合同形式)のフロー例

01

オリエンテーション

  • 自己紹介
  • 研修への導入

本研修のねらいの確認と、全員の自己紹介を行います。研修のねらいと目的を確認することで、本研修を受講する動機づけを促します。

01

講義

  • ITサービス業界の動向から考えよう
  • 現場リーダーに求められること

外部環境の変化によるチームの在り方の変化、プロジェクトの進め方の違いから生じるチームの在り方の変化について、講義を通じて再確認します。現場リーダーに求められる分かりやすさとは何か、業界の特徴から考えます。

01

ディスカッション

  • リーダーシップとは
  • リーダーシップ3要素

リーダーシップとマネジメントの違いを視点や理論から考えます。演習では理想のリーダーイメージを、グループでディスカッションを通じて可視化します。

01

講義

  • 方向の設定

「少し上」から「少し先」を見るリーダーの視点を考えます。方向性を出すために必要なモチベーションのメカニズムを、業務環境にいかに組み込むかを検討します。

01

演習

  • 課題を達成する

仕事の計画の仕方やPDCAの回し方を具体的項目に分けて考えます。

01

講義と演習

  • 人心の統合

モチベーションの理論を学びます。日々の忙しい業務の中で部下や後輩の育成を行う方法を、具体的事例を取り上げながら考えます。リーダーとして、メンバーのモチベーションを高めるにはどうしたらよいか、グループでディスカッションします。

01

演習

  • 成長について考える

リーダーとしての自己成長計画を立てます。

01

まとめ

  • 振り返り
  • 研修のまとめ

これからIT業界で求められる人財イメージを共有し、ありたいリーダー像を明確にします。

受講者の声

  • 今まではできない理由を考えることが多かったですが、今後はどうすればできるのかを考えていこうと思います。参加者の皆さんからいい刺激をいただき、この人達と一緒に仕事がしたいと思えるほどでした。
  • 参加した甲斐がありました。いろいろな方と意見交換ができ、他者の考えを知るとともに、自分の考えをまとめるのに役に立ちました。今度は、自社のメンバーとやってみたいです。
  • 今回の研修では、リーダーシップを機能という視点から考えることができたので、明日からの具体的アクションを実行していけそうで非常に参考になりました。テキストを参考に自分の状況を再度認識し、欠けている点に対して日々挑戦していこうと思います。
  • リーダーとして周囲に存在する様々なタイプの人に対して今後どのように働きかけ、グループを活性化させていけば良いかのヒントになりました。後輩や周囲のモチベーションを上げる為の要点を理解確認する事が出来た点も収穫でした。自部署で活用していきたいです。

お問い合わせ

社員研修へのお問い合わせや、
資料請求は以下フォームより
お気軽に送信下さい。

お問い合わせ

トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

電話でのお問い合わせ

03-6431-1411

受付時間:平日9:00〜17:00