労務管理研修の特徴

労務管理の意義とその重要性を理解する

職場の活性化を目的として、適正な労務管理について基本的な知識を習得します。労務管理は管理職に求められる必須の知識です。本研修では労務管理の基礎知識を理解し、コンプライアンスに対する意識を高め、一人ひとりが働きやすい職場環境づくりを目指します。

管理職に求められる労務管理の基礎知識と、労務管理の際に起こり得る問題について具体的なケーススタディを通じて学ぶ

職場風土が与える影響力の大きさを体感している方も多いのではないでしょうか。職場風土の醸成は管理職に求められる役割の中でも重要です。そのためには規則の理解と遵守が求められます。さらには、「職場で自身が対応すること・人事担当に委ねること」を区別する必要があります。本研修ではリーダーに求められる役割・能力を再確認し、メンバーのモチベーションを高めながら職場を活性化するために、適正な労務管理について基本的な知識を習得します。コンプライアンスに対する意識を高め、一人ひとりが働きやすい職場環境づくりを目指します。
  • 対象となる階層 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員18名様
  • 日程1日

こんな企業様にオススメ

  • 労務管理の意義を理解してほしい
  • 制度面だけでない運用面での管理職の役割と責任を学んでほしい

労務管理研修を行うメリット

  1. 労務管理の観点から企業が取組むべき具体的な課題について理解を深めることができる
  2. 社会情勢の変化に伴う新たな観点・考え方からの労務管理を考えることができる
  3. 一人一人が働きやすい職場風土の醸成に繋がる
管理者としての役割と責任を再確認し、必要な行動を取ることで職場環境の改善や目指す風土の醸成につながります。

労務管理研修のゴール目標

  • 管理者として果たすべき役割を理解する
  • 職場の活性化を目的とした、適正な労務管理を理解する
  • コンプライアンスに対する意識を高める

お問い合わせ

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労務管理研修の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、労務管理研修も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

労務管理の意義に関する理解度の差を埋めたい

労務管理の基本知識を習得する

カスタマイズ事例

  • 事前学習
  • グループワーク

特徴

  • 事前に動画学習を用いて知識のインプットを行う
  • 研修当日は全体でのQ&Aやグループワークを通じて意義の理解を深める
研修の場をより効果的なものにするために事前学習をお渡しして、ある程度の知識をインプットしていただきました。研修当日は全体で事前に学習した内容や職場での課題に対する意見交換、実践的なケーススタディを中心に行いました。知識のインプットを動画学習にすることにより、自分のペースで繰り返し学ぶことが可能となりました。また、この動画を研修後の振り返りにも活用いただくことで、対象者全員が同じレベルの知識習得を目指します。

諸法規を含めた労務管理の全体像を学ばせたい

自主学習が難しい諸法規について、ケーススタディを通じて具体的に学ぶ

カスタマイズ事例

  • 社内外の講師を交えた講義
  • 自社内の具体的な課題を基にした事例

特徴

  • 社内担当部門の方に講師として登壇いただき、社内外の講師を交えた構成
  • 自社の就業規則などを再確認と諸法規について解説を加えながら理解を促す講義と演習を実施
  • 自社内の具体的な課題や事例を基にしたケーススタディ
社内担当部門も講師として登壇し、社内外の講師を交えた研修として構成しました。自主学習では身につけることが難しい諸法規について解説を加えながら自社の就業規則等を再確認する場面を設定し、諸法規と自社独自の基本知識の理解を深めました。また、ケーススタディでは自社内の課題を事例として扱い、具体的な場面を想定し対応策を考えました。

労務管理研修とは

働きやすい環境を整備する際、管理職の方に求められる要素として、労務管理についての基本的な知識と具体的な対応スキルの習得が挙げられます。

本研修を通じて、求められる役割や能力を再確認し、職場を活性化させていく中で適正な労務管理が行えるよう、基本的な知識の習得を目指します。コンプライアンス意識の向上や重要性を学び、一人ひとりが働きやすい職場環境づくりを行えるようにします。

労務管理研修の実際

働き方改革、パワハラやセクハラ、リモハラ、メンタルヘルスの問題などの関心が高まる中で、従業員が活躍し働きやすい環境を整備することが求められます。また、働き方の多様化などにより、労務管理は組織マネジメントの上で重要になっています。

管理職の役割として、労務管理のリスクを正しく認識し、具体的な対応策を身につける必要があります。

本研修では、職場の活性化を目的として適正な労務管理が行えるよう、基本的な知識を習得します。具体的に扱うテーマとしては以下7つです。

①労務管理の側面から管理者の役割理解する②就業規則の再確認③就業管理④採用・解雇⑤正社員と非正規社員⑥ハラスメント⑦メンタルヘルス

一方このような知識は、専門的な内容が多く個人学習での理解が難しいという声があります。この場合、講師による解説や、自身の業務に結び付けることができるケーススタディでの学習が有効です。特に、基本知識の理解や意識の統一化を図る場合はグループワークなどを通じて、受講者同士で意見交換を行うことで効果を発揮します。また、「他部署はどのように問題を解決しているのか」など、情報交換をすることで、現場で孤独を感じやすい管理者の不安を軽くすることにも繋がります。

研修を受講すれば全てが解決するのか

本研修を受講しただけでは、全員が完璧に労務管理の基本知識を身につけ、翌日から全ての業務が円滑に進むわけではありません。本研修で学習したことを振り返り知識の定着を促したり、自職場での問題に結び付け「どのように対応したら良いか」考えることで実業務への応用を目指す必要があります。本研修で得た知識を確実に身につけるために、定期的に教材を見返すなど繰り返し学んでいきましょう。

労務管理研修のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修のねらい
  • 自己紹介

本研修のねらいの確認と、グループワークを実施するため受講者全員の自己紹介を行います。前提となるねらいを全員が把握した上で開始することは重要です。

01

管理者の役割と労務管理

  • 労務管理とは何か
  • 人事管理と労務管理の違い
  • 管理監督者の役割とは

人的資源の有効活用における管理監督者の役割を再認識します。
また、身近なテーマを元にしたQ&Aを通じて、労務管理の大切さを理解していきます。

01

労務管理と就業規則

  • 労務管理の基本となる諸法規の理解
  • 就業規則と労務管理の関わり

就業規則をベースに、各種管理項目の理解および日頃の対応ポイントを習得します。
また、受講者からの質問に対して丁寧に解説を行うことで、具体的に管理に対する理解促進を図ります。

01

ケーススタディ:『ある会社の就労トラブル』

  • 個人ワーク
  • グループワーク
  • 発表/解説

多様な事例を通じて、勤務形態について幅広く問題点を考え知識を深めます。

01

人材派遣と職場管理

  • 派遣社員の労務管理
  • 派遣と請負、パートとアルバイトの違い

正社員とは何か、従業員区分の違いから生じる労務管理について理解します。
また、派遣社員に関するQ&Aを通じて理解を深めます。

01

ケーススタディ:『パート・派遣社員の対応』

  • 個人ワーク
  • グループワーク
  • 発表/解説

ケーススタディを通じて労務管理のあるべき姿についての理解促進を図ります。

01

研修のまとめ

  • 今後に向けての提言

講師から1日の全体振り返りと今後に向けてのアドバイスをお伝えします。

受講者の声

  • 担当業務だけでなく、管理者として職場を運営していくための本質を学ぶことができ良かったです。制度面は理解していましたが、併せて実運用として労務管理の重要性も理解することができました。
  • 諸法規など、自己学習が難しい内容を取り扱っていただき助かりました。自職場での具体的な事例を扱ったので、実務に結び付けて考えやすい内容でした。
  • 職場のメンバーとは良好な関係を築けていると思っていましたが、今回メンタルヘルスやハラスメントに関して改めて学習し、意識できていないこともあったと気付きました。反省し、定期的に自己点検を行いたいと思います。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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