職場の活性化を目的として、適正な労務管理について基本的な知識を習得します。労務管理は管理職に求められる必須の知識です。本研修では労務管理の基礎知識を理解し、コンプライアンスに対する意識を高め、一人ひとりが働きやすい職場環境づくりを目指します。
学研グループ「トアス」の社員研修は、労務管理研修も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
労務管理の基本知識を習得する
自主学習が難しい諸法規について、ケーススタディを通じて具体的に学ぶ
働きやすい環境を整備する際、管理職の方に求められる要素として、労務管理についての基本的な知識と具体的な対応スキルの習得が挙げられます。
本研修を通じて、求められる役割や能力を再確認し、職場を活性化させていく中で適正な労務管理が行えるよう、基本的な知識の習得を目指します。コンプライアンス意識の向上や重要性を学び、一人ひとりが働きやすい職場環境づくりを行えるようにします。
働き方改革、パワハラやセクハラ、リモハラ、メンタルヘルスの問題などの関心が高まる中で、従業員が活躍し働きやすい環境を整備することが求められます。また、働き方の多様化などにより、労務管理は組織マネジメントの上で重要になっています。
管理職の役割として、労務管理のリスクを正しく認識し、具体的な対応策を身につける必要があります。
本研修では、職場の活性化を目的として適正な労務管理が行えるよう、基本的な知識を習得します。具体的に扱うテーマとしては以下7つです。
①労務管理の側面から管理者の役割理解する②就業規則の再確認③就業管理④採用・解雇⑤正社員と非正規社員⑥ハラスメント⑦メンタルヘルス
一方このような知識は、専門的な内容が多く個人学習での理解が難しいという声があります。この場合、講師による解説や、自身の業務に結び付けることができるケーススタディでの学習が有効です。特に、基本知識の理解や意識の統一化を図る場合はグループワークなどを通じて、受講者同士で意見交換を行うことで効果を発揮します。また、「他部署はどのように問題を解決しているのか」など、情報交換をすることで、現場で孤独を感じやすい管理者の不安を軽くすることにも繋がります。
本研修を受講しただけでは、全員が完璧に労務管理の基本知識を身につけ、翌日から全ての業務が円滑に進むわけではありません。本研修で学習したことを振り返り知識の定着を促したり、自職場での問題に結び付け「どのように対応したら良いか」考えることで実業務への応用を目指す必要があります。本研修で得た知識を確実に身につけるために、定期的に教材を見返すなど繰り返し学んでいきましょう。
本研修のねらいの確認と、グループワークを実施するため受講者全員の自己紹介を行います。前提となるねらいを全員が把握した上で開始することは重要です。
人的資源の有効活用における管理監督者の役割を再認識します。
また、身近なテーマを元にしたQ&Aを通じて、労務管理の大切さを理解していきます。
就業規則をベースに、各種管理項目の理解および日頃の対応ポイントを習得します。
また、受講者からの質問に対して丁寧に解説を行うことで、具体的に管理に対する理解促進を図ります。
多様な事例を通じて、勤務形態について幅広く問題点を考え知識を深めます。
正社員とは何か、従業員区分の違いから生じる労務管理について理解します。
また、派遣社員に関するQ&Aを通じて理解を深めます。
ケーススタディを通じて労務管理のあるべき姿についての理解促進を図ります。
講師から1日の全体振り返りと今後に向けてのアドバイスをお伝えします。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。