プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編

プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編の特徴

ユーザーのニーズを確実に設計に繋げる

システム開発の上流工程での問題点は、大きく二点あります。一点目は、ユーザーニーズを的確に引き出すことができず、曖昧なままプロジェクトを立ち上げてしまうことです。もう一点は、ニーズが確定してもそのニーズを正確に実装に繋げることができないことです。本研修では、2つの課題のうち、後者の解決を目指します。

顧客ユーザーのニーズを様々な技法を用いて汲み取る

ユーザー要求定義とシステム要件定義の違いを理解した上で、システム要件定義のポイントや、構造化手法およびモデル化の手法、文書化の方法などを学び、ユーザーニーズを正確に実装する手法を習得します。ユーザー企業の情報システム部門もしくはその直系のシステム会社において、ソフトウェア開発に従事されている方の受講を特におすすめしています。
  • 対象となる階層 若手社員・ 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 技術・研究・ものづくり生産現場・システムエンジニア
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員15名
  • 日程2日間

こんな企業様にオススメ

  • システム要件定義の進め方の基本を理解してほしい
  • 抜け漏れなく要件定義ができるようになってほしい

プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編を行うメリット

  1. プロジェクトを計画通りに進めることができる
  2. ユーザーの業務フロー理解が進み、より上流からの提案ができる
  3. ステークホルダー間で目的の共有ができプロジェクトを成功へ導きやすい
ユーザーニーズの要件定義を行う上で必要な、業務概要の理解と業務フロー図の作成を行います。ユーザーの業務フローを理解することで上流からの提案が考えやすくなり、今までできていなかった顧客視点での提案に繋がります。

プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編のゴール目標

  • 要求定義、要件定義と段階的詳細化について理解できる
  • DMM、DFD、業務フロー図を用いて、業務要件定義ができる
  • 構造化分析・設計について理解できる

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プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

後工程での手戻りの発生を少なくしたい

後工程で発生してしまうロスタイムを防ぐため正確な要件定義を行う

カスタマイズ事例

  • 実例
  • アイデア

特徴

  • 実例を通して、実践形式で学ぶ
  • 現場で使えるアイデアを創出する
実際に社内で起きたケースを扱うことにより、実践的に学ぶことができました。プロジェクト単位、個人単位で改善策を話し合うワークの時間を設けることでアイデア創出に繋がりました。また、併せて現場での実践結果を報告し合う場も設けました。

フォローアップを通じて、実践で使えるようにしたい

一度の研修で終わらせずフォローアップを通じてスキルの定着を目指す

カスタマイズ事例

  • フォローアップ
  • 現場実践

特徴

  • 1回目の研修が終わった後にフォローアップを入れる
  • 現場実践を意識させる
現場で実践できるよう研修後のフォローアップを企画しました。現場で実践した課題を持ち寄り、改善点を検討することで研修での学びを実務に活かす機会となりました。

プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編とは

ユーザー要求定義とシステム要件定義の違いを理解した上で、システム要件定義のポイントを学び、構造化やモデル化の手法、文書化の方法などを学び、ユーザーニーズを正確に実装する手法の習得を目指します。研修の最後には総合演習を行い、発表まで行うことで、翌日からアウトプットしやすい研修となっています。

プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編の実際

本研修では、業務分析・設計のための実践的システム要件定義技法を学ぶ、システム担当者・開発担当者を対象とした2日間研修になります。事前の情報収集の進め方や、現場へのヒアリングポイント、ニーズの文書化についての方法などを学び、ユーザーニーズを適切に捉える手法を習得します。

具体的には、以下の流れで設計に繋がるスキルの養成を図ることができます。

①要件定義に必要な各種の技法を、講義と演習を通じて学びます。DMM、DFDなど具体的なユーザーニーズを提示し、学習した内容に基づき要件定義を実践していきます。成果物は要件定義書であり、講師扮するユーザーと打合せを重ねて、グループ間でその成果を競い合います。

➁ケーススタディを用いてグループ演習を実施し、要件定義工程を疑似体験いただきます。その後、自身の業務やシステム関連の資料、システムへの要望についての記載資料を基にして、ヒアリングを通じて顧客の要求を引き出します。顧客の要求を構造化、整理することで、要求事項と実現施策を洗い出し、新業務フローを作成します。

③自身の業務やシステム関連の資料、業務要件定義の結果を基づき、スコープを定義します。併せてシステム化の業務フローや対象機能、非機能要件を定義します。

 

研修を受講すれば全てが解決するのか

本研修を一度受講するだけで翌日からの業務全てが思うように進むわけではなく、実際の現場で瞬時に活かすには時間がかかる場合もあります。本研修で得た学びを活かすには、実際の業務の中で積極的にアウトプットを行うことで効果を発揮します。

失敗を恐れず、トライアンドエラーを繰り返し、日々フィードバックしながら過ごすことが学びの定着への近道と言えるでしょう。

また、個人のみではなくチームで一緒に受講することで効果が高まります。チーム全員が共通して意識をすることで、アウトプットの場面を共有することもできます。

普段の業務から学んだことを部署内・チーム内で共有し、要件定義の場面で発揮していくことで、ゴール目標の達成を目指しましょう。

プロジェクトマネジメント研修 システム要件定義技法編のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修のねらい
  • 自己紹介

本研修のねらいの確認と、グループワークがあるため全員の自己紹介を行います。前提となるねらいを全員が把握した上で開始することは重要です。

01

講義

  • 要求定義
  • 要件定義

要求と要件の違いを学びます。要求から要件へ段階的に詳細化します。

01

講義

  • 構造化分析

構造化分析・設計について講義で学びます。要求分析から設計まで一貫した技法が適用できます。

01

演習

  • DMMとDFD作成方法

構造化分析での要件定義技法としてDMM・DFD・業務フロー図について演習を通して学びます。

01

講義

  • 業務フロー図

DFDから業務フローをどのように導くかを学びます。

01

演習

  • システム要件定義

演習課題の説明とユーザーニーズの提示をもとに、システム要件定義の演習を行います。

01

演習成果発表と振り返り

  • 演習成果発表
  • フィードバック

グループ毎に分かれて演習成果発表と検討会を行います。グループの代表が発表を行い、講師からのフィードバックを通じて学びを深めます。

01

まとめ

  • 全体のまとめ
  • 質疑応答

2日間の振り返りとまとめを行います。

受講者の声

  • 今まで業務フロー図やDMM・DFDを作ったことがありませんでした。しかし、ケーススタディが実践的であったことも含め、非常に達成感のある研修でした。
  • 非常に分かりやすい講義で、かなり理解が深まりました。業務フロー図についてはよく作成していたので慣れていましたが、DMMやDFDについては全く作成したことなかったので、今回の研修は非常に助かりました。
  • 実務に直結する講義内容でしたので、集中して講義を受けることができました。また、的確かつ丁寧に説明を頂けました。実例がわかりやすくとても有益な内容でしたので、他のメンバーにも受講を薦めたいと思います。
  • DFDは通常業務で使うことはありませんが、業務フローと併せて作成することでユーザーに対するヒアリングの精度がかなり向上すると思いました。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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