経験が浅いうちは、自業務のことに手一杯となり、視点が低くなりがちです。今後経験を積むにあたっては、視点をあげて全体観をもって仕事を前進させることが必要となります。本研修では、業界の潮流を理解するとともに、業務を通じて情報感度を向上させるにはどうしたらよいのか、そのコツを学習します。
学研グループ「トアス」の社員研修は、ビジネス情報感度向上研修 基礎編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
業界の潮流だけではなく、ベンチマークしている企業の動向も深堀する
業界の潮流が自社に及ぼす影響や自社が今後について議論できる機会にする
ビジネス情報感度向上研修とは、業務上の視野を上げることを狙いとしています。経験を積んでいくにあたり、業界全体からみたうえでの全体最適な視点が欠かせません。本研修では、最新の業界潮流がどのような変化を遂げているのかを理解していただくとともに、自ら業界の潮流をキャッチアップしていくためにどのようにアンテナを張っていけばよいのか、具体的な方法を学ぶことができます。
本研修では、不確実性の現代で急速に変化し続けるIT業界の最新潮流を学習することができます。様々な観点からIT業界の潮流を理解することによって、業界全体が点ではなく立体的に見えるようになるきっかけをつくります。
具体的には、IT業界の主要企業や最新技術の紹介やIT業界における構造理解などをお伝えします。講師も、単なる知識を伝えるだけでなく、普段から現場に関わるコンサルタントが登壇するため、現場の「イマ」をリアリティを持って伝えていきます。単に座って聞くだけでなく、できる限り質問や意見を促す講義形式をとることで、自分ゴト化して理解できるようにしていきます。
また、最新の動向を知ることだけではなく、知らないことにも気づくことで、健全な危機感を醸成し、その後の研修に繋げる例もあります。特に健全な危機感の醸成に関してはマネージャー以上の層の方々でも考える機会を設けることが難しい部分もあるため、本研修を通じてマインドセットを行い、その後マネージャー向けに戦略研修や、MBA研修を取り入れることも多くあります。
本研修を一度受講することで、翌日からすぐに役立てるとは限りません。最新潮流を押さえるノウハウを研修内で学んだだけではなく、業務を通じて実践していくことで、自らの情報感度を高めることに繋がります。継続するコツとしては、定期的にインプットした内容をアウトプットする機会を設定することにあります。社内で勉強会や、社外の人たちを巻き込んだセミナーの開催など、アウトプットの機会を意図的につくることで、インプットとアウトプットの質が向上していきます。
情報サービス産業の最新動向(IT業界のプレイヤー、情報システム投資の動向、顧客業界の動向など)の最新潮流を理解します。
自社を取り巻く顧客と競合の関係を、フレームワークを用いて、業界全体を鳥瞰する視点で描きます。また、競合関係と協力関係を考察し、産業領域の越境線について考察します。
技術動向をシステム、ネットワーク、セキュリティなどの分野から洞察します。求められている人材視点の観点から、マネジメントについて考えます。
技術動向と市場に求められるシステム動向について、フレームワークを用いて分析し、論理的に説明できるようにします。
一般紙や業界紙で入手できるビジネス情報を、どのように自社ビジネスに結びつけて洞察を深めることができるのかを考えます。業界の動向と技術の発展が、自社および自分にとってどのような意味を持つのかを洞察します。
理解度確認テストと全体総括を行い、終了となります。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。