OJTリーダー研修の特徴

OJT担当者として必要な心構え、指導方法(ティーチングとコーチング)を学び、「自立した新入社員」を育てるための準備を整える

OJTは、新入社員の育成には欠かせません。OJTの目的を明確化することにより、OJT担当者に対して期待する役割を理解します。また、OJT計画の立て方を学ぶことで職場で実践していく準備にも繋げます。OJT担当者が最も悩む部分は、新入社員に対する「コミュニケーションの取り方」です。本研修では、新入社員との関わりにおいて注意するポイントを学びます。

OJT担当者に求められる意識の醸成と、新入社員への指導方法を学ぶ

OJT担当者は何を会社から期待されているのかを理解するとともに、具体的な新入社員との関わり方を学ぶことで、自信を持ってOJT担当者としての役割を遂行できるようになります。
  • 対象となる階層 若手社員・ 中堅社員
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員20名
  • 日程1〜2日間

こんな企業様にオススメ

  • 各OJTによる新入社員への指導のばらつきを無くしたい
  • 新入社員との年齢の乖離から生じる関わり方への不安を解消したい

OJTリーダー研修を行うメリット

  1. 会社がOJT担当者に「何を期待しているのか」を伝える機会となる
  2. OJTの担当を遂行していく中での不安や悩みを解消できるようになる
  3. 新入社員の個性に合わせて、自信を持って関わることができるようになる
会社がOJT担当者に求める役割期待を明確にします。新入社員と関わるうえで有効なスキルを学習することで、OJT担当者が求められる役割を、自信を持って遂行することができます。

OJTリーダー研修のゴール目標

  • OJT担当者としての自信をつけることができる
  • 新入社員と関わるうえで効果的なコミュニケーションスキルを習得する
  • 計画的なOJTを通して、職場の次世代を育成する一助を担うことができる

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OJTリーダー研修の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、OJTリーダー研修も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

新入社員も一緒に研修に参加させて、双方による交流を図りたい

研修の場に新入社員を呼ぶことにより、OJT担当者との交流を図る

カスタマイズ事例

  • 意識醸成
  • コミュニケーションスキルの実践

特徴

  • 研修で学習したスキルを即実践する機会の設定
  • 研修と実務のシームレス化
研修後に学習内容を職場で活かすのではなく、新入社員を研修会場に呼び込むことにより、学びを即実践できる環境で実施しました。

新入社員の生の声を事前に集めて研修に活用したい

新入社員に「配属後の不安」について事前アンケートを実施し、研修に活用することで実情に合わせた指導計画の立案を行う

カスタマイズ事例

  • 事前アンケートによる新入社員の声を集約
  • アンケート結果に即した指導計画の準備

特徴

  • 事前アンケートに基づく実情に合わせた研修設計
  • 実情に合わせた声を踏まえたOJT計画の立案
実際にOJTの指導役が関わる新入社員からの声を集約することは、新入社員とOJT指導者の双方にとってメリットがあります。理由としては、新入社員は事前に指導担当者に自分の声を伝えられる一方で、OJT指導者はその声を踏まえた計画が立案できるためです。仮想設定の演習を実施するよりも良い緊張感が生まれ、指導役としての意識醸成を促進しました。

OJTリーダー研修とは

OJTリーダー研修とは、新入社員の成長に寄与するのはもちろんのこと、結果的にはOJTの担当者の成長にも寄与することに繋がります。OJT指導者に対する動機付けの方法としては、研修冒頭で人事の役付きのご担当者にお話しいただく方法があります。

会社からどのような期待を受けて、OJT指導者を任命されたのかを知ることによって、深い動機付けが促され、OJT指導者としての責任感も醸成されます。

意識の醸成に留まらず、新入社員と長い期間をかけて関わっていくうえで効果的なコミュニケーションスキルを学習することで、自信をもって指導ができるようになります。

OJTリーダー研修の実際

本研修では、OJT担当者としての意識付け、新入社員との効果的な関わり方、新入社員の育成計画の立案、進捗管理までの一連の流れを学習していただきます。

効果的な関わり方では、普段の自分の話し方、聞き方、表情、姿勢といった非言語領域の観点から相手にどのような印象を与えるのかを理解していただきます。自分では気づかなかった癖や振る舞いに気づくことができます。

また、演習では様々なタイプの新入社員を想定したロールプレイングを通じて、学習したコミュニケーションスキルを実践していただく機会を設けます。

研修受講後には、OJT担当者としての意識が醸成されるとともに、コミュニケーションスキルを身につけることで自信をもって指導に取り掛かることができます。

研修を受講すれば全てが解決するのか

当然ながら研修を一度受講したからといって、翌日から全てが円滑に進むわけではありません。指導を行う新入社員一人ひとりに個性があるため、思い通りに進まないことは必ず発生します。

そんなときは、OJT担当者が一人で背負い込むのではなく、周りのサポートが不可欠です。「OJT担当者が業務に忙しくて、新入社員が一人でポツンとデスクに座っている」といった場面が散見されます。「本当は構ってあげたいけれど・・・仕事が立て込んでいてコミュニケーションを取る時間が作れない」、新入社員は「OJT先輩は忙しそうで邪魔しちゃ悪いから話しかけないでおこう」といった双方の想いが交わらないこともあります。

そんな時は、周りが代わりにサポートをして、OJT指導者のみが指導するのではなく、職場全体で育成していく体制を作ることが理想です。

OJTリーダー研修のフロー例

01

オリエンテーション

  • 講師挨拶/自己紹介
  • 研修のねらい&基本的な考え方
  • 受講者自己紹介

より効果的な研修を実施するために、「ねらい」や「考え方」を確認します。
また、研修への導入として「どのような方がOJT担当者を任命されたのか」を共有します。

01

OJTへの理解

  • 環境認識から見た人材育成の重要性
  • 企業の環境変化と人材育成
  • 企業内教育におけるOJTの位置づけ

OJTの重要性や自社でのOJTの位置づけ等を理解をしていただきます。

01

グループワーク

  • 人材育成(OJT)の現状とは
  • ミニグループ研究「育成上の悩み、課題とは?」

同じOJT担当者同士で、OJTを実施していくうえで抱えている悩みを共有し、解決策を出し合います。

01

OJTセルフチェック

  • 個人レベル分析
  • チェック項目の解説~部下育成の基本的な考え方

OJT担当者として、部下育成に対してどのような考えをもっているのかを棚卸します。

01

後輩指導・育成のケーススタディ

  • グループ研修⇒発表
  • グループ結果発表&解説 コメント&まとめ

ある新入社員を想定し、どのように関わっていくのかをグループで意見交換して、結果を共有していきます。

01

コミュニケーションの取り方と進め方

  • コーチング活用度チェック
  • コミュニケーションの取り方をコーチングを基に振り返る

指導するにあたって効果的なコーチングの活用方法を学習します。

01

面接演習「このような部下との面接をどう進めたら良いか」

  • 面接シナリオの作成
  • 面接ロールプレイング

ある新入社員を想定した面接演習を通じて、自分ならどのように対応するのかを実践します。

01

指導育成計画作成

  • 部下、後輩に対する育成計画の作成

研修後、各自で部下や後輩に対する指導方法や育成計画を具体的に立案します。

受講者の声

  • 講義を通して、指導するにしても話の流れが重要であると知りました。これから後輩を指導するときには、この研修で学んだ方法も取り入れようと思います。
  • 聞くだけの講習ではなく、体験型の講習でよかった。講習内容を活かして、今後の部下の育成に役立てたい。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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