組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修

組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修の特徴

多様性を促進し、組織の成長を叶えるリーダーシップを学ぶ

組織が持続的に変革し成長していくためには、個々を尊重し、多様なメンバーを巻き込みながら組織力の強化を図ることができるリーダーの存在が不可欠です。本研修では、自身と他人のアイデンティティについての理解を深め、公平な意思決定を行うために必要な考え方や実践方法を学びます。

個人の多様性を、組織の強さに活かす

グローバリゼーションの進展により、企業は様々な文化、価値観、背景を持つ人々と関わる機会が増えました。そのため、組織のパフォーマンスを最大化させるためにも、異なる国籍、言語、宗教、性別、能力などの要素を組織内で活かすことが求められます。また、社会的な意識の高まりによる倫理的な観点からも、多様性と公平性の重要性が認識されており、理解をふかめることでチームの創造性とイノベーションの促進にもつながります。異なるバックグラウンドや経験を持つメンバーが集まることで、様々な視点からアイデアが生まれ、より柔軟で創造的な解決策が見つかることが研究からも明らかになってきています。このような背景や研究結果からも分かるように、多様性が生み出す強みを組織内で最大化させるためにも、包括性を備えた「インクルーシブ・リーダーシップ」が不可欠です。インクルーシブリーダーとは、個人の多様性を受容、尊重し、それを組織全体に浸透させる能力を持っているリーダーを指します。本研修では、このようなリーダーシップのスキルと知識を身につけることで、将来に対応するための備えをサポートします。
  • 対象となる階層 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模
  • オンライン対応
  • 定員20名
  • 日程1日~2日

こんな企業様にオススメ

  • 職場でのDEI推進とそれに関わる人財育成を促進したい
  • 世界で通用するグローバル人財の育成を図りたい

組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修を行うメリット

  1. 多様性の活用と組織成果を高めることができる
  2. チームのエンゲージメントとパフォーマンスの向上につなげることができる
本研修では、リーダーが組織で多様性と包括性の推進を実現するためのスキルと知識を身につけます。結果として、より創造的にイノベーションを促進し、チームのエンゲージメントとパフォーマンスの向上を図ります。また、多様性に富んだ組織としての評価やブランド価値の向上も期待できます。

組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修のゴール目標

  • 多様性の理解を踏まえて、包括的かつ公正なビジネスの実践方法を学ぶ
  • 組織における公平な判断をするための意思決定のプロセスを理解する
  • 意思決定のプロセスで、バイアスを排除するための方法やツールについて学ぶ

お問い合わせ

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組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

グローバル企業として、広い視野を持つリーダーを育成したい

具体的なリーダーシップの形について、実際の進出予定の国を見据えて考える

カスタマイズ事例

  • グローバルリーダー育成
  • 具体的な国を想定

特徴

  • 海外経験が豊富な講師による専門性の高い講義
  • さまざまな事例を基にした、実践的な活用ポイント
海外における事例や研究結果を基に、DEI(多様性、公平性、包括性)とは何か、またそれを実践に移すための考えや方法を学びました。日本国内に留まらないグローバルな視点も獲得し、実際に海外進出を検討している国を見据えたグローバルリーダーの形を模索していきました。

中堅社員に多様性の大切さを学ばせたい

個人の多様性の受け止め方と、組織に活かす方法を考える

カスタマイズ事例

  • 現場の課題
  • 講師との面談

特徴

  • 演習課題を現場の事例に変更
  • 受講者一人ひとりとの面談実施
中途入社の社員数も増え、今後より多様性への理解が組織力強化に繋がると考え、リーダーやマネージャー候補の中堅社員を対象に本研修を実施しましした。研修後に現場ですぐに実践できるよう、演習で扱う題材は自部署の課題で設定しました。また、講師が各受講者一人ひとりと個別で面談を実施することで、今後の現場での対応を具体的に考える場を設定しました。

組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修とは

本研修では、リーダーが多様性と包括性を組織内で促進し、活用するためのスキルや知識を身につけます。組織のリーダーが個人の多様性を受け入れ、尊重することで、組織パフォーマンスの向上を図ります。

組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修の実際

近年、VUCA時代やD&Iの促進により、様々な価値観を持つ人たちと共に働きながら会社を創り上げていく、多様性の考え方が広く浸透してきました。そのため、組織内の多様化に伴い、リーダーに求められる資質にも変化が生じています。また、既に多様化が進んでいる企業については、現場のリーダーやマネージャーから挙がる課題感として、様々なタイプのメンバーとの接し方や、組織力の強化に対する難しさが見受けられることも多いのではないでしょうか。本研修では、リーダーやマネージャー層を対象に、様々な価値観を包括しながら組織力の向上を図ることの重要性を理解し、そのための実践スキルを身につけます。多様なバックグラウンドやアイデンティティを持つメンバーを尊重しながら、包括的な意思決定やコミュニケーションを行う方法を学びます。また、バイアスに対処し、公平な判断をするためのスキル身につけることで、組織内の多様性を活かしたチームの機能を促進することを目指します。今後、さらに多様性が求められる時代においてインクルーシブ・リーダーは、組織の強さと成長を促進するために不可欠な存在となります。現在のグローバル化の流れにおいても役立つスキルを学ぶことができますので、本研修を通じて組織パフォーマンスの最大化を目指しましょう。

研修を受講すれば全てが解決するのか

研修での学びを活かすために、他者の多様なバックグラウンドやアイデンティティを尊重する意識を持ちながら、日々の業務に取り組むことが重要です。意識的に異なる視点や経験を受け入れ、適切な言葉遣いやコミュニケーションスタイルを心掛けることで、メンバーが安心して参加できる環境を整えましょう。また、それぞれについて上司から定期的にフィードバックをもらうことも重要です。

組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修のフロー例

01

DEI(Diversity, Equity&Inclusion)とは何か

  • DEI基礎

インクルーシブ・リーダーシップの定義と重要性について学びます。また、多様性と包括性を組織の強みに変えるためのリーダーシップスキルと行動の具体的な要素について解説します。

01

”インクルーシブ・リーダー”のすすめ

  • 自身と他人のアイデンティティ

自身のアイデンティティについての洞察を深めるために、個人のバックグラウンド、文化、価値観についての自己認識を高め、他者のアイデンティティへの理解を促します。

01

相違への取り組みとインパクトの評価

  • 職場における”相違”へのアプローチの方法
  • 自身のビジネスインパクトへの寄与への理解

自身と他社の違いを受け入れることの重要性を学びます。また、バイアスに対処するためのスキルを学び、個人と組織に与えるインパクトを考えます。

01

公平な判断をするための意思決定過程

  • 効果的かつ公平な意思決定の策定方法

多様な視点や意見を考慮しながら、課題やシナリオに基づいてグループで討議することで、公平な判断をするための意思決定過程を体験します。

01

DEIが組織を強くする

  • DEIの視点と経験を活かしたチーム作り

チームの構築と運営において、多様性と包括性の視点を活かす方法を学びます。チームメンバーの多様なスキルや経験を尊重し、包括的な意思決定やコミュニケーションの方法を身につけます。

受講者の声

  • 自身のアイデンティティを考えるだけではなく、他者が持つこれまでの背景を理解することの重要性を学びました。バックグラウンドを考えながら接することで、公平な判断を行う視点がより強く養われたと思います。
  • 中途社員も増え、様々なメンバーとチームを組んで業務を進めることが多くなり、同時に難しさも感じていました。この研修では個々が持つ経験を尊重し、公平にメンバーを見るための手法を学ぶことができたので、新しい自分になった気持ちでまたチームメンバーと接してみようと思います。
  • (担当者の声)この研修を企画して、良かったと思っています。受講者からの評価も良いものが多く、多様性に対する重要性や理解が深められたとのことで、組織内でのコミュニケーションや協力関係が向上し、成果に直結することを期待しています。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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