組織が持続的に変革し成長していくためには、個々を尊重し、多様なメンバーを巻き込みながら組織力の強化を図ることができるリーダーの存在が不可欠です。本研修では、自身と他人のアイデンティティについての理解を深め、公平な意思決定を行うために必要な考え方や実践方法を学びます。
学研グループ「トアス」の社員研修は、組織を強くするインクルーシブ・リーダー研修も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
具体的なリーダーシップの形について、実際の進出予定の国を見据えて考える
個人の多様性の受け止め方と、組織に活かす方法を考える
本研修では、リーダーが多様性と包括性を組織内で促進し、活用するためのスキルや知識を身につけます。組織のリーダーが個人の多様性を受け入れ、尊重することで、組織パフォーマンスの向上を図ります。
近年、VUCA時代やD&Iの促進により、様々な価値観を持つ人たちと共に働きながら会社を創り上げていく、多様性の考え方が広く浸透してきました。そのため、組織内の多様化に伴い、リーダーに求められる資質にも変化が生じています。また、既に多様化が進んでいる企業については、現場のリーダーやマネージャーから挙がる課題感として、様々なタイプのメンバーとの接し方や、組織力の強化に対する難しさが見受けられることも多いのではないでしょうか。本研修では、リーダーやマネージャー層を対象に、様々な価値観を包括しながら組織力の向上を図ることの重要性を理解し、そのための実践スキルを身につけます。多様なバックグラウンドやアイデンティティを持つメンバーを尊重しながら、包括的な意思決定やコミュニケーションを行う方法を学びます。また、バイアスに対処し、公平な判断をするためのスキル身につけることで、組織内の多様性を活かしたチームの機能を促進することを目指します。今後、さらに多様性が求められる時代においてインクルーシブ・リーダーは、組織の強さと成長を促進するために不可欠な存在となります。現在のグローバル化の流れにおいても役立つスキルを学ぶことができますので、本研修を通じて組織パフォーマンスの最大化を目指しましょう。
研修での学びを活かすために、他者の多様なバックグラウンドやアイデンティティを尊重する意識を持ちながら、日々の業務に取り組むことが重要です。意識的に異なる視点や経験を受け入れ、適切な言葉遣いやコミュニケーションスタイルを心掛けることで、メンバーが安心して参加できる環境を整えましょう。また、それぞれについて上司から定期的にフィードバックをもらうことも重要です。
インクルーシブ・リーダーシップの定義と重要性について学びます。また、多様性と包括性を組織の強みに変えるためのリーダーシップスキルと行動の具体的な要素について解説します。
自身のアイデンティティについての洞察を深めるために、個人のバックグラウンド、文化、価値観についての自己認識を高め、他者のアイデンティティへの理解を促します。
自身と他社の違いを受け入れることの重要性を学びます。また、バイアスに対処するためのスキルを学び、個人と組織に与えるインパクトを考えます。
多様な視点や意見を考慮しながら、課題やシナリオに基づいてグループで討議することで、公平な判断をするための意思決定過程を体験します。
チームの構築と運営において、多様性と包括性の視点を活かす方法を学びます。チームメンバーの多様なスキルや経験を尊重し、包括的な意思決定やコミュニケーションの方法を身につけます。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。