レジリエンス向上研修~入門編~の特徴

レジリエンスの考え方と必要性を理解し、自己効力感の醸成、ストレスへのセルフケアを習得する

「レジリエンス」の意味、重要性を認識し、試練を乗り越える力を養います。レジリエンスを支える5つの力、その力を養うポイントを学び、ストレスの要因となる物事の受け止め方を理解します。また、セルフケアの手段としてストレスの捉え方やストレスコーピングを学び、自分自身の感情のコントロールを身につけます。

レジリエンスの考え方と必要性を理解する

変化がめまぐるしい現代社会においては、レジリエンス力を養うことが欠かせません。逆風下においても、ベストパフォーマンスを維持できる人財が必要とされています。本研修では、まず「レジリエンス」の言葉の意味を知ることから始まります。そして、それを支える5つの力を理解し、ワークを通してそれぞれの力を養うポイントを学びます(自己肯定感・自己効力感・感情コントロール・人間関係・楽観性のワークから)。この5つのワークを通じて、自分自身のモノの見方が柔軟になり、自己開示力の大切さ、自己効力感に繋がる自分の強みやリソースについて、気づきが得られます。レジリエンス力のポイントを知ることで、自分自身で高めていくためのコツを理解していきます。新入社員、若手社員だけではなく、新入社員、若手社員と接する管理職、中堅社員等、幅広い年代の方に受講いただける研修となっています。
  • 対象となる階層 新入社員・ 若手社員・ 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員指定なし
  • 日程1日

こんな企業様にオススメ

  • 社員のレジリエンス(精神的回復力)を強化したい
  • 社員の自己効力感、自己肯定感を高め、自信を持って仕事に取り組んでもらいたい
  • ストレスとの上手な付き合い方を学ばせたい

レジリエンス向上研修~入門編~を行うメリット

  1. レジリエンス力を高めることで、困難な状況であっても乗り越える力が身につく
  2. 自分の強み、能力を再確認することで、仕事やチームに対して自信がつく
  3. ワークを通して社員同士が語り合うことで、相互理解を深め、風通しのよい職場環境が生まれる
本研修を受講することで、ストレスとの正しい付き合い方を知るだけではなく、自分自身を振り返り、第三者に語ることで、会社の中での自分の立ち位置を再認識し、自身のチームへの自発的な行動を促します。

レジリエンス向上研修~入門編~のゴール目標

  • レジリエンスについて理解し、逆境や試練を乗り越える力を育てる
  • セルフケア方法を学び、自身のストレス耐性を高めるコツを理解する
  • 他者の話を聞くことで、モノの見方を広げる機会にする

お問い合わせ

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レジリエンス向上研修~入門編~の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、レジリエンス向上研修~入門編~も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

若手社員に困難を乗り越える力の養い方、向き合い方を知ってほしい

知識の習得のみではなく、同期とのコミュニケーションを通して、関係性の強化を図る

カスタマイズ事例

  • 自己開示の機会
  • 振り返りを通したグループ討議

特徴

  • 「3年目」など、節目研修として設定
  • 実際に直面しうる場面設定をしたワーク内容
レジリエンスの知識だけではなく、久しぶりに集まった同期同士のコミュニケーションの場としても設定することで、ワークでも自己開示しやすくなり、日々直面する問題の共有、解決への気付きを得やすくなるような内容にしました。

管理職、中堅層向けに、必須スキルとして習得させたい

それぞれの層に合ったレジリエンス力の高め方を学ぶ

カスタマイズ事例

  • 階層別のワーク内容
  • 身近な事例を用いた講義

特徴

  • リーダー層、中堅層向けにワーク内容を変更
  • 心理的安全性を高め、チームのレジリエンスを高める
  • リーダーとしてストレスの対処法を身につける
部下を持つリーダー層や、中間層の方向けに研修内容をカスタマイズしました。部下や自分の年代が直面するストレス、チームで直面するストレスなど、様々な方向からレジリエンスを高める方法について、ワークを通して学んでいく形に変更しました。これにより、年代の違う社員やチームが直面する問題に対してどのように取り組めば良いのか、リーダーとしての視点で学びを得る場となりました。

レジリエンス向上研修~入門編~とは

本研修は、様々な事情から発生するストレスとうまく付き合いながら、心が折れることなく困難を乗り越えていく方法や対処方法を学んでいきます。仕事ではうまくいく時とうまくいかない時が必ずありますが、うまくいかない時にどのように壁を乗り超えれば良いのか、方法を知っておくことが重要になってきます。もちろん自分だけで解決する必要はなく、周囲に協力を求めることが大切です。本研修では、5つの観点(自己肯定感・自己効力感・感情コントロール・人間関係・楽観性)からレジリエンスを学習することで、上手くいかない時こそどうしたら良いのか、その方法を身につけます。

レジリエンス向上研修~入門編~の実際

本研修では、誰もが抱えている「ストレス」に対して、「レジリエンス」というテーマに基づき、その対処方法を学習していきます。具体的には、「自己肯定感」「自己効力感」「感情コントロール」「人間関係」「楽観性」といった5つの観点から講義と演習を繰り返して学習していきます。

本研修を通じて、自分はこれまでどのようにストレスと向き合ってきたのかを棚卸することで、自分なりの対処法を改めて見つめ直します。また、自分が困難な壁にぶつかった際、自分自身が成長するために学び、実力を深める経験をしてきたのかを見出すことで自己理解が深まります。さらに、自身だけではなく職場環境にも目を向けることで、上手くいかないときに、自身の周りにはどのような頼れるリソースがあるのかについても考えていきます。本研修終了時には、ぼんやりとしていた不安の解消への糸口に繋がり、今後実務で困難に直面した際も、前向きに明日への一歩を踏み出すことができるようにしていきます。

研修を受講すれば全てが解決するのか

当然ながら研修を一度受講したからといって、学習したことが全て身につくわけではありません。常日頃から研修で学習したことの中から一つでも良いので、実際に取り組んでみることが大切です。もちろん、全てを自分だけで乗り越える必要はありません。周囲に頼れることは頼りながら、職場のチームワークの向上に寄与することも期待しています。

レジリエンス向上研修~入門編~のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修目的の確認

本研修のねらいの説明を行います。目的をしっかり伝えることで、ワークへの取り組みもスムーズになります。

01

レジリエンスを高める

  • レジリエンスの考え方と重要性について

レジリエンスの意味や必要性を学び、試練を乗り越える力を養う意味を理解します。

01

レジリエンスモデル(過去から学ぶ)

  • ワーク

レジリエンスがある人を思い浮かべることでモデルを探します。また自分自身の過去の体験からもレジリエンスの要素について考えていきます。

01

レジリエンスを支える5つの力

  • 自己認識について
  • 感情の管理と楽観
  • 自己効力感を高める
  • 人間関係(人間関係における現状)

レジリエンスを支える5つの力をワークを通して理解を深めます。また、ストレスの要因となる物事の受け止め方を理解し、自身の感情をコントロールする方法を学びます。併せて、自己開示力の大切さを認識することで、「誰かを助ける存在」として、後輩への関わり方を考えます。

01

自分の強みとリソース

  • 自分の強みの発見スライドの「形」
  • リソースを考える

自己効力感に繋がる自分の強みとリソースを改めて考えます。

01

自分をケアする

  • ストレスから回復する時間を取る
  • エネルギーマネジメント
  • 日々のセルフケア
  • リズムを作る(運動・食事・睡眠)
  • 気分転換を図る

自分をケアする力として、ストレスの考え方やストレスコーピングについて考え、グループで共有することでコーピングの数を増やします。また、エネルギーマネジメントの方法としてマインドフルネスについて学び、ストレス耐性を高めます。

受講者の声

  • 1人で悩みを抱え込んでしまうタイプなのですが、ストレスとの向き合い方、セルフケアの大切さを学べました。また、自分を掘り下げて考え直すことで、内面にも目を向けることができました。有意義な時間をありがとうございました。これからも自分の気持ちに正直に、気持ちの切り替え方を意識したいと思います。
  • メンバーのレジリエンスを高め、強いチームを作っていきたいと思いました。メンバーが自信を持って働けるような職場環境や、メンバーの悩み、成長にも目を向けられるよう、日々のコミュニケーションも大切にしながら対応していきたいと思います。自分の感情にもしっかり耳を傾けたいと思います。
  • 仕事に取り組むうえで、逆境を経験することは避けられないと思うので、自分の気持ちの持ち方や消化の仕方を参考にさせていただきます。普段から意識して自分をコントロールしていきたいです。
  • (ご担当者の声)悩みを抱えながら毎日を過ごしている社員のため、少しでも解決の糸口になればと企画しました。自分の抱えている問題を共有しあうことで、受講者の表情が徐々に明るくなっていったのが印象的でした。仕事だけではなく、日々の生活にも活用できる内容だったのも良かったと思います。若手社員のフォロー研修だけではなく、全階層に対しても共通知識として研修展開したい内容となりました。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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