部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修

部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修の特徴

「対話」を通じて自足的に成長できる組織へ。1on1ミーティングを成功に導くためのコミュニケーションスキルを強化

効果的な人財育成を行っていくための方法の1つである「1on1ミーティング」について、その効果的な実施方法と必要なコミュニケーションスキルを学びます。学んだ内容の現場活用を考え、着実な実践に繋げます。

ロールプレイングやケーススタディから1on1の失敗・成功のポイントを理解する

「部下との1on1の時間が、ただの業務管理の場になってしまっている」「制度を導入したものの、きちんと定着していない」といった課題感を感じることも多いのではないのでしょうか。1on1を成功させるには、上司がそのメリットを理解し、実際の場面で活用できるイメージを持つことが大切です。そのため、本研修ではリアルなケーススタディを用いることで、実践で使えるスキルの習得を目指します。
  • 対象となる階層 中堅社員・ 管理職
  • 対応業種・業態 営業・技術・研究・ものづくり生産現場・システムエンジニア・事務
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員24名
  • 日程2日間

こんな企業様にオススメ

  • テレワークにおける職場のコミュニケーションを強化したい
  • 1on1の制度をもっと上手く機能させたい

部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修を行うメリット

  1. 「対話型」のコミュニケーションを通じて、部下が自発的に考え行動できるようになる
  2. 部下のモチベーション、エンゲージメントをアップすることで離職防止に役立つ
  3. リモート環境での職場コミュニケーションを円滑に行えるようになる
この研修を受講することによって、1on1ミーティングを効果的に行うためのスキルを習得することはもちろん、部下との日常のコミュニケーションでも活用できる考えを学ぶことで、組織全体が円滑に機能するためのヒントを得ることができます。

部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修のゴール目標

  • 部下の主体性を引き出し、エンゲージメントを高めるための「部下主体の1on1ミーティング」を学ぶ
  • 事例想定・検討を通じて、現場実践に繋げる
  • 1on1及び日常のコミュニケーションに生かせるコミュニケーションスキルを習得する

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部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

我流のやり方になっている1on1の方法を見直したい

リアルなケーススタディとプロコーチによる1on1体験の実施

カスタマイズ事例

  • ケーススタディ
  • 1on1体験

特徴

  • リアルな事例想定と検討
  • 受講者自身が1on1ミーティングを体験する
研修では、リアルなケーススタディを通じて、様々な部下に対する1on1の方法を学びます。その後、受講者自身が講師(プロコーチ)による効果的な1on1ミーティングを身をもって体感することで、受講者自身が現場での活用イメージを持ち、着実な実践に繋げます。

実際の職場での1on1ミーティング制度の成果をさらに向上させたい

受講者自身が1on1の「受け手」となる体験を通して、職場で実施中の1on1に活用する

カスタマイズ事例

  • インターバル
  • フォロー

特徴

  • インターバル期間における職場での実践
  • フォロー研修での改善と定着
はじめの集合研修の後、インターバル期間で職場での1on1ミーティングを実践します。その後のフォロー研修では、ロールプレイングを通じ互いのセッションを見せ、フィードバックをし合うことで着実にスキル定着に繋げます。

部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修とは

1on1とは、主に部下(後輩)の育成・モチベーション向上を目的とした定期的で高頻度な上司(先輩)と部下(後輩)の対話の場を言います。この研修では、この1on1をより効果的に活用し、部下の主体性を引き出すためのコミュニケーションの方法を学び、ロールプレイやケーススタディを通して必要なスキルを実践的に習得していきます。

部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修の実際

「部下主体の1on1」という考え方を中心に、様々な部下タイプを想定した実践的なロールプレイングを通して、職場での活用について考えます。

本研修は大きく以下の3つのパートで構成されています。

1.部下主体の1on1とは何か、概要やそのために必要なコミュニケーションの重要性を理解します。

2.いくつかのパターンの部下タイプ(A:意欲的な部下、B:意欲低下気味の部下C:ABの間の部下)を想定したロールプレイングを実施し、それぞれのタイプに合わせて、どのような1on1が必要なのかを、実践的に体験しながら身につけます。

3.これまで学んだ内容を実務で活用していくためのポイントについて学びます。

上記の流れを通して、効果的な1on1ミーティングを身をもって体感し、現場で感じる疑問や課題を解消する糸口をつかめるようにします。「部下は物足りない存在」「部下は管理しないと成果を発揮しない存在」「自分もこうやって成長した」という、自身のこれまでの成功体験・克服体験・実績・知識・スキル・理想などを頼りにしたマネジメントではなく、部下それぞれに合わせた1on1を実務で行えるようにします。

研修を受講すれば全てが解決するのか

当然ながら一度の研修で全てのスキルを完璧に身につけ、翌日の1on1から効果が目に見えて表れるものではないのかもしれません。しかし、少しずつでも学んだ内容を実践の場で試してみることや、難しさを感じた場合は自身だけで抱え込まず、周囲にも相談して多様な意見を得ることで、スキルを改善していくことが何よりも重要です。

同じような立場にいる同僚や上長とも上手に連携しながら、お互いに1on1のスキルを高め合い、組織全体が円滑なコミュニケーションを図ることで、部下の皆さんが生き生きと働ける環境を作ることを目指しましょう。

部下の主体性を引き出す1on1ミーティング研修のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修の目的/進行ルールの確認
  • ウォーミングアップセッション

本研修の目的や全体の進行を把握し、研修に対する参加姿勢を作ります。

01

部下の主体性を引き出す「部下主体の1on1」を学ぶ

  • コミュニケーションの質向上が生み出す効果
  • リモートマネジメントの注意すべき点
  • 一般的な1on1と「部下主体の1on1」
  • 主体性を引き出すポイント
  • 傾聴・質問のポイント
  • 効果的な指摘方法 

組織の成功循環モデルから、コミュニケーションの重要性を学びます。現代における対面、リモートでの1on1の違いを理解しながら、「部下主体の1on1」の型を身につけます。

01

ロールプレイング「部下主体の1on1」

  • 部下Aとの面談
  • 部下Bとの面談
  • 部下Cとの面談
  • 相互フィードバック

「意欲的な部下」「意欲低下気味の部下」「それぞれの間にある部下」という3タイプを例に、ロールプレイングと相互フィードバックを行い、スキルを高め合います。

01

日常コミュニケーションへの活用

  • 職場での活用① ~裁量を持たせる
  • 職場での活用② ~キャリア形成・動機付け
  • 職場での活用③ ~自ら考え行動する業務指示

部下の裁量を持たせるための関わりや、動機付け、自ら行動する業務指示について学び、日常でのさまざまなコミュニケーションに生かせるヒントを得ます。

01

事例を学ぶ

  • 事例想定・検討
  • 質疑応答・検討

「こんなときどうする?」の事例を想定・検討し、対処方法を学ぶことで実践力を養います。質問を通じてマネジメントのポイントを体感し現場活用に繋げます。

01

まとめ

  • 現場活用を考える

研修のまとめ、感想共有、質疑応答などを行います。

受講者の声

  • 今まで我流で面談を行っており、「聞かれる経験」「引き出される経験」をしたことがなかったが、今回初めてプロの1on1を経験したことで、「ああ、自分の大切にしていることが引き出されるってこういう感じなんだ」と体験でき、心地よい感覚を覚えました。部下にこの感覚を味合わせてあげたいです。
  • 普段の業務で、面談や1on1の場面はありますが、ほとんどが仕事の進捗管理になってしまいがちでした。本当の意味での1on1の目的を理解し、部下のモチベーションをアップさせる時間にしていけるように、この学びを生かしたいと思います。
  • いろんなパターンのロールプレイがあり、自身の部下をイメージしながら取り組むことができました。自分ができていると思っていたところでも、他の方のやり方や意見を聞くことで参考になる部分も多くあったので、さっそく次の1on1で試してみたいと思います。

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トアスで社員研修を行うメリット

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人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

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講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

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