コーチング研修(技能職向け)

コーチング研修(技能職向け)の特徴

人財育成の必須スキル!現場指導員に特化した実務に生かせるコーチング

技能職に特化したコーチングスキルについて、演習を中心に実践的な形で学びます。コーチングの基本スキルから、技能職によく見られる傾向や課題感を取り入れたケーススタディを通して、指導者に求められるコミュニケーションスキルや、相手のモチベーションを高めながら、メンバーを動かしていくためのコーチングスキルを身につけます。

コーチングに必要な4つのスキルを実践的に身につける

社会、経済、テクノロジー、文化などの変化によって、個人や組織が直面する問題や課題も多様化しています。このような変化の速さと複雑さに対応するために、単なる指示や命令ではなく、相手の思考や行動を引き出し、自己解決力、自律性を高めるアプローチが求められています。そこで、本研修では部下やチームメンバーの能力を最大限に発揮させる為に注目されている手法である「コーチングスキル」を、実践的に身につけていきます。コーチングスキルを身につけることで、結果的に一人ひとりの可能性を広げ、組織の活性化に繋げることができます。本研修では、現場で実際に起こり得る場面を想定したケーススタディを通じて、実務に活かせるようにしていきます。
  • 対象となる階層 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 技術・研究・ものづくり生産現場・システムエンジニア
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員18名
  • 日程1日間

こんな企業様にオススメ

  • コーチングスキルを習得し、効果的な人財育成ができるようになってほしい
  • 現場職向けの事例を活用したコーチング研修を実施したい

コーチング研修(技能職向け)を行うメリット

  1. 職場内のコミュニケーションや連携を活性化させることができる
  2. メンバーやチームの行動変容を促すことができる
  3. 上司と部下との信頼関係の構築に繋げることができる
コーチングスキルの基礎を学び、ロールプレイングなどを通して実践的に身につけることで、メンバー個々との信頼関係を構築できるようにします。本研修で学んだコーチングスキルを活用することで、職場内でのコミュニケーションの活性化や、メンバーの行動変容を促すことで、効率的に効果が出せる組織づくりに繋げます。

コーチング研修(技能職向け)のゴール目標

  • メンバー個々を自主的に動かすための指導方法や、動機付けの方法を身につける
  • 現場で役立つコミュニケーションの実践的なスキルを習得する
  • 風通しの良い職場環境や生産性の向上に繋げる

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コーチング研修(技能職向け)の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、コーチング研修(技能職向け)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

人がついてくる上司になってほしい

メンバーとの信頼関係構築のためのコーチングを学ぶ

カスタマイズ事例

  • コミュニケーションタイプ診断
  • 実務での活用

特徴

  • これまでのコミュニケーションを振り返る
  • 自身のコミュニケーションタイプを知る
  • 実践的なロールプレイングとフィードバック
職場内でアンケートを取ったところ、「背中を見て学べ」タイプの上司が多く、部下としては「質問することを億劫に感じて、どのように動けばよいのか分からない」という不安を抱えていることが多くありました。この結果を踏まえて人事の方が離職率の増加を懸念して、本研修を実施しました。コーチングスキルを効果的に学ぶために、自身がこれまでどのようにメンバーとコミュニケーションを取っていたのかを振り返り、自身のコミュニケーションタイプを理解しました。また、講義を通してコミュニケーションタイプ別に、効果的なコミュニケーション方法を学び、ロールプレイングを通して部下に対する一連のコーチングスキルを身につけました。

スピード感を持ち、確実に目標を達成できるようになってほしい

マネジメントとしてのコーチングスキルを学ぶ

カスタマイズ事例

  • 傾聴スキルの強化
  • 実践トレーニング

特徴

  • 傾聴スキルに比重を置いた、コーチングの基本原則への理解
  • 実際のコーチングセッションを体験
コミュニケーションを不得意に感じている方が多く、「管理職として個々のメンバーとの向き合い方が分からない」という課題が社内で挙がっていました。そのため、自分の要望を相手に伝えることが難しく、動きに遅れが生じることで結果にも乖離が起こってしまうこと状況が多々ありました。そこで、本研修を通じてメンバー個々の特性を理解し、相手の視点に立って話を進めるためのコーチングスキルを中心としたカリキュラム構成としました。従業員の悩みに耳を傾け、対等に話せるようになるために、実際にコーチングの一連の流れを演習を通じて経験し、個々のメンバーの潜在能力を引き出すコーチングスキルを身につけました。

コーチング研修(技能職向け)とは

技能職の方に想定されるケーススタディを通じて、コーチングのスキルを身につけます。コーチングの基本である4つのスキル(傾聴・ペーシング・承認・質問)を、講義だけではなく、グループディスカッションやワークを通して、実務内で活かせるようにしていきます。また、自身の現状やコミュニケーションタイプを分析していくことで、自分や相手に合わせた効果的なコーチングスキルを学びます。

コーチング研修(技能職向け)の実際

技能職の方に特化したコーチングスキルを学びます。職場マネジメントの効果を向上させ、組織の生産性を高めるために、職場のメンバーと信頼関係を築きあげていくための考え方やスキルを身につけます。基本的なスキルを学ぶだけではなく、「なぜコーチングスキルが重要になるのか」といった背景的な部分(企業を取り巻く環境や、人財育成の重要性など)から入ることで、コーチングスキルを学ぶことで生まれる効果を理解し、研修への参加姿勢を高めます。

また、よく混同しがちな「ティーチング」と「コーチング」の違いについても触れることで、コーチングスキルが効果を発揮する活用場面や活用法について理解を深めます。

活用法について学んだところで、人財育成に必要なコーチングの基本スキルである「傾聴(相手を理解することで信頼関係を構築する)」「ペーシング(相手が安心して話すことができる状況をつくる)」「承認(相手の存在を認めることで効果的にこちらの考えを伝える)」「質問(相手の話を引き出す)」スキルを理解します。ただ単にコーチングに必要なスキルを理解するだけではなく、演習を通じてコーチングの場面を一通り経験することで、実践的にコーチングスキルを身につけ、実務に活かせるようにします。

研修を受講すれば全てが解決するのか

本研修を受けることで、すぐにコーチングスキルが確実に身につくわけではありません。実際に活用できるレベルまで落とし込む為には、日々部下と接する際に本研修で学んだコーチングスキルを意識しながら実践することが大切です。

「自分はコミュニケーションが苦手だからできない」「元々内向的で大人しい性格だから仕方がない」ではなく、まずは「相手に目を向ける」という意識を持つことが大切です。

本研修を通じて、相手に「動こう」と思わせることができるような言葉がけ、コーチングスキルを身につけ、現場でアウトプットしていきましょう。学んだことを繰り返しアウトプットすることで、チームがより効果的に動くことに繋がり、少しずつメンバーの「育成」に対する面白さに気づくことができるはずです。実務内で繰り返すことで、確実にスキルは定着していきますので、失敗を恐れず積極的にチャレンジしていきましょう。

 

コーチング研修(技能職向け)のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修のねらい
  • 自己紹介

研修の目的や進め方を確認していきます。また、グループでワークを行うため、自己紹介を行います。

01

現状の振り返り

  • 職場のコミュニケーションを振り返る
  • 自身のコミュニケーションを振り返る

職場内、自身のコミュニケーションの課題やそれに対する解決策を、グループディスカッションを通じて考えていきます。また、フレームワークを用いて、自身のコミュニケーションを客観的に振り返ります。

01

コーチングとは

  • リーダーのスタイル
  • コーチングとティーチングの違い
  • コーチングの基本スキル

コーチングスキルの基礎を身につけます。コーチングが求められる背景から具体的に求められるスキル(傾聴・ペーシング・承認・質問)を学びます。

01

コーチング演習1

  • 部下との対話
  • ペアロールプレイング
  • フィードバック

「消極的な部下」「年上の部下」などのケーススタディを通して、コーチングのスキルを活用しながら対話を行います。

01

  • 部下に合わせたコミュニケーションスキルの向上

演習1を通しての気づきも含めながら、部下のタイプ別に合わせたコミュニケーション法への理解を深めます。

01

コーチング演習2

  • 自分の部下との対話
  • ペアロールプレイング
  • フィードバック

ペアの相手に自身で設定した部下役になってもらい、実際の部下と想定して実践的に対話を行います。

01

研修のまとめ

  • 総まとめ
  • 振り返り

研修の総まとめと振り返りを行い、終了です。

受講者の声

  • コーチングという概念を初めて知りましたが、とても丁寧に教えていただきわかりやすかったです。ロールプレイングでは少々つまずいた部分もありましたが、講師の方が親切にフォローしてくださったので、積極的に取り組むことができました。
  • どうしても自分の経験ありきで部下と接していたが、それでは部下と上手く関係性が築けないことに気がつけた。自分のコミュニケーションタイプだけではなく、部下のタイプを考えるきっかけになったので、少しずつ現場で活かしていこうと思った。
  • コーチングを行っていた「つもり」になっていたことが分かりました。基礎から学び直すことができたので、心機一転メンバーと日々接していこうと思います。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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