技能指導力強化に有効な訓練法である「TWI」についての理解を深めます。作業指示書の作成から具体的な部下に対する指導法について、背景から学び、演習を中心に実践的な形で身につけていきます。
学研グループ「トアス」の社員研修は、指導力強化研修(技能職向け)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
作業指示書の作成や指導スキルを学ぶことで、現場の指導スキルの向上を図る
指導の基本とOJT演習の実施
本研修は、現場のリーダー(次期リーダーを含む)や、管理職の方を対象にしています。指導する立場として必要な基本姿勢や作業指示書の作成術、OJTを成功させるためのポイントなどを実践的に学ぶことができます。また、指導スキルを鍛えることはもちろん、現場で起こりがちなケガ・事故・トラブルなどの災害防止を図るための指導法を学びます。指導する立場としての力量を向上させ、組織として一貫性をもたせた指導を行えるようになるようにします。
少子高齢化の進行により、慢性的な人材不足や長年の経験による技術やナレッジの継承が進んでいないことにより、若い世代の技術者教育が上手くいっていない企業が目立ちます。また、現在の管理職やリーダークラスの方は、上司から教えられるのではなく、「背中を見て学ぶ」という意識を持っている方が多い傾向にあります。そのため、若い世代に対しての指導やコミュニケーションに課題を抱え、結果として人材育成のみではなく、離職率の増加にも繋がってしまいます。
本研修は、現場のリーダー(次期リーダー含む)や管理職である技術職の方を対象として、指導する立場としての基本姿勢や役割、OJTを成功させるためのポイントなどを、演習を通じて実践的に学びます。本研修を通して、教えるスキルや若手のものづくりに対するスキルを高めるのみでなく、製造現場で重要になるケガ・事故・トラブルなど災害を無くすことにもつなげることができるようにします。指導力を強化することで、正しい教え方を身につけることはもちろん、指導する立場としての指導力の強化や均一化を図ります。
本研修の受講後は、実際に学んだ内容を実務内で積極的にアウトプットすることが大切です。そのためにも、受講者の学習姿勢や実務内の実践に対して、定期的に上司はフォローアップ行うことが大切です。また、学んだスキルや知識を実践する機会や環境を用意し、フィードバックを行うことも、学習効果を高めるために有効です。
本研修のねらいの確認と、グループワークになるので全員の自己紹介を行います。前提となるねらいを全員が把握した上で開始することは重要です。また、前提として指導員としての役割の理解を図ります。
人材育成の手法とポイントや注意点を学びます。また、OJTの進め方や効果的な指導方法について理解します。
指導を受ける側の気持ちや、指導するうえでの行動・態度について考えます。
受講者同士でペアを作り、指導実習を進め、指導の仕方を学んでいきます。2回の実習を通して指導者としての自覚と自信をつけていきます。
効果的に実務で指導を行うために、指導計画書や作業指示書の作成を行います。
本研修での学びや今後の展望を発表します。また、総合的なまとめを行います。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。