ロジカルファシリテーション研修 実践編

ロジカルファシリテーション研修 実践編の特徴

会議などで活用するための「意思決定のスピードアップ」と「納得性を高めるファシリテーションスキル」を学ぶ

リモートワークが浸透したことで、会議進行の難易度が高まっています。また、会議では意思決定までの過程において「論理的な的確さ」と「感情面での納得感」を両立させる必要があります。本研修では、会議をより円滑に進めるための話の整理法や質問の仕方を身につけ、事前準備から会議後のフォローまでの一連の流れを学習します。

会議進行で重要な「的確な論理力」と「感情面での納得感を両立させるスキル」を習得する

リモートワークが浸透したことで、参加者の表情や反応を伺いながら進めることが難しくなってきています。「目的が無い」「ゴールに到達しない」といった会議が増え、終了後は決定事項を誰も理解していない状態に陥ってはいないでしょうか。本研修では、意思決定のスピードアップを図ると同時に、参加者の納得感を高めるためのファシリテーションスキルを学習します。
  • 対象となる階層 若手社員・ 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員15名
  • 日程1〜2日間

こんな企業様にオススメ

  • 適切に「課題」「問題」「ゴール設定」を行い、有意義な会議を実施したい
  • 会議を進行する中で、状況に合った質問や投げかけのバリエーションを増やしたい

ロジカルファシリテーション研修 実践編を行うメリット

  1. 会議での意思決定が早まり、組織としての生産性が向上する
  2. 納得感を持ち会議に参加できるようになることで、終了後のアクションが円滑に実行される
会議の目的は「実施すること」ではなく、「意思決定を行い次のアクションに繋げていくこと」にあります。リモートワークが浸透し、いつでもどこでも気軽に会議ができるようになった一方で、会議自体の難易度は高まっています。本研修では、会議での意思決定のスピードアップと納得性を高めるファシリテーションスキルを学びます。

ロジカルファシリテーション研修 実践編のゴール目標

  • 会議におけるプロセスマネジメントが理解できる
  • 会議をより建設的に進めることができる
  • 会議の結論が確実に実行され、成果に結び付くようになる

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ロジカルファシリテーション研修 実践編の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、ロジカルファシリテーション研修 実践編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

会議で参加者の納得性を高めたい

感覚的ではなく、論理的なファシリテーションができるようになる

カスタマイズ事例

  • 論理
  • 納得性

特徴

  • 着実なプロセスを踏んだ会議の進行
  • 会議参加者の納得度が高まる
会議参加者の「納得度の向上」に軸を置き、論理的思考をベースにしてカリキュラムを設定しました。通常のロジカルファシリテーション研修では「論理」と「感情」の両軸を意識したものとなりますが、本事例では会議で論理性を重要視される研究職を対象として実施したため、通常よりも論理についての講義と演習に比重を置いた構成にしました。

メンバーの参加意識が高まるファシリテーションを実施したい

特定の参加者しか発言しない会議であっても、質問や投げかけができるようになる

カスタマイズ事例

  • 質問
  • 納得性

特徴

  • 参加者から積極的に話を引き出すためのコツを身につける
  • 参加者の納得度が高まる
本事例は、普段から特定のチームで動いている方々を対象として実施しました。普段ファシリテーション役を担うリーダーの方以外のメンバーにも実際にファシリテーション役を体験いただきました。メンバー全員がファシリテーションを行うことができるようになることに加え、日頃ファシリテーション役を担うリーダーの苦労も共感する場となり、特定の発言者のみではなくメンバー全員の参加意識が高まることにも繋がりました。

ロジカルファシリテーション研修 実践編とは

本研修は、意思決定へのスピードアップを図り、会議参加者の納得性を高めるスキルを学習することができます。どうしても会議では決定事項や、動いてもらいたいことを上から目線で伝えるだけでは「コト」を前に進めることができません。それは正しい論理であっても同様です。そこで、本研修では、論理と感情をどのように結び付け、メンバーを巻き込んでいくための勘所を押さえることができます。

また、これらのスキルを身につけるためには単純な講義ではなく、実践が重要となります。そのため、研修内で実際にファシリテーションを行い、講師からフィードバックを受けることで、現場で活かせるスキルを身につけられる設計となっています。

ロジカルファシリテーション研修 実践編の実際

本研修では、ファシリテーションスキルを軸にしたコミュニケーションの手段を身につけることができます。普段の業務において、単なる会議の司会を「ファシリテーション」と呼んでしまうことは多々あるのではないでしょうか。しかし、「ファシリテーション」とは前に進めるといった意味があり、あくまでも会議や「コト」を効果的に進めていくことに意味があります。それを踏まえると、主にファシリテーションは会議で使われることが多々ありますが、その会議というものは生ものです。単にファシリテーションの知識があるだけでは成り立ちません。そこで「講義・ミニ演習・ケーススタディ」のパートで本研修は構成されています。基本的なことを講義で学習し、学んだ内容についてミニ演習を通じて試していただきます。最後に、ケーススタディを通じて、学習した内容を実践することで、「どのように使えばいいのか」「使った結果としてどのようなアウトプットに繋がるのか」といった部分を経験していただきます。多様な演習を数多く組み合わせたコース構成のため、無理なく楽しみながら実力アップを図れる内容です。そして、現場での活用までを見据えた研修としているため、現場でもスムーズにファシリテーションができるようになっていただけます。

研修を受講すれば全てが解決するのか

研修を受講して直ぐに全てが円滑に進むわけではありません。研修を通じて得た学びを職場で実践していただくことで、少しずつ周りの反応や会議体の質の向上が実感できるようになるでしょう。

また、職場で実践するためには、個人の取り組みだけではなく職場の理解や周りのサポートも不可欠な要素になります。特に上長の方に本研修を理解いただくことは職場で実践するうえでは欠かせません。周りを巻き込むためにも、研修前に上長と研修内容の確認や、研修後には社内メンバーへ学びを共有する機会を設けることもお勧めします。

ロジカルファシリテーション研修 実践編のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修の進め方/基本的な考え方

会議体において、意思決定のスピードアップと参加者の納得性が重要であることを学習します。

01

問題解決のプロセス(ファシリテーションスキル1)

  • 演習「ミニ問題解決」
  • 会議前の準備と会議後のフォロー

演習を通じて、問題解決プロセスの一連の流れを学習します。

01

思考技術(ファシリテーションスキル2)

  • グループ化して整理する
  • 演習「遅くて一台しかないエレベータ」
  • 構造化の手法
  • 構造化の練習問題
  • 事前準備のポイント
  • 演習「小さな事業戦略」

演習を通じ、得られた情報を整理することで構造化する技術を学習します。

01

対人技術(ファシリテーションスキル3)

  • 非言語コミュニケーションの大切さ
  • 質問のポイント
  • 演習「質問練習」

論理力だけではなく、対人関係の中で非言語コミュニケーションの大切さを学習します。

01

応用トレーニング

  • 対立をしたときの関り
  • ケース「会議・ミーティングでの対立をどう乗り越えるか」
  • 演習「ファシリテータは様々なフレームワークを使って問題解決する」
  • 発表

会議体で参加者の意見が対立した場合の乗り越え方を考え、発表します。

01

職場での実践に向けて

  • 会議の種類と進め方
  • 演習「会議の改善案」の検討

職場での実施に向けて会議の種類と進め方を理解し、演習を通じて学習内容を実践します。

受講者の声

  • 会議を進行する際、なかなか上手くまとまらず、時間をムダに費やしてしまうことが多いため、大変参考になりました。
  • 納得できる内容でスムーズに頭に入りました。意識していた部分、していなかった部分が明確になり、勉強になりました。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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