リモートワークが浸透したことで、会議進行の難易度が高まっています。また、会議では意思決定までの過程において「論理的な的確さ」と「感情面での納得感」を両立させる必要があります。本研修では、会議をより円滑に進めるための話の整理法や質問の仕方を身につけ、事前準備から会議後のフォローまでの一連の流れを学習します。
学研グループ「トアス」の社員研修は、ロジカルファシリテーション研修 実践編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
感覚的ではなく、論理的なファシリテーションができるようになる
特定の参加者しか発言しない会議であっても、質問や投げかけができるようになる
本研修は、意思決定へのスピードアップを図り、会議参加者の納得性を高めるスキルを学習することができます。どうしても会議では決定事項や、動いてもらいたいことを上から目線で伝えるだけでは「コト」を前に進めることができません。それは正しい論理であっても同様です。そこで、本研修では、論理と感情をどのように結び付け、メンバーを巻き込んでいくための勘所を押さえることができます。
また、これらのスキルを身につけるためには単純な講義ではなく、実践が重要となります。そのため、研修内で実際にファシリテーションを行い、講師からフィードバックを受けることで、現場で活かせるスキルを身につけられる設計となっています。
本研修では、ファシリテーションスキルを軸にしたコミュニケーションの手段を身につけることができます。普段の業務において、単なる会議の司会を「ファシリテーション」と呼んでしまうことは多々あるのではないでしょうか。しかし、「ファシリテーション」とは前に進めるといった意味があり、あくまでも会議や「コト」を効果的に進めていくことに意味があります。それを踏まえると、主にファシリテーションは会議で使われることが多々ありますが、その会議というものは生ものです。単にファシリテーションの知識があるだけでは成り立ちません。そこで「講義・ミニ演習・ケーススタディ」のパートで本研修は構成されています。基本的なことを講義で学習し、学んだ内容についてミニ演習を通じて試していただきます。最後に、ケーススタディを通じて、学習した内容を実践することで、「どのように使えばいいのか」「使った結果としてどのようなアウトプットに繋がるのか」といった部分を経験していただきます。多様な演習を数多く組み合わせたコース構成のため、無理なく楽しみながら実力アップを図れる内容です。そして、現場での活用までを見据えた研修としているため、現場でもスムーズにファシリテーションができるようになっていただけます。
研修を受講して直ぐに全てが円滑に進むわけではありません。研修を通じて得た学びを職場で実践していただくことで、少しずつ周りの反応や会議体の質の向上が実感できるようになるでしょう。
また、職場で実践するためには、個人の取り組みだけではなく職場の理解や周りのサポートも不可欠な要素になります。特に上長の方に本研修を理解いただくことは職場で実践するうえでは欠かせません。周りを巻き込むためにも、研修前に上長と研修内容の確認や、研修後には社内メンバーへ学びを共有する機会を設けることもお勧めします。
会議体において、意思決定のスピードアップと参加者の納得性が重要であることを学習します。
演習を通じて、問題解決プロセスの一連の流れを学習します。
演習を通じ、得られた情報を整理することで構造化する技術を学習します。
論理力だけではなく、対人関係の中で非言語コミュニケーションの大切さを学習します。
会議体で参加者の意見が対立した場合の乗り越え方を考え、発表します。
職場での実施に向けて会議の種類と進め方を理解し、演習を通じて学習内容を実践します。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。