インスピレーションポート(他社合同形式)

インスピレーションポート(他社合同形式)の特徴

他社との混合チームで実在する地域課題に取り組むことで、価値創造のプロセスを体感する

価値を創造する過程で必須スキルである「発散と収束」や、それらをチームとして高めていく「ファシリテーション」、地域の真の課題を追求していくために必要な「共感力」等を、実践を通して鍛えていく研修です。

新たな価値を創造するためのプロセスを体感する

「VUCA時代」と呼ばれる現代社会では、日々変化し続ける社会や顧客のニーズを的確に捉え、新たな価値を創造し、提供できる人材の育成が急がれます。本研修では、海外または日本に実在する地域の課題を扱い、価値創造をチームで生み出すことを目的とした、発散と収束のプロセスを体感いただきます。(For abroad:対海外のお客様、For Japan:対国内のお客様)
  • 対象となる階層 新入社員・ 若手社員・ 中堅社員・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員5名× 3〜4社
  • 日程2日間(事前課題あり)

こんな企業様にオススメ

  • 社員に社外への視点や、お客様視点を高めてほしい
  • 異業種交流体験から新しい価値を創造したい

インスピレーションポート(他社合同形式)を行うメリット

  1. バックボーンの異なる他社との混合チームで課題に取り組むので、1つの枠に留まらない発想を生むことができる
  2. 正解が用意されていないため、受講者自らが答えを作り出す過程を体験できる
  3. 実地域の課題を対象としているため、受講者の研修への本気度も高まり、社会課題への解決にも寄与できる
本研修では、普段関わることのない他社の受講者とチームを組むことで、自社員同士だけではできていない発想や、考え方に気がつくことが可能です。また、自社の顧客のみではなく、日常では気がつくことが難しい「社外への目の向け方」「アンテナの立て方」「意識の変化」を感じ取っていただきます。地域や社内の課題を身近な意識に置き換え、アイデアを形にしていく力をつけます。

インスピレーションポート(他社合同形式)のゴール目標

  • 社会的ニーズや顧客の潜在ニーズの捉え方を理解する
  • ニーズを満たすために必要な、新たな価値創造の思考プロセスを理解する
  • オンライン上での効果的なチームタスクの進め方を理解する

お問い合わせ

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インスピレーションポート(他社合同形式)の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、インスピレーションポート(他社合同形式)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

他流試合形式の研修を通じて、自分の殻を破ってほしい

直接会える機会が少ないクライアントに対して、与えられた時間内で関係性の強化を図れるようになる

カスタマイズ事例

  • 他社との混合チーム
  • 様々な知見に触れられる場

特徴

  • 他社の優秀な社員からの大きな学び
  • 他社と自社との違いを肌で感じ取れる
他社メンバーとの混合チームのため、今まで自社内において自信を持っていた受講者の方からも、「まだまだ自分は井の中の蛙であるということが理解できた」という声も多く出ています。また、他社メンバーから得た多くの新しい知見は、その後の業務に活かされています。

長期間地域に寄り添うことで、現場での実行力を高めたい

短期の研修だけでなく、定期的に地域とかかわることで「コト」を起こすところまでフォローをする

カスタマイズ事例

  • 長期間の地域への関わり
  • 実際の「コト」を起こす

特徴

  • 長期にわたる「コト」を起こすために地域との関わりを用意
  • 社内では体験しづらいアイデアから事業化に関われる
  • リアルな顧客の声に耳を傾けることで、共感力が培われる
会社の中ではどうしても1から事業を興すという経験ができません。しかし、今後のDX時代を見据えると、新規事業やサービスを作っていくという力は各企業で求められてきます。そういった時に、地域で課題を抱えている企業や団体を長期で支援する形をとることで、事業創出の一連のプロセスを体験できる場を設けました。どうしても研修だけだと、本気度が上がりきらず胆力を磨くことが難しい状況がありました。長期で本気の課題をもつ地域と関わり、真剣に向き合い、「コト」をつくるプロセスを体験することで、実際の現場での胆力を上げることに繋げました。

インスピレーションポートとは

VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)時代と呼ばれる現代で、変化していくニーズを捉えることができる人材の重要性が高まっています。

そのため、現代では変化する外部環境への対応スピードが企業の価値を左右します。

本研修では、新たな価値を創造するビジネスパーソンに成長するための「きっかけの場」として企画を行いました。DX化やコロナ禍で新たな価値の想像を求められる全てのビジネスマンに寄与することを目的にしています。

本研修は、他社の受講者との混合チームで実施するため、余計なバイアスがかからず、課題について本音で議論することができます。

様々な立場や考え方を持つ人と、相手の意見を否定しない自由な議論を交わすことで、新しいビジネスアイデアの創発へと繋がります。

また、実際の地域課題に取り組む団体と共同で進めていくことで、より身近に相手の価値を創造していきます。

インスピレーションポートの実際

本研修は、自社ではなく他社との混合チームを組むことで、社風の違いや業種の違いを超えた点から様々な気づきを得られます。

本研修の進め方としては、

まず初めに、ある実在する地域の企業や団体から受講者に、実際に抱えている現場の課題を提示します。その際、受講者は各自で取り組みたい課題を選択していただきます。混合チームの編成は、受講者が各自で選択した課題に応じて組まれます。

研修中は、各団体の担当者にインタビューを行い、課題に対して苦労されている点や、現地の状況等を確認していきます。その後、都度チームで集まり、「課題に対してどのように取り組んでいくのか」「どのような施策が取れるか」など、チームごとにアイデアを出し合います。ほぼ受講者全員が初めて会う他業種、他社の社員であるので、自社の意見に引きずられることなく発言や議論に参加することができます。

課題を抱えている団体に対してどのようなアイデアを提供できるのか各チーム内で議論を重ねる中で、現場のリアルな声にも後押しされるため、研修に本気で向き合い、考える場が生まれます。また、アイデアを創出するために「デザイン思考等のフレームワーク」についても学んでいきます。
このように、リアルな社会課題を持つ人にヒアリングやアイデアの壁打ちを通じ、自社や他社のリソースを統合することで、最終的なサービスアイデアを創出していただきます。

本研修を受講いただくことで、新たな価値を創造する際の思考プロセスの理解や、社会的のニーズ、顧客の潜在ニーズの捉え方を理解することができます。さらに、オンライン上でのチームタスクの進め方についても強化することができます。

研修を受講すれば全てが解決するのか

本研修を受講しただけで、次の日からスムーズに社内のアイデア創出に繋がる提案ができる訳ではありません。

受講後に受講者ご自身の社内状況に目を向け、顧客の声をしっかりと聞く姿勢ができている状態で、日々の業務を通じて繰り返し学んでいくことが必要です。本研修で学んだことを忘れずに、都度フィードバックを行いながら日々を過ごすことが近道と言えるでしょう。

インスピレーションポート(他社合同形式)のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修のねらい
  • 自己紹介

本研修のねらいの確認、進行について説明を行います。また、他社との混合チームでの実施となるため、参加者同士で自己紹介を行います。

01

1回目のインタビュー

  • インタビュー
  • グループ討議(作戦立て)

国内外の、課題をもつ地域の方へインタビューを開始します(1回目)。
現地の方の「生の声」を直接確認することで、その地域に潜む問題を深掘していきます。インタビュー後は確認できた情報をグループで共有し、2回目のインタビューへ向けて準備を進めます。

01

2回目のインタビュー

  • インタビュー
  • グループ討議(課題探索)

インタビュー2回目を実施します。2回目の質問では、初回のインタビューの回答を基に、更にチームで練り込んだ質問を行います。インタビューを通じ、その地域の解決すべき問題や真のニーズについてチーム内で考え、特定します。

01

アイデア出し

  • グループ討議(解決策)

チームで特定した問題やニーズに対する解決策について、チームでアイデア出しを行います。この際、躊躇することなく、発散しきることが大切です。

01

3回目のインタビュー

  • 対話
  • アイデア選定

出てきたアイデアを絞り込み、現地の方からのフィードバックを通じることで、アイデアを選定します。

01

4回目のインタビュー

  • アイデアへフィードバック
  • プレゼン準備

アイデアを皆で共有し、再び現地の方からフィードバックを受けます。受けたフィードバックを基にアイデアを修正し、発表に向けたプレゼンテーションの準備を行います。

01

プレゼンテーション

  • アイデア発表
  • 振り返り

チームでつくり上げた問題解決のための提案を、現地の方に向けてプレゼンテーションを行います。
講師、現地の方だけでなく、他チームのアイデアやプレゼンテーション方法を見学することで、自らへの気付きにも繋がります。

受講者の声

  • これまでの研修では架空のケースを課題に取り組むことがほとんどでしたが、この研修は実際に存在する地域の具体的な課題に取り組むことができ、非常に勉強になりました。リアル感があってとても面白かったです。
  • 社会課題解決はビジネスを考える上でこれから更に重視しなくてはいけないとわかっている中、地域を背負って励む方々の「熱意」に実際に触れる機会は非常に貴重な経験でした。
  • デザイン思考という普段使うことのないフレームワークを学べたことは有意義でした。また、他社の方の思考や進め方に触れることができ、吸収できるものが多かったです。
  • (担当者の声)実際の地域の方との研修は、受講者にとっても新鮮だったようで、より身近な課題として捉えられたようでした。他社との混合チームというのも、見学している側としても、切り口や考え方の違いを知ることができ、受講者と共に非常に勉強になりました。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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