イノベーションポート(他社合同形式)

イノベーションポート(他社合同形式)の特徴

イノベーションを起こし、進めていくためのスキル・マインドを他社交流型で実践的に体得する

様々な業種業態の方と交流をしながら、各チーム(他社との混合チーム)で実際にイノベーションに繋がるアイデアを考えていただきます。大小問わず考え出したアイデアを、
特定テーマのスペシャリストによる講演も取り入れ、形にしていきます。
本研修はインターバルを挟みながらの計5日間で行い、イノベーションを創造していただく通常とは一味違った体験型の研修です。

イノベーション創出のためのスキル・マインド醸成

イノベーションと言っても、「どのような視点で考えればいいのか」「考えたことをどのようにまとめればいいのか」「自分のアイデアはイノベーションと呼べるのか?」など、1人では見過ごしがちなアイデアや、日々の業務で流されやすい頭に浮かんだアイデアを皆で共有し、考え、形にする一連のプロセスを体感いただきます。
  • 対象となる階層 新入社員・ 若手社員・ 中堅社員・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員6名×3~4社
  • 日程全5日間(期間は約6カ月)

こんな企業様にオススメ

  • イノベーションのプロセスを体感させたい
  • 組織の土壌を変えていきたい
  • 他社との交流を通じて、新たなアイデアや考え方を学ばせたい

イノベーションポート(他社合同形式)を行うメリット

  1. 受講者1人1人に考える機会を与えることで、「イノベーション」という言葉を自分ごと化できる
  2. 他社のイノベーティブな人財との交流を通じ、意識の改善や新しい視点、関係が生まれる
  3. アイデアを形にするスキルや、周囲へ働きかける力を身につけられる
本研修では他社のイノベーティブな人財と関係性を構築することで、「自社意識」や、「どのようにアイデアを広げていくのか」など、新たな発見を生むための種を散在させています。特定テーマに関するスペシャリストを招いた講演や他社の受講者との会話も新たな刺激となり、自社チームのみで行う研修よりも、さらに多くの気づきを得られます。

イノベーションポート(他社合同形式)のゴール目標

  • 異業種の方との交流を通じて人脈を形成し、多角的な視点を獲得する
  • 会社全体を巻き込み、イノベーションを起こすための土壌を醸成できる人財となる
  • 小さなアイデアに対しても目を向ける意識を育てる

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イノベーションポート(他社合同形式)の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、イノベーションポート(他社合同形式)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

イノベーションを起こすために必要な企業風土の醸成をしたい

本研修への参加メンバーだけでなく、自社内でイノベーション起こす風土への喚起に繋げたい

カスタマイズ事例

  • 研修後に社内共有の場を設定
  • 受講メンバー以外への働きかけ

特徴

  • 研修の様子を動画で撮影し、社内へ共有する
  • 研修受講者から自社内へ、波及効果を意識した受講後の取り組み
本研修への参加を通して、受講者のイノベーションに繋がるスキルを身につけました。また、撮影した研修内の様子を社内で共有し、本研修で学んだことを受講者のみではなく、他の社員の方々の学びにも繋がるよう共有を行いました。本研修を起点に、社内でイノベーションについての会話が起こるような風土の醸成を行いました。

他社のイノベーティブな人財との繋がりを持たせたい

他社との社風や考え方の違いに触れ、自社のイノベーションへの考え方や取組姿勢に変化をもたらせるようになる

カスタマイズ事例

  • 他社受講者との懇親機会
  • 研修終了後も交流が続く仕組み

特徴

  • 同じ目的を持って研修に参加した他社受講者との関係性の構築
  • 研修終了後も、受講者同士が連絡を取り続けられる仕組みの設定
自社の社員が日常の業務に追われ、外を見ることができていないと考えた人事部の方が、イノベーションポートの採用を決定しました。特に、「他社の優秀なイノベーション人財と関係性を作ってほしい」というオーダーがあったことで、受講者同士の関係づくりについては研修後の懇親会のみではなく、メンバー間でのSNSも作成し、研修終了後にも連絡を取り続けられる状況をご用意しました。自社内で固まるような設計ではなく、積極的に他社と関わることができる設計にしたことも作用し、現在も関係が続いています。

イノベーションポートとは

イノベーションの推進、組織の土壌を変えていきたいと考えている企業様にとって、「何から始めれば良いのか」といった部分は悩みどころかと思います。本研修では、まず「イノベーションとは?」から考え始め、身近にあるアイデアに目を向けながら、自社チームで新しい商品、サービスを作り上げていく過程を体感いただきます。

本研修の対象となる方は幅広く、イノベーション人財となることを期待されている方、次世代リーダーの候補者、営業職、マーケティング職、企画職の方など、例年様々な立場でご活躍される方にご参加いただいています。

また、他社チームの方から自らでは考えつかなかった「新しい視点」や「様々な立場での考え方」などを得ることで、イノベーションを起こすためのモチベーションも刺激されることでしょう。

イノベーションポートの実際

本研修は、他社チームと競合しながら切磋琢磨するのではなく、他社と同じ場で研修を受講し他社の発表を聞くことで、その場に集った受講者全員が1つの目的に向かい進んでいく形となります。同じ会社のチームや他社チームと共に、新しいサービス、商品を生み出していくという、前向きな空気感の中で研修が進められます。

実践的なプロジェクト学習が主な内容ですが、本研修プログラム内では実際にイノベーションを求められる場で活躍されている方の講義を挟むことにより、リアルな実情を知ることができます。また、情報への感度や世の中の動向に目を向ける力、物事や人を観察し、仮説を立てる「洞察力」、創造する力やチームのメンバーと協力して1つのアイデアを形にする「協同力」などが高められます。さらに、受講者同士でフィードバックを行うことで、新たな刺激にも繋がります。

本研修の受講後には、他社や自社内での繋がりが醸成されるため、新たな人脈を通じて見識を深め、自社内におけるコミュニケーションの活性化にも繋がるでしょう。

研修を受講すれば全てが解決するのか

研修を受講しただけでは、すぐに社内のイノベーションが促進されるようになるわけではありません。

本研修の受講後、モチベーションを高めた受講者がその力を発揮できるよう、社内でも心理的安全性が高い職場づくりや、イノベーションを起こしやすい社風を作っていくことが重要です。本研修を受講していないメンバーもイノベーションに目を向けることができるよう、学びの共有や話し合いの場を設定するなど小さな機会を設定していきましょう。

イノベーションポート(他社合同形式)のフロー例

01

1回目 : オリエンテーション~アクションプラン作成

  • ワークショップの進め方
  • イノベーションスキルのインプット
  • イノベーション創出のためのグループワーク/社会での課題探求

本研修のねらい、ワークショップの進め方について説明を行います。また、イノベーションを起こすために必要なスキルの基本的な知識の習得、イノベーション創出のためのグループワークを行います。

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2回目 : 自社紹介とワーク

  • 有識者講演①
  • A社自社紹介
  • イノベーション創出のためのグループワーク/課題の検証

特定テーマのスペシャリストによる講演(有識者講演)に参加します(1回目)。有識者よる講演の後、1社ずつ自社紹介をおこなっていただき、各チームで話し合った課題の検討に移ります。

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3回目 : 自社紹介とワーク

  • 有識者講演②
  • B社自社紹介
  • イノベーション創出のためのグループワーク/ソリューションプランAの構想

有識者講演(2回目)後、2社目が自社を紹介します。
その後、グループワークを経て、ソリューションプランの構想について講義を行います。

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4回目 : 自社紹介とワーク

  • 有識者講演③
  • C社自社紹介
  • イノベーション創出のためのグループワーク/ソリューションの検証

有識者講演(3回目)後、3社目の自社紹介を行います。グループワーク後、案出したソリューションの検証方法について講義を行います。

01

5回目 : 最終プレゼンテーション

  • イノベーションアイディア発表 
  • 有識者からのフィードバック
  • 振り返り

インターバル期間では、現場において想定ユーザーから課題をヒアリングしていただきます。
各社が考えたイノベーションアイデアを発表します。
全社発表後、有識者からのフィードバックを行います。実現に向けての具体的なアドバイスを行い、講師を交えて振り返りを実施します。

受講者の声

  • 何かを生み出そう、変えていこう、良くしようといったモチベーションや、そのための考え方、人脈といった土壌が育ちつつあると感じられ、非常に有意義でした。
  • 有識者の方を始め、普段関わることのない方々、特に同年代の人たちと一緒に取り組めたことは大きな財産になりました。
  • この研修を受講しなければ絶対に考えなかった視点で、世の中や会社のことを見ることができるようになりました。
  • 実際に当事者の方にインタビューを実施し、リアルにある社会問題を解決していくという内容はとてもやりがいがあり、有意義な経験だった。他社の方とグループワークをすることで得た気づきもあり、また刺激も受けられたのも非常に良かった。限られた時間内にワークを行い完成させることが非常に難しいと感じ、個人的に課題も見つかったので業務に生かしたい。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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