プロジェクトマネジメント実践研修(問題発見・解決編)(他社合同形式)

プロジェクトマネジメント実践研修(問題発見・解決編)(他社合同形式)の特徴

成功するプロジェクトマネージャーは何が違うのか PMBOKの考え方をもとに、体系的、実践的に学ぶ!

プロジェクトマネージャーとして担当するプロジェクトの現状を把握し、プロジェクトに潜む問題を発見することで、取るべきアクションを実行に移す実践力を強化します。本研修は他社との合同形式で行い、3つのケーススタディを通じてプロジェクトマネジメントのポイントの理解と問題発見解決力の強化を行います。

「プロジェクトの現状把握力」「プロジェクトメンバーとのコミュニケーション力」「具体的な解決策の組み立て方」を学ぶ

本研修では、「現状把握力」「プロジェクトメンバーやステークホルダーとのコミュニケーション力」「具体的な解決策の組み立て方」を身につけていきます。また、他社と合同形式で実施するため、自社との比較を通じて普段で気づくことが難しかった自社の強み・弱みを棚卸しすることができます。他社と合同で研修に取り組むことで刺激を受け、相互に知見を交換し合うことで、今後プロジェクトマネージャーとしてのアクションの幅を広げることができます。
  • 対象となる階層 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 システムエンジニア
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員6名×3社
  • 日程3日間(2日間でも可)

こんな企業様にオススメ

  • PMP取得者を増やしたがプロジェクトの赤字がなくならない。黒字化させたい。
  • プロジェクトを進める中で、プロジェクトマネージャーの裁量による成否のばらつきを無くしたい
  • プロジェクトの現場で起こり得るトラブルへの対処法を学んでほしい

プロジェクトマネジメント実践研修(問題発見・解決編)(他社合同形式)を行うメリット

  1. プロジェクトマネジメント・プロセスの仕組みを理解したうえで、PMBOK内の代表的なツールが使えるようになる
  2. 実務直結型のケーススタディを通じ、PMBOKの現場での活用をイメージすることができる
  3. 直面しているプロジェクトの現状を打破するために必要なプロセスを理解し、PMの底上げを図ることができる
プロジェクトマネジメントの基本知識とスキルについて学び、実務内で起こり得る事例を用いたケーススタディを通じて、実践的に学びを身につけていきます。また、チーム内でディスカッションを行うことで理解を深め、プロジェクトを円滑に推進できるようになることを目指します。

プロジェクトマネジメント実践研修(問題発見・解決編)(他社合同形式)のゴール目標

  • PMBOKの各知識体系を知る
  • PMBOKの知識体系を現場で活用できるようになる

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プロジェクトマネジメント実践研修(問題発見・解決編)(他社合同形式)の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、プロジェクトマネジメント実践研修(問題発見・解決編)(他社合同形式)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

PMBOKの考え方を現場に浸透、定着させたい

確実な学びの定着を図るため、インターバル期間を含んだ長期型の研修を実施

カスタマイズ事例

  • PMBOKの考え方を基にしたカリキュラム
  • 現場での実践とフィードバック

特徴

  • 社内での共通知識として、PMBOKを学習する
  • 受講者自身の現場での活用度合いによってフィードバックを変えていく
PMBOKの活用は、現場での実践を通してトライ&エラーで上達していきます。しかし、自分がPMBOKの活用をできているか否かの判断は自身では分かりづらいものです。そこで、PMBOKの考え方を現場に浸透させるために、研修の3か月後に改めて集まる場を設けました。研修での学びを現場に持ち帰っていただき、実際に現場で活用した後に、フィードバックを講師からもらえるワークショップの場を設けました。そこでは、「現場でうまくいっていること・いっていないこと」を受講者同士で話し合いながら、講師からフィードバックを行う形で進めました。このような流れで、実際に現場で活用し、活用後のフォードバックの場を通じて軌道修正をしていくことで、使えるスキルとしていきました。

プロジェクト対応の質を高めるため、PM社内共通言語を可視化させたい

それぞれが我流で行っていたプロジェクトマネジメントについて、認識を合わせる

カスタマイズ事例

  • PMBOKの基本知識習得
  • 社内PM共通の課題を設定

特徴

  • プロジェクト品質の担保
  • 社内PMが共通に持っている課題をケースに設定、チーム皆で解決策を考えさせる
自社内でありがちなことや、PMBOKの理想的な使い方との差分を明らかにしていきたいと現場から意見がありました。伸びている企業であったため、中途採用も増えてきていましたが、どうしても自社内の慣習的な進め方と、中途採用者のやり方で齟齬が生じることが多々ありました。そこで、社内PM共通の課題にフォーカスしつつ、通常のPMBOKの使い方の差分を明らかにすることで、中途採用者にも社内のプロジェクトマネジメントの進め方について理解を促しました。また、社内のメンバーには、さらに良い進め方がないか考える意識を芽生えることに繋がりました。

プロジェクトマネジメント実践研修とは

プロジェクト遂行で何を重視するのかによって、プロジェクトマネジメントのポイントは変わってきます。ケーススタディという仮想の環境だからこそ、思い切った対応策の検討や、自社・自身にはないアプローチを見ることで幅広い対応策を学ぶことができます。また、プロジェクトマネージャーとして、「メンバーに何を期待するのか」「それをどのように伝えるのか」といった理論・理屈だけでないエモーショナルな部分に考慮したアプローチについても学んでいきます。

プロジェクトマネジメント実践研修の実際

本研修は、同業他社のチームと行う合同形式の研修となり、3つのケースステディを通じて学びを深めていきます。

それぞれ3つのケースステディ内では、講師が場面に合わせてステークホルダー役を演じます。講師扮するステークホルダーとの面談では、受講者のアプローチ方法などコミュニケーション面について確認ができるのも本研修の特徴です。

各ケーススタディ内では、ステークホルダー役の講師に対してヒアリングを重ね、プロジェクトの現状把握や課題を明確化することで、問題への対応実行策を考えていただきます。ヒアリング後には、スキル面や普段では気づくことが難しい自分の癖や態度が与える印象など、講師からのフィードバックが行われます。「失敗大歓迎!」の研修の場だからこそ、受講者は各ケーススタディでのヒアリングで思い思いに表現することができ、講師からのフィードバックから多くの学びを得ることができます。気づきと改善を繰り返しながら学んでいくことで、プロジェクトマネジメントの勘所を掴んでいきます。

本研修を通じて、現役の方はもちろん、今後プロジェクトマネージャーになられる方にも、成功に導くための活動を理解することができます。

研修を受講すれば全てが解決するのか

本研修の受講後には、社内のプロジェクトに対してPMBOKに即した知識を基に考えることができるようになります。また、社内PM同士の会話でも同じ視点で考えられる習慣が出てくるかもしれません。

大切なことは、研修を受講した後も受講者自身で研修での学びを終わらせるのではなく、学んだことを上司やチームの縦の関係に共有、あるいは同じプロジェクトリーダー同士の横の関係への共有、とあらゆる方向へ向けて発信することで、自分のスキルとして身についていきます。上司の方や人事の方は、受講後の受講者にも目を向け、研修で得た知識やスキルをその後に活かしていく仕組みを作ることが大切です。弊社ではフォローアップのためのツールなどもご用意しております。

プロジェクトマネジメント実践研修(問題発見・解決編)(他社合同形式)のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修の導入/位置づけとねらい
  • 自己紹介

研修導入、本研修の位置づけ、ねらい、ゴールについて説明します。また、全体へ向けた自己紹介を行い、本研修を通じて学び得たいことを共有します。

01

プロジェクトマネジメントについて①

  • 概論、マネジメントの潮流と業界動向
  • 品質管理とスケジュール管理
  • コミュニケーション管理、ステークホルダー管理、変更管理

「プロジェクトマネジメント概論」「PMBOKの10個の知識エリア」「5つのプロセス」に即して講義を行います。

01

ケース①自社内での「作業割り当て」と「進捗管理」

  • 課題提議とヒアリング実習
  • グループワークディスカッション
  • 現状対応シートの作成と発表
  • まとめと講評

ケース①では、自社内での「作業割り当て」と「進捗管理」について考えます。実業務で発生し得るシチューエーションを設定し、対応策について各チームで考え、まとめたことを発表し合います。

01

プロジェクトマネジメントについて②

  • メンバーとのコミュニケーションのあり方
  • プロジェクトマネジメント講義
  • コスト管理、契約管理、調達管理

ケース①を元に、コミュニケーションについての講義を行います。引き続き、PMBOKの10個の知識エリアと5つのプロセスについて説明を行います。

01

ケース②協力会社を含めた組織運営

  • 課題提議とヒアリング実習
  • グループワークディスカッション
  • 現状対応シートの作成と発表
  • まとめと講評

ケース②では、協力会社を含めた組織運営について考えます。協力会社と共にプロジェクトを行う際、起こりがちなケースを体感します。講師扮する関係者にヒアリングを行いながら、どのように対応するのか、チーム内で話し合い発表を行います。

01

ケース③顧客からのクレーム対応

  • 課題提議とヒアリング実習
  • グループワークディスカッション
  • 現状対応シートの作成と発表

ケース③では、顧客からのクレーム対応について考えます。外部顧客からのクレームに発展した案件の対応方法についてヒアリングを行いながら、チーム内で話し合い発表を行います。

01

まとめと講評

3つの異なるケースから得た学びや、これらを今後の業務にどのように活かしていくのか、講師によるまとめを行います。

受講者の声

  • 自分がいかに固定概念に縛られ、想定外の事象に対処する能力が欠けているか、身をもって体感することができました。
  • 今まで勘や経験のみで実施していたことを、PMBOKというフレームワークを用いて、体系立てながらPJを進めることで、不安解消に役立てることができると感じました。
  • 非常に体系的にPMを体験できたことで、知識エリアの活用も触りですが、意識できるようになりました。楽しかったです、ありがとうございました。
  • PMBOKの面白みを感じました。実務では今回のようなITプロジェクトのPMを担当することはありませんが、プロジェクトを遂行する上では幅広く使えると実感できました。PMBOKの考え方を使い続けることで自分の知識として定着させたいと思いました。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

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トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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