プロジェクトマネージャーとして担当するプロジェクトの現状を把握し、プロジェクトに潜む問題を発見することで、取るべきアクションを実行に移す実践力を強化します。本研修は他社との合同形式で行い、3つのケーススタディを通じてプロジェクトマネジメントのポイントの理解と問題発見解決力の強化を行います。
学研グループ「トアス」の社員研修は、プロジェクトマネジメント実践研修(問題発見・解決編)(他社合同形式)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
確実な学びの定着を図るため、インターバル期間を含んだ長期型の研修を実施
それぞれが我流で行っていたプロジェクトマネジメントについて、認識を合わせる
プロジェクト遂行で何を重視するのかによって、プロジェクトマネジメントのポイントは変わってきます。ケーススタディという仮想の環境だからこそ、思い切った対応策の検討や、自社・自身にはないアプローチを見ることで幅広い対応策を学ぶことができます。また、プロジェクトマネージャーとして、「メンバーに何を期待するのか」「それをどのように伝えるのか」といった理論・理屈だけでないエモーショナルな部分に考慮したアプローチについても学んでいきます。
本研修は、同業他社のチームと行う合同形式の研修となり、3つのケースステディを通じて学びを深めていきます。
それぞれ3つのケースステディ内では、講師が場面に合わせてステークホルダー役を演じます。講師扮するステークホルダーとの面談では、受講者のアプローチ方法などコミュニケーション面について確認ができるのも本研修の特徴です。
各ケーススタディ内では、ステークホルダー役の講師に対してヒアリングを重ね、プロジェクトの現状把握や課題を明確化することで、問題への対応実行策を考えていただきます。ヒアリング後には、スキル面や普段では気づくことが難しい自分の癖や態度が与える印象など、講師からのフィードバックが行われます。「失敗大歓迎!」の研修の場だからこそ、受講者は各ケーススタディでのヒアリングで思い思いに表現することができ、講師からのフィードバックから多くの学びを得ることができます。気づきと改善を繰り返しながら学んでいくことで、プロジェクトマネジメントの勘所を掴んでいきます。
本研修を通じて、現役の方はもちろん、今後プロジェクトマネージャーになられる方にも、成功に導くための活動を理解することができます。
本研修の受講後には、社内のプロジェクトに対してPMBOKに即した知識を基に考えることができるようになります。また、社内PM同士の会話でも同じ視点で考えられる習慣が出てくるかもしれません。
大切なことは、研修を受講した後も受講者自身で研修での学びを終わらせるのではなく、学んだことを上司やチームの縦の関係に共有、あるいは同じプロジェクトリーダー同士の横の関係への共有、とあらゆる方向へ向けて発信することで、自分のスキルとして身についていきます。上司の方や人事の方は、受講後の受講者にも目を向け、研修で得た知識やスキルをその後に活かしていく仕組みを作ることが大切です。弊社ではフォローアップのためのツールなどもご用意しております。
研修導入、本研修の位置づけ、ねらい、ゴールについて説明します。また、全体へ向けた自己紹介を行い、本研修を通じて学び得たいことを共有します。
「プロジェクトマネジメント概論」「PMBOKの10個の知識エリア」「5つのプロセス」に即して講義を行います。
ケース①では、自社内での「作業割り当て」と「進捗管理」について考えます。実業務で発生し得るシチューエーションを設定し、対応策について各チームで考え、まとめたことを発表し合います。
ケース①を元に、コミュニケーションについての講義を行います。引き続き、PMBOKの10個の知識エリアと5つのプロセスについて説明を行います。
ケース②では、協力会社を含めた組織運営について考えます。協力会社と共にプロジェクトを行う際、起こりがちなケースを体感します。講師扮する関係者にヒアリングを行いながら、どのように対応するのか、チーム内で話し合い発表を行います。
ケース③では、顧客からのクレーム対応について考えます。外部顧客からのクレームに発展した案件の対応方法についてヒアリングを行いながら、チーム内で話し合い発表を行います。
3つの異なるケースから得た学びや、これらを今後の業務にどのように活かしていくのか、講師によるまとめを行います。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。