新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)

新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)の特徴

異業種交流を通じてオープンイノベーションを疑似体験!現場で活かせる知識・スキルを身につける

社会変化が次々と起こる現代では、自社だけで開発・改善していくことが難しい状況ではないでしょうか。ある分野を得意領域としている企業同士が力を借りるようなオープンイノベーションも徐々に活発になっています。

本研修では、異業種の参加者とチームを組むことで、自身とは異なる視野で物事の見方を理解します。個人業務での小さな気づきから生まれる「アイデア」の重要性を認識し、「アイデア」を「実現可能な企画案」へと引き上げる手法を、モデル例を用いた実践を通じて習得します。アイデアを出す際に役立つ「発散と収束のプロセス」を随所に盛り込み、日頃の打ち合わせにおいても活用できるようなプログラムになっています。

新規事業や新規サービスを起こすための手法と実践の体験から、現場で「コトを起こす」人財になる

現代はVUCA時代とも呼ばれ、「ある程度先が読めた時代」から「先が見えない時代」へと変化が起きています。さらに、技術革新が進む中では、自社内全ての技術等リソースの確保が難しくなってきました。そのため、今後他社とのオープンイノベーションの需要は高まると考えられ、個人での新規事業や新規サービスを起こすためのスキルやマインドの習得は必須となってきます。しかし、既存事業の中ではそのような経験をすることが難しい状況もあるかと思います。そこで、本研修では他社と共創する体験の中で、アイデアを考える手法や考え方を学べる形を用意しています。「新たなコト」を考えなければいけない全ての方々を対象としており、多様な人財が交わる場となっています。
  • 対象となる階層 若手社員・ 中堅社員・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員5名×3社
  • 日程2日間

こんな企業様にオススメ

  • 本質的な市場・顧客ニーズをつかみたい
  • 変化への適応力を高めたい
  • 他社との共創的な価値プロセスを体感させたい

新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)を行うメリット

  1. 他社の方と共に考える体験から、共創マインドが身につく
  2. 新規アイデアを考えるための手法やスキルが身につく
  3. 他社の方との関係をつくることができる
新規アイデアの創出を体験するには、既存の業務内では難しい状況があるかと思います。そのような中、他社の方々と共に新規アイデアを考える体験を通じることで、共創的なマインドを身につけることができます。さらに、その体験の中には、アイデアを考える手法や、実際にそれらを活用するためのスキルも身につけていただきます。実際に体験することで、普段の業務でも活かせるスキルとなります。

新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)のゴール目標

  • 目前の仕事をこなすだけではなく、自ら仕事を創り出す意欲を高める
  • 企画の場面での「創造的な仕事の楽しさ」を体感することで、理解を深める
  • 自身を客観視し、他者に共感を持つことで変化への適応能力を磨く

お問い合わせ

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新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

より現場に即したテーマでイノベーションを考えたい

イノベーションに繋がるアイデアを現場に持ち帰り、各個人の変化適応力や組織文化の変革を後押しするための「原動力」を高める

カスタマイズ事例

  • 現場変革アイデア
  • 現場実践

特徴

  • 現場を意識したアイデアを考えていただく
  • 研修のアイデアを現場で実践
研修内で扱うテーマを自社と関係する内容にして実施しました。実際に現場で扱うテーマとしたことで、さらに自分事化し易い形にしました。所属組織の文化や背景が異なるメンバー同士で案出しすることで、普段は考えない観点から現場で使えるイノベーションアイデアを考え、各個人の変化適応力や自組織文化の変革を後押しするための「原動力」を高めました。また、単にアイデアを創出するだけではなく現場での実践期間を設けることで、アイデアは実践することで意味を持つことと、難しさ、面白さを体感いただきました。

手厚いフォローアップで実践的思考力を強化したい

思考力を強化するために、新規事業モデルを検討する事後課題を実施し、実践的なビジネス提案実習を行う

カスタマイズ事例

  • モデル例
  • 事後課題

特徴

  • 実際の他社事例を知ることでアイデアに深みを出す
  • 事後課題を課すことで学びを深める
  • 社内発表の場を設け緊張感を生み出す
新規事業創出のセオリーについてモデル例を用いて、自分の幅に収まらない深みのあるアイデアを考えていただきました。示すだけでなく受講者自身でも最新の事例や、効果性がありそうな事例を探し共有することで、長く使い続けられるナレッジ化を図りました。また、中間発表と最終発表の2回のフォローアップ・フィードバックを実施し、新しい観点や視点に気づいていただきました。実際にビジネスで通用するレベルに達しているアイデアか否かについても、講師からのフィードバックを通じて「気づき」を得ました。研修後は実際に新規事業モデルを検討する事後課題を設定し、学んだセオリーを継続的に活用することで、実践的思考力の強化を図りました。

新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)とは

異業種の企業の参加者とチームを組み、自身とは異なる視点で物事の見方を理解します。モデル例を使った実習を主体とし、知識のみではなく実践的に活用する能力を身につけます。イノベーションとは「とてつもない大発明」ではなく、小さな気づきから生まれるアイデアこそが重要である点に気づいていただきます。そして、「アイデア実現可能な企画案」に引き上げるための手法を実践を通じて修得します。

新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)の実際

スティーブ・ジョブズのような稀代の天才、カリスマ性のある人材を生み出すことは、なかなか難しいと言わざるを得ません。むしろ、企業の次世代を担う中核人材の方々に、「イノベーティブな仕事の面白さ」を理解いただく実践の場を提供することこそが重要と当社は考えます。本研修は以下4点をねらいとしています。

①与えられた仕事をこなすだけでは無く、自分で仕事を作り出す意欲を高める

➁「現状から脱皮し変わらなければならない」という啓発意欲と危機意識を高める

③企画を行う中での「創造的な楽しさ」を体感し、理解を深める

④自らを客観視し、他者への共感を持ちながら変化への適応能力を磨く

 

また、本研修を導入いただいている企業様の現状や課題としては、以下3点が挙げられます。

①過去の成功体験や他社事例から出る発想に留まり、目前の業務に対する効率性にこだわりすぎている。

➁新規事業の創出の際、心理的な障壁を大きく感じることで、現業務での成果を最大化しようとしてしまう

③ 自社以外の人とのビジネスの共創を体験する機会がない

 

本研修の中では、共創するグループ内で各企業の強みが発揮され且つ収益に直結するビジネスモデル創出を追求します。また、新規事業の創出や企画の楽しさを理解し、研修後の継続を促すためにチャレンジングな提案を評価します

講師が積極的に介入し、企画策定の見本を見せるなど、随時ヒントを提供することで取り組みを停滞させずに演習時間を効率よく使います。また、他のグループが得た情報や企画も積極的に活用し、「他者=他社」の良い点を学び、情報共有や共創の意味を体感いただきます。その他、演習以外の時間では業務に役立つ人脈形成にも繋げます。

研修を受講すれば全てが解決するのか

研修に参加いただくことで、既存の方法にこだわらない「発想の転換」を図ることができます。また、他社からの刺激を受けることで、翌日以降の仕事への取り組みが変わってくることが予想されます。 しかし、やはり現場での業務において、新規アイデアやカイゼン案などへの提案が許さない傾向が強い、抑圧される状況にあると力の発揮が難しくなってきます。

そのため、受講後については受講者が現場で「研修を通じた学び」を発揮できるよう、機会を与えていただければ幸いです。もし難しいようであれば、発想力を鍛えるためにアイデア大会の実施や定例会等、カイゼン案を出せるような場を設けていただければ幸いです。

何事も習った後は、アウトプットをしなければ身につきません。現場の上司の皆様や送り出す人事側としても、研修後のフォローをしていきましょう。当社としても、これまでの経験やノウハウがありますので、是非ともフォローについて気軽にご相談ください。

新規事業共創シミュレーション研修(他社合同形式)のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修のねらいと目的
  • 自己紹介

まずはオリエンテーションを実施し、イノベーションの定義や演習について説明します。グループワークのため、自己紹介を行っていただきます。チームでも集まり、チームビルディングを行っていただきます。他社との混成チームになりますので、チームビルディングは重要です。

01

グループ討議

  • 資料の読み込み
  • 作戦立て

体験型の演習形式のため、テーマの内容について説明をします。テーマのイメージを膨らませていた上で、各チーム内で演習題材の資料を読み込み、作戦を立てていただきます。

01

演習

  • 情報収集と分析

演習では情報収集と分析を行います。演習で必要となる企画案作成のためのキーワードやフレームワークの活用法について講師から事前に説明を行います。

01

発表

  • プレゼンテーション
  • 全体ディスカッション

分析が完了した時点で、各チームから発表いただきます。発表後は、全体ディスカッションを行います。キーワードやフレームワークを活用し、情報を整理していきます。

01

グループ討議

  • アイデア創出

ここから実際にアイデアを考えていただきます。チームで集まり、個人でのアイデア創作やチーム内で発展議論を行うことで、シナジー効果を生みだしていただきます。そして全体へ発表、ディスカッションを行います。

01

グループ討議

  • アイデア決定

再度チームで集まっていただき、有望なアイデアを1本に絞り込みます。さらに、指摘を受けた不都合な点やリスクを改善します。

01

グループ討議

  • 企画の改良
  • 収益試算

実際に使えるアイデアとするために、投資金額や収益見込みの試算を通じて企画の改良を行います。

01

発表

  • プレゼンテーション
  • 相互フィードバック

最終アイデアのプレゼンテーションを行います。講師や他のチームからフィードバックをもらい、新たな観点や視点への気づきを得ます。

01

全体のまとめ

  • 質疑応答
  • 振り返り

講師から事例の解説と質疑応答、振り返りを行い研修終了となります。

受講者の声

  • フレームワークも多く、日常でも使ってみようと思います。他社の方々も良い人ばかりで楽しい2日間でした。
  • 他社の人達との議論の場があったことで、イノベーションにつながりました。他社との違いを感じることで、視野が広がったと感じます。自分の力はまだまだでしたが、また参加できるなら参加したいです。
  • 一つの考えではなく、「多角的に思考して初めることで1つのアイデアも深みが増す」ということが分かりました。併せて、自分だけで考えることの限界も強く感じましたので、普段から数名で考えるクセ付けをしたいと思った研修でした。事務局の方のサポートも心強かったです。ありがとうございました。

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