本研修では、プレゼンテーションを論理構成、伝え方、資料構成の3つの柱で捉え、スキルの強化をはかります。
本研修を受講いただくことで、論理的なプレゼンテーション力、資料の構成力だけでなく、相手の関心事を的確に捉え、情報を発信するヒューマンスキルも身に着けることができます。
学研グループ「トアス」の社員研修は、ロジカルプレゼンテーション研修も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
海外パートナーとの折衝を想定し、伝達面だけでなく、プレゼンテーションの目的・聞き手は誰か、それに基づく構成はどのようなものが最適か、という内容について重点的に実施した。
上司・部下・同僚・後輩、協力会社・顧客など多方面にプレゼンテーションを行う機会の多い中堅層に向け、多様なシーンで活用できるプレゼンテーションの基本として設定した。周辺研修として、資料作成に特化したコース、話し方に特化したコースなどとあわせて研修を企画した。
ジェスチャー・話し方といったデリバリ―の部分だけでなく、誰に・何を伝えたいのか、どのような行動を起こしてほしいのか(期待行動はなにか)を見極め、プレゼンテーションとして構成することができるようになるための研修です。
プレゼンテーションと一口に言っても、外部で大人数に対して大々的に発表することもあれば、社内で少人数に対しての発表など様々なシーンがあります。1対1で、何かしらの自分の想い・考えを伝えることも、プレゼンテーションと言えます。
本研修は大きく3つのパートで構成されています。研修の冒頭では、伝達の仕方に関して学んでいきます。どのような伝え方があるのか、その効果について最初に学ぶことで、自分が表現したいと考える場面にイメージを持たせます。
そのうえで、自身の伝えたい想い・考えを整理をし、論理的な訴求にするにはどのように構成を組むとよいかを学んでいきます。伝えたいポイントを明示し、納得度を高められる構成ができたら、それをどのように資料に落とし込んでいくのかまでを学んでいただくことができます。
実際にできるようになるためには、やってみることが重要です。本研修では、伝えたいポイントを絞り、資料に落とし込み、実際に相手に伝えるということを何度も体験していただき講師からも適切なフィードバックを与えていきます。やってみて、フィードバックをもらうサイクルをまわすことで、研修中にできるようになっていくことをねらっていきます。
研修に参加いただくことで、効果的なプレゼンテーション手法を学んでいただけます。講師からのフィードバックもあり、翌日以降の仕事へ行かされる場面も多々でてくるかと予想されます。 しかし、現場でもしも使われないようであれば、スキルが伸びることはありません。特に感情的な側面も扱うのは、普段なれていない方々は、今までのやり方に戻ってしまうことも懸念されます。
是非、受講後は、受講者が現場でプレゼンをする機会を与えていただければ幸いです。機会を設けることが難しいようであれば、何かしら上司への報告の際にでもスキルが活かせるような環境を用意していってみてください。
何事も習ったあとは、アウトプットしないと力はつきません。現場の上司の皆様そして送り出す人事の側としても、研修後のフォローをしていきましょう。当社としても、今までの経験・ノウハウがありますので、是非ともフォローについて気軽にご相談ください。
オリエンテーションでは、本講座のねらいの確認と、自己紹介を行っていただきます。
伝達のスキルフェーズでは、表現力の高め方、視覚物を使うときの話し方について講義をします。自分達でも考える時間をとります。
論理構成フェーズでは、「結論-理由、全体-詳細の流れ」、「3~4つまでにグループ化すること」、「フレームワーク」、「What-Why-Howによる相手を動かす組み立て」、「ピラミッドストラクチャー」、「抵抗が少ない導入」について講義および実際に自分達で試していきます。
聞き手分析のフェーズでは、聞き手の特定とプレゼンのゴール、聞き手の関心事(課題)の分析を考えていきます。感情面について考えていきます。
文書(スライド)作成フェーズでは、スライドの「形」、図解のポイントをお伝えします。実際に手も動かして作ってみます。
総合演習フェーズでは、実業務でのプレゼン課題をお伝えしつつ、論理構成の作成からスライド作成いただき、実際に発表してもらいます。講師からはフィードバックのうえ、各受講者の現場での活用のサポートをします。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。