ロジカルプレゼンテーション研修の特徴

プレゼンテーションの論理的側面と、ヒューマン的側面のスキルを同時に養う

本研修では、プレゼンテーションを論理構成、伝え方、資料構成の3つの柱で捉え、スキルの強化をはかります。
本研修を受講いただくことで、論理的なプレゼンテーション力、資料の構成力だけでなく、相手の関心事を的確に捉え、情報を発信するヒューマンスキルも身に着けることができます。

効果的なプレゼンに必要な、構成力と発信力の両面を身につける

AIが台頭してくるといわれて久しいですが、実際にその技術は日進月歩で進んでいます。
では、人はAIに負けてしまうのでしょうか?そんなことはありません。少なくともまだまだAIでは、人のヒューマン要素、具体的には感情的側面を表現することは難しいです。
ビジネスの場面では、プレゼンを実施して仕事を得るという場面は日常茶飯事です。
そこでは、ロジックが一貫したものが求められます。ロジカルであることに加えて、効果的な発信力・伝え方も求められてきます。
同じ条件の業者が来た際に、氷のような営業よりも、温かさを感じる営業から購入したいと思ってしまうのが、人の性なのです。
ビジネスの機会が横行する現代に行動心理学がこれだけ流行ったのも、人の感情的側面がビジネスを動かしている反証といえるかもしれません。
本研修では、論理構成・伝え方・資料構成の3つの側面でスキルの強化をはかります。日常の中でも使える内容としていますので、大きな提案のためだけでなく、日常の何気ない提案場面でも使っていただける内容となっています。
  • 対象となる階層 新入社員・ 若手社員・ 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員20名
  • 日程2日間

こんな企業様にオススメ

  • プレゼンテーションについて具体的な課題がある
  • 他部門・他社に対するプレゼンの機会が多くあり、スキルの強化を図りたい

ロジカルプレゼンテーション研修を行うメリット

  1. プレゼンテーションスキルが上がる
  2. 一方的に伝えるではなく、伝わるプレゼンテーションになる
  3. 仕事だけでなく、日常にも活かせる
日常のビジネスおいて、プレゼンというのは切っても切り離せません。しかし、プレゼンは伝えることに精一杯になってしまい、伝わるプレゼンになっていないことが多々あるかと思います。そういったプレゼンは「相手」が意識されていないことが多々あります。本研修では、論理的側面だけなく、感情的な側面も伝わるように工夫することで、ビジネスでの受注率を上げ、仕事を円滑に進めるだけでなく、プライベートでも活用いただける内容としております。

ロジカルプレゼンテーション研修のゴール目標

  • プレゼンテーションにおける相手の分析ができるようになる
  • プレゼンテーション全体を論理的に構成できるようになる
  • 論理的な構成に沿った資料作成ができるようになる
  • 聞き手に即した伝達ができるようになる

お問い合わせ

社員研修へのお問い合わせや、資料請求は以下フォームよりお気軽に送信下さい。

ロジカルプレゼンテーション研修の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、ロジカルプレゼンテーション研修も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

海外パートナーに向けたプレゼンテーションの強化

海外パートナーとの折衝を想定し、伝達面だけでなく、プレゼンテーションの目的・聞き手は誰か、それに基づく構成はどのようなものが最適か、という内容について重点的に実施した。

カスタマイズ事例

  • 海外
  • 実例

特徴

  • 実際の事例を活用することで現場と研修をリンク
  • 英語も含める事でグローバル研修の側面ももたせた
今まで取引がなかった海外の事業パートナーとのやりとりが増えていました。しかし、どうしても伝えたいことに齟齬が発生するケースが多々あり、本研修を活用いただきました。テーマは実際の事業パートナーを想定しました。更に、プレゼンテーション場面では英語を使っていただきました。英語にも精通する講師が登壇し、ロジック面、感情面だけでなく、英語面についてもフィードバックしていきました。

中堅層向けのベーススキルとして展開をしたい

上司・部下・同僚・後輩、協力会社・顧客など多方面にプレゼンテーションを行う機会の多い中堅層に向け、多様なシーンで活用できるプレゼンテーションの基本として設定した。周辺研修として、資料作成に特化したコース、話し方に特化したコースなどとあわせて研修を企画した。

カスタマイズ事例

  • 多様なシーン設定
  • 周辺研修の準備

特徴

  • 複数のシチュエーションを想定することで、柔軟な対応ができるようになる
  • プレゼン以外の周辺研修も用意してスキルを特化させた
多方面にプレゼンを行う機会の多い中堅層に向けにロジカルプレゼンテーション研修を基本の研修として設定いただきました。その際には、現場ですぐに対応ができるように、1つだけでなく、複数のシチュエーション場面を演習では用意しました。それによって、現場での多様な状況に対しても、即対応できるようにしました、
更に、プレゼン以外にも、資料作成や、問題解決といったプレゼン時に関わる周辺の研修も併せて用意することで、自分の強み、弱みに応じて、プレゼンの効果性を高めることにつなげました。

ロジカルプレゼンテーション研修とは

ジェスチャー・話し方といったデリバリ―の部分だけでなく、誰に・何を伝えたいのか、どのような行動を起こしてほしいのか(期待行動はなにか)を見極め、プレゼンテーションとして構成することができるようになるための研修です。

ロジカルプレゼンテーション研修の実際

プレゼンテーションと一口に言っても、外部で大人数に対して大々的に発表することもあれば、社内で少人数に対しての発表など様々なシーンがあります。1対1で、何かしらの自分の想い・考えを伝えることも、プレゼンテーションと言えます。

本研修は大きく3つのパートで構成されています。研修の冒頭では、伝達の仕方に関して学んでいきます。どのような伝え方があるのか、その効果について最初に学ぶことで、自分が表現したいと考える場面にイメージを持たせます。
そのうえで、自身の伝えたい想い・考えを整理をし、論理的な訴求にするにはどのように構成を組むとよいかを学んでいきます。伝えたいポイントを明示し、納得度を高められる構成ができたら、それをどのように資料に落とし込んでいくのかまでを学んでいただくことができます。

実際にできるようになるためには、やってみることが重要です。本研修では、伝えたいポイントを絞り、資料に落とし込み、実際に相手に伝えるということを何度も体験していただき講師からも適切なフィードバックを与えていきます。やってみて、フィードバックをもらうサイクルをまわすことで、研修中にできるようになっていくことをねらっていきます。

研修を受講すれば全てが解決するのか

研修に参加いただくことで、効果的なプレゼンテーション手法を学んでいただけます。講師からのフィードバックもあり、翌日以降の仕事へ行かされる場面も多々でてくるかと予想されます。 しかし、現場でもしも使われないようであれば、スキルが伸びることはありません。特に感情的な側面も扱うのは、普段なれていない方々は、今までのやり方に戻ってしまうことも懸念されます。

是非、受講後は、受講者が現場でプレゼンをする機会を与えていただければ幸いです。機会を設けることが難しいようであれば、何かしら上司への報告の際にでもスキルが活かせるような環境を用意していってみてください。

何事も習ったあとは、アウトプットしないと力はつきません。現場の上司の皆様そして送り出す人事の側としても、研修後のフォローをしていきましょう。当社としても、今までの経験・ノウハウがありますので、是非ともフォローについて気軽にご相談ください。

ロジカルプレゼンテーション研修のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修のねらい
  • 自己紹介

オリエンテーションでは、本講座のねらいの確認と、自己紹介を行っていただきます。

01

伝達のスキル

  • 表現力の高め方
  • 視覚物を使うときの話し方

伝達のスキルフェーズでは、表現力の高め方、視覚物を使うときの話し方について講義をします。自分達でも考える時間をとります。

01

論理構成

  • 結論-理由、全体-詳細の流れ
  • 3~4つまでにグループ化すること
  • フレームワークを使う
  • What-Why-Howによる相手を動かす組み立て
  • ピラミッドストラクチャー
  • 抵抗が少ない導入

論理構成フェーズでは、「結論-理由、全体-詳細の流れ」、「3~4つまでにグループ化すること」、「フレームワーク」、「What-Why-Howによる相手を動かす組み立て」、「ピラミッドストラクチャー」、「抵抗が少ない導入」について講義および実際に自分達で試していきます。

01

聞き手分析

  • 聞き手の特定とプレゼンのゴール
  • 聞き手の関心事(課題)の分析

聞き手分析のフェーズでは、聞き手の特定とプレゼンのゴール、聞き手の関心事(課題)の分析を考えていきます。感情面について考えていきます。

01

文書(スライド)作成

  • スライドの「形」
  • 図解のポイント

文書(スライド)作成フェーズでは、スライドの「形」、図解のポイントをお伝えします。実際に手も動かして作ってみます。

01

総合演習

  • 実業務でのプレゼン課題
  • 論理構成作成
  • スライド作成
  • 発表

総合演習フェーズでは、実業務でのプレゼン課題をお伝えしつつ、論理構成の作成からスライド作成いただき、実際に発表してもらいます。講師からはフィードバックのうえ、各受講者の現場での活用のサポートをします。

受講者の声

  • 今まで、いかに資料をきれいに作るか、に時間をかけていましたが、聞き手分析の考え方を知ることができたよかったです。明日からはクライアントの気持ちになって考えてみたいと思います。
  • 引き込まれるプレゼンテーションにするための、プレゼンテーションの仕組みが理解できました。現場ではまだまだ、違う仕組みの中で動いていますので、現場のみんなにもこの手法を伝えていきます。
  • 人前で話すことが苦手でしたが、論理構成のしっかりしたプレゼンテーションを考えることで自信を持って発表することができるようになりました。プレゼンに自信を持つことで、その他の場面でも自信が持てそうです!

お問い合わせ

社員研修へのお問い合わせや、
資料請求は以下フォームより
お気軽に送信下さい。

お問い合わせ

トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

電話でのお問い合わせ

03-6431-1411

受付時間:平日9:00〜17:00