社内外における他者とのコミュニケーションや折衝、交渉の場において、相手の要求や要望を汲み取りながらも、自身の主張を的確に果たせるスキルを実践ベースで身につけていきます。相手の立場を考えた交渉を行うことで、社内外の業務が円滑に進み生産性の向上やチームワークの強化にも繋がります。
学研グループ「トアス」の社員研修は、ネゴシエーション研修 アサーティブコミュニケーション編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
新規顧客開拓のミッションがある営業職に特化したプログラム設計
実践演習を中心とした構成で、現場で活用できるスキル習得を目指す
相手とのリレーションを大事にしながら、自身の意見を社内外の関係者に対して明確に伝えるスキルを身につける2日間です。
「ネゴシエーション」とは、「交渉、折衝」を行うことを指し、営業担当者だけではなく、社内外での調整等、働く上で全従業員にとって欠かせないスキルとなります。
自分と相手、双方を尊重した自己表現を行う「アサーティブコミュニケーション」を活用して相手の立場を考慮した交渉を行うことにより、社内外の業務を円滑に進めることができます。
本研修では、まず自分のリレーションタイプを認識した上で、多くの事例についてロールプレイングを通して体験することにより、多様な相手と交渉するためのスキルを身につけます。
本研修の特徴は以下3つです。
①実務で交渉に慣れていない人にとっても、抵抗感なく取り組める構成で、直ぐに実践できる基本スキルは小さな演習を重ねて学びます。演習は個人ワークによる自己の棚卸、ペア演習による基礎スキルの習得、チーム演習による基礎スキルの習得があります。交渉や折衝の基本的な流れを追いながら、必要とされるスキルについて演習を交えながら系統的に学び、体得することができます。
②「論理面」と「心理面」の両立が重要なネゴシエーションスキルについて、実践を中心としたカリキュラムの中に、理論を整理した講義を盛込み理解を促します。相手の立場に立ち、相手が理解しやすく受け入れやすいように、今まで以上に工夫を考え表現する方法を学びます。
③限りなくリアルに近い交渉場面で、講師扮するステークホルダーを相手にした疑似体験実習の直後、各個人にフィードバックを行うことで気づきを明確にします。交渉場面の設定は、「社内交渉」、「目標設定と譲歩」、「情報収集を兼ねた価格競合」です。グループでシナリオを検討し、代表メンバーが交渉演習を行います。講師だけでなく他の受講者からもフィードバックを受けることで、より多くの気づきを得ることができます。
2日間の研修を受講し、すぐに自分の意図通りの交渉を行えるという訳ではありません。学んだことを実務の中で繰り返し実践することでスキルとして定着します。交渉スキルは社内外問わず実践できるものですので、学んだことを少しずつ使ってみることから始めてください。
職場に限らず家庭内やプライベートな空間で意識してみてもよいでしょう。相手との良好な関係を築くことを目指し、日々トレーニングを重ねましょう。
本研修のねらいの確認と、自己紹介を行います。前提となるねらいを全員が把握した上でスタートします。
交渉力とは何か、依頼と何が異なるのか考えます。個人ワークで自身の交渉力をチェックします。
自分と違った感じ方、価値観、行動パターンを持つ他者や自分について、「パーソナルリレーションタイプ分析」を用いて理解を深めます。
相手の求めることを聴くこと、聴き方のルールを学びます。
交渉に必要なスキルをペアワークで実習します。小さな演習を重ねることで抵抗感なく取り組むことができます。
ケース事例を使い実践的なロールプレイを行います。わかりやすい話の展開の仕方、交渉におけるシナリオの作り方を意識します。
限りなくリアルに近い交渉場面で、講師扮するステークホルダーを相手にした疑似体験実習を行います。実習の直後、各個人にフィードバックを与えることで気づきを明確にします。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。