アフターコロナ時代の可能性を拓く
世界中に大きな影響を与えたパンデミックは、企業の人材教育に欠かせない新入社員研修にも大きな影響を与えました。
これまでの対面での集合研修を避け、オンライン研修に移行する企業が多くなっていますが、
しかし多くの研修会社が「従来の新入社員研修をそのままオンラインにする」という工程を踏んでいるために、オンライン研修ならではの課題に悩む企業も少なくありません。
学研グループトアスでは、コロナの影響を受けた2023年度の新入社員の傾向や、リモート環境ならではの育成課題に重点を置いた、新しい形の新入社員研修をご提案しています。
全体的に指示通りに動くことができ、チームの和を乱すことなく協調する姿勢がある一方で、社会人としての意識が例年よりも低い傾向にあります。リモートワークで先輩や同僚とコミュニケーションをとる機会が減っており、指導がしにくいことも要因のひとつになっているようです。
新入社員研修では、ビジネスマナーだけでなく、社会人としての心構えの習得、ロジカルコミュニケーション研修やグループワークなどコミュニケーションスキルの向上のほか、同僚や先輩との交流の場も意識的に設けておくと、研修後の組織運営が上手くいく傾向にあります。
オンライン研修は、密にならないだけでなく、場所を用意しなくてもよいなどの手軽さもあります。
教育の面でも、プログラミング研修など、個人の知識やスキルを伸ばすような研修では、自宅で集中できることもあり、オンライン研修が非常に適しています。
その一方でオンライン研修では、非言語のコミュニケーションがとりづらいため、チームで取り組む課題や、コミュニケーション力強化をはかる研修にはあまり向いていません。コロナ禍の新入社員研修では、「どのようにコミュニケーションをとるか」や、チームごとに研修をしっかり管理する工夫や仕組みが求められます。これまでの新入社員研修をただオンラインにするだけでは良い研修にならないのです。
アフターコロナの新入社員研修では、アフターフォローや運営面でも注意すべきポイントがあります。
オンラインでの新入社員研修は、ともすると画面をぼんやりと眺めているだけで終わってしまうことも。従来の集合研修でも言えることですが、自社で本当に必要な内容や、受講者が興味を持ち積極的に取り組める内容にカスタマイズできるかが重要になってきます。また、オンラインならではの準備や、管理・対応も事前に把握しておく必要があります。
トアスの新入社員研修では、本当に必要な内容をカスタマイズしてご提案。
また、各グループの運営、モチベーションを管理する「クラス担当制」を導入。注意点を網羅したチェックポイントも事前にご担当者様に共有します。企画段階からアフターフォローまで万全の体制で社内教育を行うことができます。
企業や部署の課題やニーズにあわせ、最適な研修をご提案いたします。同じような課題を抱えている場合でも、企業や部署が変われば最適なカリキュラムも変わってきます。パッケージ型の研修では、どんな企業や部署にも「同じ内容」の研修が提供されるため、効果が表れにくいことも少なくありません。
トアスのカスタマイズ型の研修では、企業の教育方針や理念、社風なども重視し、その組織の成長につながる臨機応変なご提案が可能です。
知識の習得だけでなく、習得した知識を実際のビジネスシーンで活用することを前提としたカリキュラムになっています。一般的なeラーニングなどのインプット型の新人研修では、講師の話を聞き、知識を習得して終わり、ということも少なくありません。
知識やスキルを現場で活かすためには、実践的な「練習」が不可欠です。トアスの研修では、現場に近い状態で「練習」を積み重ねることで、職場で活用できる実践的なスキルの習得を実現します。
研修で得た知識やスキルをその後に活かしていくためには、学びの振り返りやフィードバックが不可欠です。トアスでは研修後のフォローアップにも注力し、各社様に合わせてサポートしてまいります。
フォローアップのためのオンラインツールなどもご用意しておりますので、スキルの定着、学習モチベーションの継続等にお悩みがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
受講者を仮想的な開発チームに配属し、Javaプログラミング言語や Androidフレームワークなどを活用したサービスの企画・制作・プレゼンという一連の工程を体験する場を与えます。
アジャイルによる開発を行い、組織の中でチームワークを発揮するために求められる思考と行動の過程を実践しながら、自主性を発揮し、学生から社会人への変革を果たすための思考パターン・行動規範を習得していただきます。
各個人に自立したビジネスパーソンとしての自覚を持たせることを目的とします。オンラインの環境下でも、他者と密接なコミュニケーションを取りながら業務を行なう実際的な方法を提示します。
この企業様では、実際の職務で活用できる実践力をつける教育をしたいというオーダーがありました。一方で、社会人経験のない新入社員ですから、ビジネスマナーやロジカルコミュニケーションなど、一般的な内容も必要とされていました。
社会人としての基礎を学びつつ、実際の業務を体感できる研修を行い、実践で活躍できる内容を盛り込みました。
企業様の中には、自社でIT研修の教育体制が整っていたり、長年他社のIT研修を利用しているというケースも少なくありません。
そこに、ビジネスマナーなど、社会人としての知識やマナーを加えたいというご要望から、自社の新入社員研修の前にトアスのビジネスマナー研修を行うというプランをご提案いたしました。このような部分的なご利用や自社の研修とのカスタマイズも可能です。
ビジネスマナーなどの一般的な新入社員研修のみだけでなく、実務に直結するビジネススキルやマネジメントスキルのスキルの習得を目指します。
ビジネススキルにおいては、企業構造や企業活動を学ぶ企業知識、積極性や向上心を学ぶビジネスマインド、コミュニケーション力などを習得していきます。マネジメントスキルにおいては、主に自己管理の分野を中心に、思考特性や行動特性からの自己理解や、目標管理、客観力強化による成長力を身につけていきます。
トアスではインプットだけでなく、主に1950年以降の行動心理学の知見を活かし、学習内容が職場と対人関係の中で発揮できるように、研修を組み立てています。研修の中での気づき・学び・再学習を職場と結びつけることを前提とした研修になっています。
この企業様では、社内で文書でのやりとりを非常に重視していました。そのため、社会人の基礎項目に加え、社内のやりとりのメインとなるライティング力と、論理的思考力を鍛え上げることにより、実務のプラスになる教育をご提案いたしました。
トアスでは、ビジョンや企業風土に合わせ、社内で活躍できる人材へ育てるための、新入社員研修を行っています。
トアスでは2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、ほとんどの研修をオンラインで実施をいたしましたが、先述のとおり、オンラインならではの教育的な課題も出てきています。
そこでトアスでは、新しい形の研修を模索の企業様へは、オンラインと集合研修をあわせたハイブリッド型の研修もご提案しています。それぞれの長所を活かし弱点を補完しあえるため、より柔軟なカスタマイズが可能になりました。
研修を通じたチームワークの醸成や、グループワークによる共同作業力の向上など、オンライン研修だけでは習得が難しい分野では効果を発揮しています。
基礎的なインプットはオンラインで実施し、実践的なグループワークを集合研修で行う研修プランです。カスタマイズ例として、ビジネスマナーなどのほかに、近年重要視されているDX推進のためのITリテラシーに関する内容も組み込んでいます。
基礎知識をオンラインでインプットしたうえで、実際にグループワークでチームで動くことを実践的に学んでいきます。
オンラインで新入社員研修を実施したことで、新入社員同士の横のつながりが極端に弱くなってしまい、孤立化を強く感じさせるようになってしまっています。
新入社員は、ネット上で環境(例えば、Slackやブレークアウトなど)を用意すれば、勝手に自分たちで人間関係を構築するということはありません。
こちらから、どのくらいコミュニケーションを取っているかを確認し、介入する必要があります。
例えば、チームごとに Slackのチャンネルを用意しても、積極的に活用しているチームと、ほとんど交流がないチームに分かれます。対応策として、チームごとに何回書き込みを行ったかを数字で示し、朝会の時に話すなどすると交流のないチームも書き込みの回数が増えてきます。
しかし、中身を見ると、意味のない書き込みが多い場合もあります。例えば、「テスト」とか「あああ」「あいうえお」など意味のない書き込みで回数を稼ぐチームも出てきました。それに関しても、また朝会で話すことで改善に向かっていきます。
上記の例では、1週間位かかりましたが、グループ課題なども本格的にすすむようにつれ、最終的に横のコミュニケーションを積極的に取るようになりました。
リモート環境での新入社員は、学生気分が抜けない方も多くいます。そのため、野放しにしないこと、朝会などを通じて随時介入することは必要です。社会人としての自覚がしっかりと根付くまでは任せっきりにしないことです。
ご要望に合わせて、数時間の研修からご案内可能です。研修テーマに合わせて、最適なカリキュラムを作成いたします。
コースによって規定の人数を設ける場合がございますが、最小1名様からご参加可能なコースもございます。詳しくはお問い合わせください。
幅広い講師ネットワークの中から、ご要望に合わせて最適な講師をアサインいたします。新人育成に熱意を持った、企業実務経験が豊富な講師が担当させていただきます。
可能です。オンライン研修に必要なレンタルPC等の手配もお手伝いさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
講師とは別に、事務局をアサインすることも可能です。
メイン講師とサブ講師、1クラスに月複数の講師で運営する形態もございます。
※別途料金が掛かります。
電話でのお問い合わせ(平日9:00〜17:00)