コーチング研修 実践編

コーチング研修 実践編の特徴

「できるようになる」ための実践編!人を導き、育成するコーチング力を強化する

コーチング基礎編で学んだ基本的な考え方・進め方をベースに、実践編ではコーチングのプロセスについて確認しながら、部下・後輩への指導や動機付けなどを、具体的な事例を交えた演習を中心に学びます。最後には総合演習として、学んだスキルを活かした「面談実習」を行います。


「環境の設定」「傾聴」「質問」「承認」の仕方など、具体的な手法を習得する

企業を取り巻くビジネス環境は、目まぐるしいスピードで常に変化しています。そのような変化の中で、状況の変化を的確に理解し、対応し続けていくために自ら考えて動ける人財はとても重要です。本研修では、自発的な行動を促す「コーチング」を用いた人財育成について学んでいきます。
  • 対象となる階層 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 指定なし
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員18名様
  • 日程1日間

こんな企業様にオススメ

  • 相手に合わせた面談場面の設定やコミュニケーションに対する課題を克服したい
  • 部下・後輩へ自発的に行動してもらうための指導方法を身につけてほしい

コーチング研修 実践編を行うメリット

  1. 効果的な1on1や面談を設定できるようになる
  2. 社内コミュニケーションが円滑になる
  3. 部下の自律的な考えや行動を促し、変化に対応できる組織になる
本研修を受講することにより、理論の理解に留まらず、明日から実際に現場で使うことができる実践的なコーチングスキルを習得します。部下後輩の指導・育成の場面、その他人とのコミュニケーションにおけるさまざまな課題を解決するための実践力を身につけます。

コーチング研修 実践編のゴール目標

  • コーチング手法が実際に活用できるようになる
  • 「環境の設定」「傾聴」「質問」「承認」の仕方を習得する
  • GROWモデルを活用して、目標達成のための行動案を設定する

お問い合わせ

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コーチング研修 実践編の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、コーチング研修 実践編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

1on1面談を効果的に進めるためのコミュニケーション力を強化したい

管理職と部下の面談が「ただの業務報告の場」にならないために、部下の気持ちや意見を引き出すコミュニケーションスキルを高める

カスタマイズ事例

  • インターバル
  • フィードバック

特徴

  • インターバル期間での実践
  • 職場実践後のフィードバックの実施
実践力をさらに高めるため、研修と研修の間にインターバル期間を設け、研修で学んだスキルを即時現場で活かす構成(1日研修→インターバル→1日研修)としました。2日目の研修では、実際に行った面談の振り返りとそれに対するフィードバックを行いました。

管理職向け研修の一部として取り入れたい

リーダー、管理職の方向け階層別研修のプログラム内での、「部下育成力強化」の項目の
一つとして実施

カスタマイズ事例

  • 部下育成
  • 行動目標の設定

特徴

  • 自律型人財を育てる管理職の役割
  • 日常業務における部下・後輩との関わり
リーダーや管理職層向け階層別研修において、マネジメントや財務等の他項目と併せて、部下育成力を強化するための手法の一つとして研修内容をカスタマイズしました。受講者自身の普段の体験や悩みを共有する場を設け、実際に想定されうるリアルなケースでの実習を行いました。

コーチング研修 実践編とは

コーチングは、対話や質問を通して相手の考えや意見を引き出す技術です。コーチングでは「傾聴」「質問」「承認」「フィードバック」などの基本スキルが重要となりますが、この研修では、それらのスキルを実際に使えるようになるようにアウトプットを重視し、実務での活用に向けて練習する場面を多く取り入れています。

コーチング研修 実践編の実際

コーチングを活用した人材育成の流れを実践的に学びます。

本研修は主に以下の3つのパートで構成されています。

①部下・後輩育成における「コミュニケーションの重要性」と、「その中でコーチングスキルが果たす役割」、「GROWモデルを活用した進め方」について学びます。コーチングについて、深く学んだことが無い方であってもスムーズにその後の演習に取り組んでいただくため、基礎を復習します。

②実際にコーチングにおいて必要な「環境設定」「傾聴」「質問」「承認」「フィードバック」といったスキルについて演習を通して練習を行います。それぞれのスキルについてステップを分け、各項目での重要事項を押さえながら実践することで、今まで気がついていなかった自身の得意・不得意なポイントを認識することができます。

③ケースを用いてリアルに近い形式での面談演習を行い、それまでの学びを総合的に実践します。また、コーチングの相手や講師からフィードバックをもらい自身の学びを深めます。

それまで、「できているつもり」「やっているつもり」であったコーチングの効果を、身をもって体験することで自身の現状とのギャップを把握し、その後の実務で使えるスキルを習得します。

研修を受講すれば全てが解決するのか

研修ではリアルに近いケースで演習を進めますが、当然ながら実際の現場で部下・後輩に学んだ内容を実践しないと意味がありません。

この研修での学びを実務に持ち帰って、トライアンドエラーを繰り返して学び続けていく事が必要です。自身が部下・後輩指導の場面でコーチングするばかりではなく、自身が受ける側になる機会を多く持つことも、その後のスキルアップに有効です。

部下・後輩との面談に留まらず、日常業務における様々なやり取りの中でもコーチングを意識し、自然と相手の意見を引き出すことができるようになりましょう。

コーチング研修 実践編のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修のねらい・目的

本研修のねらいを確認します。前提となるねらいを全員が把握した上で開始することは重要です。

01

部下・後輩育成におけるコミュニケーション

  • 部下・後輩へのかかわり方

部下・後輩育成において、なぜコミュニケーションが必要で重視されるのかを理解します。また、自身の普段の部下・後輩との関わり方を振り返ります。

01

コーチングの全体像を学ぶ

  • コーチングとは
  • コーチングの進め方(GROWモデル)

コーチングの基本的な考え方と、そのために欠かせない「GROWモデル」(Goal:目標、Reality:現実の把握、Resource:資源の発見、Options:選択肢、Will:本人の意思)を使ったコーチングの進め方について学びます。

01

環境設定

  • ラポールの形成
  • 話をするための環境づくり

話しやすい環境を作るために必要な、物理的環境、心理的環境の両面についてポイントを学びます。

01

傾聴

  • 傾聴の効果とメリット
  • 傾聴のスキル
  • 傾聴実習

「きく」ことについてその種類の違い、「聴く」ことで得られる効果について学びます。実践演習では、ペアとなって相手の話を「聴く」練習を行います。

01

質問

  • 質問の効果と使い分け
  • 質問力を高める
  • 質問実習

相手の話を引き出すのに役立つ質問について学びます。効果的な質問を演習で実際に使ってその効果を体感します。

01

承認

  • 効果的な承認
  • 承認実習

相手の意見を肯定・否定するのではなく、ありのままを受け止める「承認」のスキルを高めます。

01

フィードバック

  • 改善ポイントを伝える
  • 効果的な注意の仕方

相手の成長を促す「フィードバック」について、その意味とメリットを理解します。事実をきちんと伝えた上で、上手に改善のポイントを伝える方法を学びます。

01

総合実習

  • コーチングを活用した面談実習

これまで学んだ内容を使って、総合演習を行います。学びをすぐに実践し、相手や講師からフィードバックを受けて、さらにスキルを高めていきます。

受講者の声

  • 全体的に事例や実習形式の研修であり、分かりやすかったです。普段できていることと、改善点を知ることができたため、現在抱えている問題を解決する糸口が見えた気がします。
  • 課題にしていることの模擬コーチングができたのが良かったです。観察者や相手役からアドバイスをもらえたので、早速後輩に対してコーチングを行っていこうと思います。
  • “コーチング”という漠然としたワードに対して、イメージがつくようになりました。相手の話を聴く、相手がネガティブに捉えない話し方をする、レベルに応じてティーチング、コーチングを切り替える、等、すぐに実践できる内容も多く、役立ちそうです。
  • 質問の方法にも様々なパターンがあり、同じ内容の質問でもパターンを変えることで受け手側の感じ方に差が生じることを体感できて良かったです。現在部下はいませんが、社会人としてのスキルとしても非常に役立つのではないかと感じました。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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