若手社員が自身に求められる役割期待に応え、今後の中核人財となっていくために必要なマインドや行動について学んでいきます。自身のことだけではなく、全体を考えて動くために必要なビジネス感覚、また自身のキャリアの振り返りなどを通して今後の仕事へのコミットメントを高めていきます。
学研グループ「トアス」の社員研修は、若手社員研修 ステップアップ編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
入社3年目社員が自身の業務について振り返り、今後より広い視野を持って働いていくための意識合わせを行う
広い視野を持ってキャリアを自ら切り開いていくために必要なことを学び、意識を高める
新入社員時点とは異なり、日々の業務に慣れ、ただ目の前の仕事をこなすだけになってしまう若手社員も少なくないかもしれません。階層別教育の一環として、他者からの期待と今後の自身の仕事における目的を改めて考えなおす機会を与えることで、社員が生き生きと働ける環境を提供します。
本研修では、若手社員として求められる役割認識や必要なビジネス感覚について知り、自身のこれまでの業務に関する振り返りを行っていただきます。そして今後の行動を検討する中で、仕事へのコミットメント意識を高めていただきます。
まずは自身のこれまでの業務で、ビジネスパーソンとしての基本行動ができていたかどうかを、セルフチェックを通して振り返ります。チェックの結果は、グループ内で相互に発表し合い、自身を客観的に捉えることに役立てます。
そのうえで、社会の動き、会社組織がどのように成り立っているのか、経営の仕組み、コストなどについても学び、自身のことに留まらず、より広い視野で全体を見るために必要な要素や、自身に足りない視点について知ることができます。
再度自身の経験から成長できたポイント・課題について振り返りを行ったうえでグループワークを行い、最後は今後行うべきアクションプランについて検討します。
周囲の意見も参考にしながら自分自身と真剣に向き合うことで、自身がこれまで歩んできた道を確認し、また今後どのように進んでいきたいのかを知るきかっけとします。その後の若手社員の自律的な考えや行動を育むのに最適な研修です。
研修での振り返りや立てたアクションプランをその後しっかりと活用し、必要なビジネス感覚を絶えず磨いていくためには、一度の研修に留まることになく、職場に帰ってからその意識が継続することが重要です。
先輩社員や人事からのリマインドやフィードバックの実施など、本研修で学んだことを受講者が思い出せる環境づくりが、社員の継続的な成長には不可欠です。
またこの研修は、若手社員が普段抱える悩みを発散し、また同期や同世代間での横の連携を強化することにも役立ちします。刺激を与え、与えられる人の繋がりを醸成する場としてもお役立てください。
本研修のねらいの確認と、受講者への動機づけを行います。
3年目社員としての基本的役割や能力の自己チェックを行います。また、ビジネスマナーや仕事の取り組み姿勢など、業務遂行の基本についても振り返り、自己認識を深めます。
「発揮すべき能力・果たすべき役割とは何か」など、これからの企業社会において求められる企業人像について学びます。
個々の自己チェック結果について強み、弱み、個々の改善ポイントなどを相互発表します。
経営の三要素と言われるものとして、「人・物・金」があります。その中でも「金=コスト」の概念について、企業における営業活動の結果である「財務データ」をベースにして理解を深めていきます。実際の経営数値や現実の人間単価算定の根拠などの事例を基に、グループ研究や個人演習を重ねることで、実践的な知識を習得します。
以下のような観点から課題を明確化していきます。
自分は、会社生活の中で…
◇何に力を入れてきたのか
◇自分の強みは何か、これから役立ちそうなものは何か
◇今の自分にとって何が弱み(=課題)であり、その原因はどこにあるのか
◇今後会社の中において、どのような方向を目指していくのか、どのような状態になりたいのか。また、そのためにはどのような能力や知識が必要になるのか。
6での振り返りをグループ内で相互発表します。自身の意見や考えを言語化し、また他者の意見を吸収しながら、今後の自己成長のための指針を見出します。
中核的存在を目指して、自律的な社員を指向するためには、どのように自らが態度変容を果たすべきかを考えます。そして、周囲からの役割期待を踏まえて意識や行動面においての変革テーマを明らかにし、決意宣言に繋げます。
自分自身の能力の再開発/能力アップ、知識や技術を身につけるための具体的な計画を立てます。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。