中堅社員研修 役割認識編の特徴
組織のリーダーに期待される役割や責任とは何か、そのために必要な能力や資質を理解する
組織の中核を担う「中核社員」として求められる役割やリーダーが組織に与える影響について理解し、自身の目指すリーダー像を明確にします。方針のブレイクダウンや部下育成についても、実践を交えてその重要性を理解します。
「仕事力」と「人間力」の両軸を強化する
- 対象となる階層 中堅社員・ 次世代リーダー
- 対応業種・業態 指定なし
- 対応可能な会社規模指定なし
- オンライン対応〇
- 定員18名様
- 日程1日～2日
こんな企業様にオススメ
- 次世代リーダーに多角的な視点を身につけさせたい
- 組織力を高めることができるリーダーを育てたい
中堅社員研修 役割認識編を行うメリット
- 受講者が自身の特性を知ることで、強みを活かしたマネジメント力やリーダーシップを発揮できるようになる
- 上位方針をブレイクダウンし、部下やチームメンバーへのメッセージ発信がスムーズに行えるようになる
- 自身のキャリアと組織・会社のあるべき姿を関連付けて考えられるようになる
中堅社員研修 役割認識編のゴール目標
- リーダーの組織に与える影響について、リーダーシップの発揮の在り方も含め認識を深める
- 方針のブレイクダウンや部下育成について学び、実践で活かせるスキルを身につける
- 自己の現状を振り返り、強みと改善点について客観的な気づきを得る
中堅社員研修 役割認識編の事例
学研グループ「トアス」の社員研修は、中堅社員研修 役割認識編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
中堅社員の会社へのコミットを高めたい
会社からの期待と中堅社員自身のキャリアを紐づける
カスタマイズ事例
- 階層別必修
- キャリア
特徴
- 経営層メッセージ
- 自身のキャリアと活かせる強み
メンバー内における実際の行動力・実行力の差をなくしたい
自己啓発目標シートを用いて研修後の具体的な行動を後押しする
カスタマイズ事例
- グループワーク
- アクションプラン
特徴
- 知見や課題の共有
- 具体的なアクションプラン
中堅社員研修 役割認識編とは
会社が持続的に繫栄していくためには、その中核を担う人材の絶え間ない育成が欠かせません。とくに中堅社員の方々にはさまざまな役割が期待されますが、この研修では、組織やチームのリーダーとして何が期待されているのかを改めて認識し、必要な考えやスキルを学ぶことでその後のスムーズな組織運営に役立てます。
中堅社員研修 役割認識編の実際
本研修では、基礎の理解のための講義だけでなく、事例研究、個人ワーク、グループ論議、ロールプレイングなどの体験実習場面を多く設け、受講者自らが積極的に参画する構成としています。
実際には以下の流れで研修を進めていきます。
まずは自らの仕事の進め方や組織との関わり合いなど現状を振り返り、個々の改善点の明確化を図るため、「気づき」を目的としたセルフチェックや自己分析を行います。
次に、マネジメントの基本や発揮すべきリーダーシップの考え方について学び、自己の特性と照らし合わせて自分に合ったスタイルを理解します。
さらに、会社のビジョンを日常管理に落とし込むのに必要な「方針のブレイクダウン」について大切な要素や自己表現のための方法、また、部下育成などについて、実践演習を交えて習得します。
最後に、キャリアの棚卸しや自己SWOTシートなどを元に自らのリーダーとしての役割発揮に関して、自己改革シナリオを策定し、「コミットメント」として全体へ向けてのプレゼンテーションを実施します。
本研修を受講いただくことで中堅社員がリーダーとして自己のあるべき姿を再認識し、職場で実践の意識を高めることができます。今リーダーにある方、またこれからリーダーになる方いずれにもおすすめの研修です。
研修を受講すれば全てが解決するのか
本研修では、自身の特性の分析を基に目指すべきリーダー像について理解を深めますが、同時に、普段関わり合いの少ない他部門のリーダーと意見を交わし、それぞれの特長を知る機会とすることもできます。
一人では解決できない問題や悩みを他者と共有し、有意義な知見を得ること、「自分だけではない」と感覚を得ることも研修の意義の一つです。
もちろん、環境等さまざまな要因から、自身で定めた目標をすぐに達成することが難しい場合もあるでしょう。しっかりと学びを体現していくためには、トライアンドエラーを繰り返して学んでいく事が必要です。そのためには受講者の上位職層や人事からの継続的なサポートやフィードバックも重要ですので、組織が一丸となって人財育成を行っていきましょう。
中堅社員研修 役割認識編のフロー例
マネジメント基礎能力セルフチェック
- 役割認識のセルフチェック
- ビジネスパーソンとしての基本行動チェック
組織リーダーとしての基本的役割・能力をチェックします。マネジメントの基礎について、チェック項目の解説を交えながら学びます。
リーダーに求められる役割･能力とは
- マネジメントの本質とは
- 労働環境変化とリーダーの役割認識
「組織のリーダーに求められる役割」や「発揮すべき能力とは何か」、「これからの企業社会の中で求められるリーダー像」について学びます。
リーダーシップと基本的な考え方
- リーダーシップスタイルの理解
- グループワーク
自らのリーダーシップを自己分析し、リーダーシップの状況別発揮方法を理解します。
方針ブレイクダウンの重要性
- 方針管理とブレイクダウンとは
- 自己表現力（プレゼンテーション）力の必要性
部下やメンバーに対するブレイクダウン機能の重要性を理解します。他人の話を正確に聴き取り、その結果を論理的に理解し表現するスキルを養うため、ブレイクダウンの効果的な進め方とそのテクニックを習得します。
部下指導&育成の重要性
- 企業環境変化と人材育成
- 企業内教育におけるOJTの位置づけ
企業組織におけるリーダーとして、部下育成の大切さを再確認し果たすべき役割を明らかにします。
自らのキャリアを棚卸
- キャリアシートの作成
- 強み＆課題分析
自分は会社生活の中で、何に力を入れてきたのか、自分の強みは何か、何が弱み＝課題なのか、自らのキャリアを振り返ります。
振り返り結果：相互発表
- 振り返り結果についてグループ内で相互発表
棚卸した内容を周囲に伝え、自身の考えを明らかにします。グループの他メンバーの意見から新たな知見を得ます。
アクションプランの作成
- 自己啓発目標シートの作成
自身の「リーダーとしての役割発揮」に関して、自己改革シナリオを策定し、日々の実務遂行において実践していくことを宣言します。
受講者の声
- これまでのキャリアを振り返り、初心に戻ることができました。漠然とリーダー業務をこなす日々でしたが、理想のリーダー像を学ぶことができたため、具体的な行動指針が見えてきたように感じます。自身の問題点の整理も行うことができましたので、改善を試みながら、今後の業務に活かしていきたいと思います。
- 日々の仕事の中で自身の強みや弱みを振り返る機会がなく、これまでの自身のキャリアを客観的に振り返る良い機会となりました。特にリーダーシップ論の考え方は今後の日々の業務の中でも即活用できそうな内容でしたので、実践していく中で自分なりのやり方を見つけていけたらと思います。
- リーダーは、会社の方針や市場の動きなどの情報収集を知り、その情報をビジネスに活かして会社に貢献することが必要だと感じました。また、部下においては、相手の状態にあった指導の重要性を学びました。学んだことを実践して自分の育成方法の
引き出しを増やしていきたいと思います。
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