保守・運用業務の疑似体験を通じて、作業内容を分析し整理できることを目指します。属人的に保守・運用業務を行うのではなく、組織的に管理するポイントを学び、全体の品質向上の方策を身につけます。
学研グループ「トアス」の社員研修は、システム運用シミュレーション研修 品質向上編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
オンライン形式でも目的やねらいを変えることなく研修を実施する
開発と保守運用の関係性や品質向上に繋げる手法を理解する
ケーススタディや類似体験を通して、保守開発における留意すべきポイントや手法を実践的に身につけ、アウトプットすることができます。実際に「やってみる」ことから「できるようになる」仕掛けを用意することで学習効果を高め、スキルの向上・定着を図ります。主にシステム開発のプロセスを認識し、保守開発や品質向上のためのポイントを学習していきます。
本研修では、システムの保守運用における業務を理解し、「品質向上に向けて考えられる課題に対し、どのように対応することができるか」といった観点から学習を進めていきます。
具体的には以下の様な流れで進めていきます。
①下記5つの重要プロセスについて解説し、重要な部分を確認していきます。
ITサービスマネジメントの成功事例/サービスストラテジ/サービスデザイン/サービストランジション/継続的サービス改善
②グループ内で現状業務における課題点を洗い出します。現状においてのご自身の課題を明確にしておくことで、研修を通じ自分が得たいものを描いていただきます。
③ITILの考えに基づいた解決案、改善案を策定し、実際の保守体験を体験していただきます。そして、これらを踏まえて正確な運用マニュアルを作成いただきます。
ここでは、発注者側、開発側、運用側の視点にそれぞれ立つことにより、それぞれの意向を意識できるような仕掛けを入れていきます。
本研修をご受講いただくことで、お客様(システムの利用者)から最も信頼されるパートナーを目指すためのシステム運用の観点を学んでいただけます。
本研修を一度受講したからといって、全員が完璧に研修の内容を身につけ、翌日から全てができるようにはなりません。保守運用を行う中で、お客様や社内に向けてアウトプットをしていくことで身についていきます。実際の現場で活かすには時間がかかる場合もあります。
確実に身につけるためには、トライアンドエラーを繰り返して学んでいく事が必要です。また、本研修で学んだことを忘れずに、上司や先輩からもフィードバックをもらい毎日を過ごすことが近道と言えるでしょう。
保守運用も自分だけでは業務はまわりません。先輩や上司からアドバイスをもらい、開発メンバーやお客様からの声に耳を傾けることも安定的な運用を行うために必要です。
普段の仕事から利用者目線に立ち、安定的なシステム運用に向けて何ができるかを考えましょう。そして、足りない情報については、積極的に周りの人とコミュニケーションをとり、入手するようにしていきましょう。
本研修のねらいの確認と、グループワークのため全員の自己紹介を行います。前提となるねらいを全員が把握した上で開始することは重要です。
ITサービスマネジメントの成功事例に関する書籍群の解説、サービスストラテジ、サービスデザイン、サービストランジション、継続的サービス改善の5つの重要プロセスについて解説を行います。
グル-プ内でのディスカッションと全体での共有を行います。
システムを通して「解決できること・できないこと」を認識し、システム利用者の業務内容を正確に理解します。
実際のシステムに触れたうえで、ドキュメント分析、保守マニュアルと保守体制の作成を行います。
仮想システムを追加し、実際に上記のフローで対応します。本番の結果に基づき、改善を行います。
改善に対する意見交換と研修の総まとめを行い、終了となります。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。