役職が上がればより一層「対人関係能力(ヒューマンスキル)」が求められます。そのため、対人関係能力の向上に向けて理由や背景などを含め、演習を中心とした実践的な形で学びます。コミュニケーションのあり方やコーチングを用いたモチベーション向上を、各種場面を想定した実践的な内容を通して身につけていきます。また、実践的なケーススタディを通して、「動機づけ」「コーチング力」の強化を図ることができます。
学研グループ「トアス」の社員研修は、監督者昇進事前研修(技能職向け)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
部下の「動機づけ」「コーチング力」の強化を図る
グループディスカッションで現場の課題を共有
管理監督者としての考え方や動機づけを行い、部下の潜在能力と意欲を引き出す考え方とコーチング力を演習や実習を通して身につける研修です。職場の規律を維持するために、人の動機づけのスキルを身につけ、職場での実践を目指します。
本研修は、管理監督者として職場の経営意識と人の管理能力を高めること目的とした研修です。
監督職として一層求められることとなるのが対人関係能力(ヒューマンスキル)です。そのため、コミュニケーションの有り方やコーチングを通したモチベーション向上について、各種場面を想定した実践的な演習を通じて学習を進めていきます。
具体的には以下の流れになります。
①企業を支える現場力の重要性を再認識することで、研修を受講する姿勢づくりから始めます。強い現場力をつくる監督者の使命を考え、一人一人の管理監督者としての役割と動機づけを行います。特に管理者に求められる人財育成については事例研究や、日ごろ実践している部下への動機づけをグループメンバーとディスカッションすることで棚卸していきます。また、部下への指導方法について具体的に学び、成長のスパイラルをどのように作る必要があるのかを理解します。
➁部下の成長を促すコーチングスキルについては演習を中心に実践的に学びます。さらに監督者としては職場の規律を維持することも重要です。規律を維持するために必要な実習訓練を事例研究を通じて実践します。
③最後に1日のまとめを行い、次の日から行うアクションプランを立てて終了です。
当然ながら研修を一度受講したからといって全員が管理監督者としての能力を身につけ、翌日から全てが円滑に進むわけではありません。フレームワークなど仕事の場面でアウトプットをすることによって効果を発揮するので、実際の現場で瞬時に活かすには時間がかかる場合もあります。
しっかりと身につけるためには、トライアンドエラーを繰り返して学んでいく事が必要です。本研修で学んだことを忘れずにフィードバックしながら毎日を過ごすことが近道と言えるでしょう。
また、一緒に受講したチームメンバーと定期的な振り返りをすることで効果が高まります。同じ立場のメンバーと悩みや課題、成果を共有することでモチベーションも向上します。普段のコミュニケーションの中で研修を通じて学んだことを活かし、ゴール目標の達成を目指しましょう。
本研修のねらいの確認と、参加者への動機づけを行います。
参加意欲の高揚と参加者同士の一体感の醸成を図ります。
業は人なり、ものづくりはひとづくり。その人づくりを支えるのは現場にあります。現場力の重要性を再認識し、その源はリーダーたる管理監督者の役割でもあることを自覚するようにします。
コーチングとはやる気を促進するための「コミュニケーション」です。指導スキルについて具体的に演習を通じて理解を深め、「話す・聞く・聴く・訊く」について演習を交えながらポイントを理解します。
「ほめる」「叱る」それぞれのポイントを理解して、部下の成長のための対応の有り方を学びます。「安全点検図表」やヒヤリハット報告を事例に、報告の受け方や指導の仕方を「ほめる・認める・注意する・叱る」などを意識した演習で、より一層理解を深めます。
研修のまとめを行い、終了です。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。