ネゴシエーション研修 基礎編

ネゴシエーション研修 基礎編の特徴

WIN-WINを築くコミュニケーション

本研修の大きなテーマは「ネゴシエーション(交渉)」です。短期間での凝縮したカリキュラム(ワークショップスタイルを取り入れた形式)で実施します。これまで経験した、自身の交渉場面の振り返りから始め、成功事例や課題を受講者全員で共有し、そのうえで「交渉」のセオリーやプロセスを講義を通して学びます。また、ディスカッションや演習を多く取り入れることで、ノウハウに磨きをかけます。

交渉はコミュニケーション!知識と実践で学ぶネゴシエーションを体現化する

「交渉」とはコミュニケーションです。しかし、交渉と聞くとどうしても「難しい、高度な技術が必要」などのイメージを持つ方々も多いのではないのでしょうか。また、交渉の場面においては目的があり、目的に対する現状があります。そのため、本研修ではそれぞれのギャップを埋めていく問題解決の考え方をベースとした研修内容になっています。少々苦手と捉えられることが多い交渉の場面を乗り越えるためのスキルを、日常においてよく用いられる問題解決のフレームワークなどと近づけることで、身近に感じながら学びます。また、本研修の進め方についても、単なる座学ではなく、自身の過去の交渉場面を振り返り、今回の学びと結び付けていきます。そうすることで、日常の中でどのように交渉スキルを発揮していくのか、具体的なイメージを持っていいただくことができます。普段から交渉が発生する営業職のみではなく、社内で決裁を通す際にも活用ができる、汎用性の高い内容となっています。
  • 対象となる階層 若手社員・ 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 営業・システムエンジニア・マーケティング
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員18名
  • 日程2日間

こんな企業様にオススメ

  • 社内外のコミュニケーションや折衝を円滑に進めたい
  • 実践的な場面から体験的に学ばせたい

ネゴシエーション研修 基礎編を行うメリット

  1. 「交渉」に対するイメージが身近になる
  2. 交渉をする目的を明確化させることができる
  3. 交渉場面のプロセスを体感することができる
交渉のプロセスやスキルを体験的に学ぶことで、様々な交渉場面でも成功に導くことができるようにしていきます。また、コミュニケーションスキルの向上も期待できるため、社外のみではなく、部署間でのコミュニケーションの改善にもつなげることができます。

ネゴシエーション研修 基礎編のゴール目標

  • 交渉のプロセスを理解できる
  • 交渉成功のノウハウを身につけることができる
  • 交渉のノウハウを使えるようにする

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ネゴシエーション研修 基礎編の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、ネゴシエーション研修 基礎編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

親会社からの業務要望を鵜呑みするのではなく、相互利益のある関係を築きたい

相手の背景を理解した交渉スキルを身につける

カスタマイズ事例

  • 現場事例
  • ロールプレイング

特徴

  • 実際の過去に起こった事例を活用
  • ロールプレイング形式の実践的な学び
親会社との関係から、これまで仕事を委託されていましたが、「今後他のベンダーと同じように捉えていく」と通達され、より提案活動を行う必要性に駆られているお客様がいました。課題として、これまで特に自分たちの考えを伝え、納得感を与えるプロセスを苦手に感じている部分があったため、本研修を実施しました。研修内で用いる事例について、あまりにも現状と異なる題材を用いると受講者がイメージしづらく、実務に繋げることが難しい点を考慮し、実際に過去に親会社とあったやりとりを参考にした事例としました。研修後、「社内で身近に感じた事例のため、受講者の方に受け入れてもらいやすく、実際に親会社との交渉も行いやすくなった」とのお声をいただきました。

対外的な交渉が多い中堅層に向けて、交渉力の基礎スキルの強化を図りたい

要件定義における合意形成のためのネゴシエーション

カスタマイズ事例

  • SIer向け
  • 要件定義場面

特徴

  • 実務に近い場面設定
  • ITにおける要件定義での交渉場面
システム構築内における、要件定義部分でのシーンでの交渉について課題を抱えていました。そこで、まずは自社の事情を丁寧に説明すること、お客様のニーズを正確に詳細に理解することが必要となってくることから、そのような場面を本研修の演習で設定しました。また、目の前の担当者の背後にある様々な事情を丁寧に引き出すためのロールプレイングを行うことで、一方的な意見だけを伝えるのではなく、相互に理解し合える交渉スキルの習得を行いました。本研修開催後、現場の方から「以前より顧客との交渉を上手く進めるためのコツが分かった」と、お声をいただきました。

ネゴシエーション研修 基礎編とは

本研修では、交渉がコミュニケーションの一つであることを理解し、交渉プロセスの概要を学びます。交渉を成功に導くための戦略や技術、交渉において避けるべき誤解やトラップなどのノウハウを身につけ、演習を通して実践的に学びます。

ネゴシエーション研修 基礎編の実際

本研修では、「交渉」の基本的な概念を学び、プロセスにおける各ステップについて詳しく解説することで、成功に導くためのポイントを探ります。また、交渉において必要な戦略やスキルを学び、実践的な演習を通して身につけていきます。基本的には、相手のニーズを理解し価値を共有するための手法、交渉のための情報収集や準備、意見を伝え、合意形成までに導くアプローチなどが含まれます。ロールプレイングでは実際のビジネスシーンに近い交渉事例を用いて、実践的なスキルを磨くことができます。講師が相手役を演じることで、リアルなシミュレーションを行うことを可能とし、実際の交渉場面に直面した際に必要なスキルや姿勢を効果的に身につけることができます。本研修の受講対象者は広く、業界問わず交渉場面に携わる方々にご受講いただけます。営業職はもちろん、社内において上司への決裁を通す場面が多い方にもご受講をおすすめしています。本研修内容もカスタマイズが可能なため、実際の現場に近い事例を含め、より身近に感じながら現場で活用できる交渉スキルを身につけます。

研修を受講すれば全てが解決するのか

本研修で学んだ交渉術を実践で使っていくことが重要です。特に交渉においては、必ずしもお互いが100%メリットを享受できないことも多々起こることがあります。そこでのプレッシャーはいくら研修で体験したとしても、現場とは大きな違いがあります。そのため、失敗を恐れず実務内において研修で学んだことを積極的に実践し、確実なスキルの習得を目指しましょう。

ネゴシエーション研修 基礎編のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修のねらい
  • 自己紹介

本研修のねらいの確認と、グループワークになるので全員の自己紹介を行います。前提となるねらいを全員が把握した上で開始することは重要です。

01

コミュニケーションスキル(交渉・折衝力)の重要性

  • 交渉力とは何か
  • 交渉・折衝力の自己チェック

交渉や折衝力について理解を深めた後、自己チェックを行い、これまでの自身を振り返ります。

01

パーソナルリレーションタイプ分析

  • 自身の強みと弱みの理解

自分がどのようなタイプであるかを認識することで自己理解を深め、他者との関わり方を考えていきます。

01

傾聴力

  • 傾聴のメリット・ルール

コミュニケーションの肝となる傾聴スキルの重要性を、メリットやルールを理解しながら学んでいきます。

01

ロールプレイング①

  • プロジェクト管理におけるコミュニケーション事例

交渉や折衝スキルに必要な「ペーシング」「アイスブレイク」「プレゼンテーション」などを、ロールプレイングを通して体験的に身につけます。

01

交渉・折衝の実践スキル

  • アサーション話法
  • DESC法

自分の気持ちや考えを相手に伝えるためのスキルである「アサーション話法」や、相手との対話を構造化し、コミュニケーションの進め方を明確化するための手法である「DESC法」を学びます。

01

ロールプレイング②

  • ケース別 交渉スキルの確認

自身のビジネスシーンに近い場面を想定しながら、実践で活用できるための交渉スキルを身につけていきます。

01

研修のまとめ

  • 総まとめ
  • 振り返り

本研修で学んだことのまとめ、振り返りを行います。

受講者の声

  • ロールプレイングでは、改めて交渉の難しさを感じました。日々の業務でも今後はお客様と交渉する機会が出てくるため、少しでも今回の研修内容を活かしていけるようにしたいです。
  • 実践的で良い研修でした。ありがとうございました。ロープレではチーム内での認識合わせに時間がかかり、実際の交渉準備にあまり時間が割けないこともありました(認識合わせも交渉準備かもしれませんが)。今後は今回の研修で学んだことを活かしたいです。
  • 既に何度かプロジェクトリーダーを経験しており、身に覚えがあったり参考になりそうな点が多く、有意義でした。

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トアスで社員研修を行うメリット

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トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
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人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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