本研修の大きなテーマは「ネゴシエーション(交渉)」です。短期間での凝縮したカリキュラム(ワークショップスタイルを取り入れた形式)で実施します。これまで経験した、自身の交渉場面の振り返りから始め、成功事例や課題を受講者全員で共有し、そのうえで「交渉」のセオリーやプロセスを講義を通して学びます。また、ディスカッションや演習を多く取り入れることで、ノウハウに磨きをかけます。
学研グループ「トアス」の社員研修は、ネゴシエーション研修 基礎編も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。
相手の背景を理解した交渉スキルを身につける
要件定義における合意形成のためのネゴシエーション
本研修では、交渉がコミュニケーションの一つであることを理解し、交渉プロセスの概要を学びます。交渉を成功に導くための戦略や技術、交渉において避けるべき誤解やトラップなどのノウハウを身につけ、演習を通して実践的に学びます。
本研修では、「交渉」の基本的な概念を学び、プロセスにおける各ステップについて詳しく解説することで、成功に導くためのポイントを探ります。また、交渉において必要な戦略やスキルを学び、実践的な演習を通して身につけていきます。基本的には、相手のニーズを理解し価値を共有するための手法、交渉のための情報収集や準備、意見を伝え、合意形成までに導くアプローチなどが含まれます。ロールプレイングでは実際のビジネスシーンに近い交渉事例を用いて、実践的なスキルを磨くことができます。講師が相手役を演じることで、リアルなシミュレーションを行うことを可能とし、実際の交渉場面に直面した際に必要なスキルや姿勢を効果的に身につけることができます。本研修の受講対象者は広く、業界問わず交渉場面に携わる方々にご受講いただけます。営業職はもちろん、社内において上司への決裁を通す場面が多い方にもご受講をおすすめしています。本研修内容もカスタマイズが可能なため、実際の現場に近い事例を含め、より身近に感じながら現場で活用できる交渉スキルを身につけます。
本研修で学んだ交渉術を実践で使っていくことが重要です。特に交渉においては、必ずしもお互いが100%メリットを享受できないことも多々起こることがあります。そこでのプレッシャーはいくら研修で体験したとしても、現場とは大きな違いがあります。そのため、失敗を恐れず実務内において研修で学んだことを積極的に実践し、確実なスキルの習得を目指しましょう。
本研修のねらいの確認と、グループワークになるので全員の自己紹介を行います。前提となるねらいを全員が把握した上で開始することは重要です。
交渉や折衝力について理解を深めた後、自己チェックを行い、これまでの自身を振り返ります。
自分がどのようなタイプであるかを認識することで自己理解を深め、他者との関わり方を考えていきます。
コミュニケーションの肝となる傾聴スキルの重要性を、メリットやルールを理解しながら学んでいきます。
交渉や折衝スキルに必要な「ペーシング」「アイスブレイク」「プレゼンテーション」などを、ロールプレイングを通して体験的に身につけます。
自分の気持ちや考えを相手に伝えるためのスキルである「アサーション話法」や、相手との対話を構造化し、コミュニケーションの進め方を明確化するための手法である「DESC法」を学びます。
自身のビジネスシーンに近い場面を想定しながら、実践で活用できるための交渉スキルを身につけていきます。
本研修で学んだことのまとめ、振り返りを行います。
トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。
講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。
トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。