システム提案力強化研修(他社合同形式)

システム提案力強化研修(他社合同形式)の特徴

顧客の真の課題、改善点を対話により引き出し解決策へと導く

本研修では同業他社と競い合いながら、顧客から信頼と高い満足度を得るためのシステムの企画・提案を行えるようにしていきます。テクニカルスキル(業務遂行能力)とヒューマンスキル(人間力)の両面から、受講者に対して個別に講師からフィードバックを行うことで気づきを与え、自己成長を促していきます。

顧客の真の課題や要望をヒアリングし、課題解決に向けた提案力を身につける

「顧客の立場に立って提案をしているはずなのに、何故か提案が通らない」「アイデアは出るが、提案にうまく反映することができない」など、ソリューション提案に携わる中で、このようなお悩みはないでしょうか。時代の変化と併せて顧客のニーズや課題が多様化する現代では、これらを的確に捉え、解決に繋げる提案スキルが求められます。本研修ではお客様の業務分析からシステム構築までのプロセスを、複数回のヒアリング演習を通じて学びます。講師が顧客役となり、受講者は顧客役の講師へヒアリングを繰り返し行うことで、実業務に近い環境で学びの定着を図ることができます。また、ヒアリングを行う度に講師から個別に受講者へフィードバックを行うことで、常に気づきと自己成長を促すことができます。本研修の最後では、顧客への提案を同業他社の他チームとコンペ形式で発表していきます。同業他社の発表を目にすることで、自社との違いが明確になり、各々の学びにも繋がります。
  • 対象となる階層 新入社員・ 若手社員・ 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 営業・システムエンジニア・事務
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員6名×3社
  • 日程3日間

こんな企業様にオススメ

  • 顧客視点に立った提案を行うためのポイントを掴みたい
  • 他社とのコンペ形式の研修への参加で、業界における自社社員の立ち位置を把握したい
  • プロダクトアウト発想の提案から、顧客起点発想の提案への転換を目指したい

システム提案力強化研修(他社合同形式)を行うメリット

  1. 顧客の真の課題や要求を引き出すことができるようになる
  2. 実践に近いシチュエーションを体験することで、失敗経験からも学びが得られる
  3. 同業他社とのコンペ、他社のプレゼンテーションを見ることで自社意識や自社との違い、改善点について気づきが得られる
本研修では、ニーズを引き出すヒアリングから、お客様の真の課題を把握し、ソリューションの企画をするまでの一連の流れを体験することで、システム提案力の向上を図ります。実業務に近い形でのヒアリング場面では、顧客とより良い信頼関係を築くためのポイント指導や留意点について、細かく指導を受けながら進めていきます。また、普段関わる機会が少ない同業他社と研修を受講することで、自社とは異なる発想、考え方についても気づきを得ることができます。

システム提案力強化研修(他社合同形式)のゴール目標

  • 顧客の要望に対応した提案だけではなく、顧客の立場で課題解決法を考えられるようになる
  • 顧客に説得力のあるプレゼンテーションを行えるようになる
  • 同業他社との交流を通じ、自社と他社の社風や考え方の違いを認識する

お問い合わせ

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システム提案力強化研修(他社合同形式)の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、システム提案力強化研修(他社合同形式)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

若手に向けたシステム提案体験の場を提供

まだ提案活動をしていない営業、SEの若手にシステム提案の体験をしてもらうことで、顧客価値を考える

カスタマイズ事例

  • システム提案体験
  • 即時フィードバック

特徴

  • 若手でも考えられるケーススタディ
  • システム提案の一連の流れを体験
  • ヒアリング時に講師から、即時にフィードバック
普段の業務において、営業として配属をされても、営業の一連の流れを体験することの少なさに課題を抱えるお客様がいました。それより、仕事での存在意義に疑問を呈する若手の声を捉えた担当者様と協力のうえ、本研修を企画しました。通常版よりも、少し難易度を下げたケーススタディにすることで、若手でも体験できるような設計としました。提案書の作成、プレゼンテーションの進め方についても基礎的な講義を入れることで、提案体験のない若手でも提案できるような土台作りの場となりました。本研修で、一連のシステム提案の流れを体験することで、今後の業務イメージや、顧客価値について考えるきっかけになったと受講者から声をいただきました。

現場での実践を通じて、提案力を身体化させたい

3か月にわたる研修と実践を繰り返し、ソリューション提案を確実に身につけることで、営業力の底上げを図る

カスタマイズ事例

  • ワークショップ
  • 現場実践

特徴

  • 現場での実践に対して、講師からのフィードバック
  • インプットとアウトプットを繰り返す事で、本当の力がつく
今まで、ソリューション提案をしたことがない営業陣に、今後を見据えてソリューション営業ができる営業部隊にしたいというオーダーをいただきました。そこで、「モノ売り」から「コト売り」になっていくために、マインドセットや普段の行動を変えることを目的として、インターバルを含めながら総実施期間3か月、合計4回の研修の場を設けました。通常のシステム提案力研修も体験しながら、現場実践のためのターゲット企業を選定し、実際にソリューション提案も行いました。2回目以降はリューションに必要な講義は入れつつも、実践に対しての共有と、講師からのフィードバックをメインにしたワークショップ形式の場としました。合計4回の研修の場と実践を通して、ソリューション提案への不安を期待に変えていくことができました。

システム提案力強化研修とは

顧客から信頼と高い満足度を得るために必要な提案力を、実業務に近い形の演習を通じて習得していきます。2名の講師が顧客役となり、受講者は顧客役の講師に対して複数回のヒアリングを行うことで、解決すべき課題を分析していきます。その際、自社視点ではなく顧客視点で状況を理解することを目的として解決案を考え、提案に繋げていただきます。ヒアリングの場面では、講師からテクニカルスキルとヒューマンスキルの両面を個別にフィードバックを行うことで自己成長を促し、学びの定着を図ります。また、他社と競い合いながら提案を考えていくことで、受講者の研修への本気度を高めながら、提案スキルを身につけることができます。

システム提案力強化研修の実際

本研修は同業他社と他流試合形式で実施する合同研修です。自社チームで初めての訪問から顧客先での提案・コンペまでの一連の実務プロセスを「疑似体験」していただき、顧客からの期待レベルに合致した提案に必要なスキルとマインドの習得を図ります。

進め方としては、研修を担当する2名の講師が顧客役となり、受講者は顧客役の講師に対して複数回のヒアリングを通して、顧客の業務分析からシステム提案を行います。

ヒアリング時には、テクニカルスキル(業務遂行能力)とヒューマンスキル(人間力)の両面から受講者に対して個別にフィードバックを行います。受講者はフィードバックを受けた後に、再度ヒアリングに挑戦できるため、直ぐに学びを実践できる環境が整っています。本研修の最終日には、チームごとに全体の場で顧客役の講師に対してコンペ形式で提案を行っていただきます。実際に「採用・不採用・継続審議」の判定が出される、実務に近い研修構成となっています。

本研修を受講いただくことで、お客様の真のニーズを引き出し、課題解決に向けたヒアリングスキルを強化することができます。また、他社と比較することで、自社の強みや弱みを認識するきっかけにもなります。

研修を受講すれば全てが解決するのか

本研修の中で、ソリューション提案に必要な一連の流れ及び必要なスキルを知ることができます。

しかし、それだけでは実践で役立つスキルとはなりません。大切なことは、日々の業務で学んだこと実際に活用することです。また、上司や先輩もその行動に対して、フィードバックを行っていただくことで、より競争力のある力が身につきます。特定の上司や先輩が見切れない部署もあるかと思いますが、そんな時はチーム内で定点的に振り返りを行う場を設けてみることもお勧めします。自分の幅だけではどうしても限界がきてしまいますので、幅を広げるための時間を周りのメンバーが作ってあげることも大切です。

システム提案力強化研修(他社合同形式)のフロー例

01

オリエンテーション

  • 研修の進め方
  • 自己紹介

研修の進め方について説明します。また、他社との合同開催のため、自己紹介や本研修を通じて学びたいことなどを共有します。

01

提案演習の準備

  • 提案STEPの解説とテーマ提示
  • 演習ルールの説明

本研修で取り組むテーマや、演習時のルールを説明します。

01

グループワークとインタビュー

  • インタビューの準備
  • 提案に向けて、仮想顧客から情報収集
  • 戦略策定ミーティング

3日間を通して、講師扮する仮想顧客に対して複数回のヒアリングを行います。ヒアリングの際の準備として、「何を確認するのか、どのような流れでヒアリングするのか」については、各チームであらかじめ打ち合わせを行っていただきます。ヒアリングを繰り返し、顧客から情報を収集する中で、解決すべき問題や顧客のニーズについてチーム内で特定していきます。

01

問題発見と問題解決

  • 問題解決:3つのポイント
  • 戦略的提案:3つの視点

問題発見・解決に向けたポイントと戦略的な提案をするために必要な視点について、講義形式で学びます。

01

提案書作成について

  • 提案書の構成
  • 購買心理のウラを読む

提案書の基本的な構成とテクニックについて講義を行います。

01

コストパフォーマンスについて

  • テクニカル&カスタマバリュー:経営におけるコスト意識

コスト意識について学びます。テクニカルバリュー、カスタマーバリュー、それぞれの重要性と意味について講義を行います。

01

プレゼンテーションについて

  • プレゼンテーションとは何か
  • プレゼンテーションの進め方

プレゼンテーションについて、講義形式で学びます。

01

提案書作成

  • プレゼンテーションに向けての提案書を作成

3日目のコンペに向けて、チームで協力しながら提案書を作成いただきます。コンペ時のプレゼンテーションに向けての準備も同時に行います。

01

プレゼンテーション

  • 各社から仮想顧客へのプレゼンテーション

3日目、仮想顧客(講師がそれぞれ顧客の経営陣として審査)に対して、準備したプレゼンを行います。他チームも顧客の目線となり、質疑応答を行います。

01

結果講評とコメント・まとめ

  • プレゼンテーションのコンペ結果発表・講師からのコメント
  • 研修の振り返りとまとめ

コンペ結果の発表と、講師からのフィードバックを受けます。最後に3日間の研修のまとめとして、各講師から研修全体の振り返りを行います。

受講者の声

  • 「顧客ニーズを聞き出し、現状を把握し解決を図る」という流れの中、他社対抗ということもあり、とても刺激がありました。また、相手との認識齟齬がないことを常に意識付ける力がついたと実感しています。これは通常業務でも利用する場が多いため、今後の業務でも活用していきたいです。
  • 実際のお客様対応とほとんど変わらないヒアリングだったので、日頃できない質問を試すことができ良かったです。今後の営業活動の方法を見直すことができました。
  • システム構築など「作業者」としての立場が多く、今回お客様の目線に立つということの大切さ、難しさを再認識できました。
  • 他社の提案、考え方、自分との違いが分かり、今後の参考になりました。実務でも役に立てていきたいです。

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トアスで社員研修を行うメリット

貴社に合った
学びの場の構築

トアスでは顧客の課題に合わせて最適な
学びの場を構築します。日程・時間・
人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

柔軟なサポート体制

講師派遣に限らず、会場の手配、機材の手配(オンライン環境の構築)など研修準備に関する内容も承ります。また事務局業務についても対応可能ですので、研修の実施段階においても業務の効率化が図れます。

多様な講師を擁する
トアス講師ネットワーク

トアス講師ネットワークを活用し、ご要望に沿った専門性の高い講師のご提案が可能です。一度に多くの講師を揃えたい、複数のテーマで構成される一連の企画など、多くの講師へ依頼する必要がある場合でもトアスが一括してコーディネートいたします。

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