マネジメント力診断研修(他社合同形式)

マネジメント力診断研修(他社合同形式)の特徴

次代の経営を担うリーダーを育成する他社合同アセスメント研修

他者の受講者と共に、マネジメントを行う上で求められる特性や能力などの診断を行います。「グループ討議演習」「面接演習」「インバスケット演習」の3つの演習に取り組み、自身の特性、能力発揮度を確認します。また講師から個別でフィードバック面談を実施することで、客観的な目線も含めての棚卸と整理を行うことができます。

マネジメントに必要なスキルを体験型演習で学び、客観的フィードバックを受ける

企業を取り巻く環境変化が激しくなっている昨今、管理職やリーダー育成のあり方が、企業業績を左右するとも言えます。このような環境の中で次代の経営を担っていく人材をより効果的に育成するために、「マネジメント力診断研修」を企画いたしました。
多数の企業でマネージャー教育をお手伝いし、総合的に検証してきた結果、マネジメントに求められるスキルには、規模や業界を問わない共通する項目が多く含まれていることが分かりました。

本研修は他社や他業界で活躍するビジネスパーソン同士が参加する他社との合同形式で行い、様々なビジネスパーソンが集まることで自社の慣習や従来の経験則にとらわれないマネジメントスキルを学んでいきます。

カリキュラムには体験・検証型のコンテンツを豊富に盛り込んでおり、実際の職務状況を想定したグループ討議や面接演習を通じて、マネジメントを擬似体験していただきます。また、その結果を自己診断や他者診断(受講者相互間)、プロ(講師)による視点から、自己のマネジメントについて客観的な棚卸しを行うことで、自らの強みや啓発課題を明確にしていただきます。
  • 対象となる階層 中堅社員・ 管理職・ 次世代リーダー
  • 対応業種・業態 営業・技術・研究・システムエンジニア・事務・マーケティング
  • 対応可能な会社規模指定なし
  • オンライン対応
  • 定員18名(1名から参加可能)
  • 日程2日間

こんな企業様にオススメ

  • マネジメントスキルに関して棚卸を行い、自身の強み・啓発点を確認する機会を設けたい
  • マネジメント力に関する自己啓発を推し進めたい
  • 他社と共に実施する中で、客観的に自社のマネジメント力を確認したい

マネジメント力診断研修(他社合同形式)を行うメリット

  1. 自己の能力について客観的に棚卸を行うことで、自身の強みと課題が分かり今後のキャリアビジョンを描きやすくなる
  2. 「個人フィードバックレポート」と「コンフィデンシャルレポート」の2種類のレポートを活用することで、今後の能力開発と人事データとしても使用できる
  3. 1名から参加が可能なため、アセスメントのトライアルや、社内アセスメントの代替機会としても利用できる
自身の得意・不得意を客観体に把握できるため、今後のキャリアアップの指針となります。今後自社にアセスメントの導入を検討している場合は、体験を通じてその効果を体感する機会となります。

マネジメント力診断研修(他社合同形式)のゴール目標

  • マネージャーとして必要な能力発揮度を総合的に確認できる
  • 講師と他受講者からフィードバックをもらうことで自己の棚卸ができ、今後のマネジメント力向上の指針を得ることができる
  • マネジメントに必要な視野・視点を理解できる

お問い合わせ

社員研修へのお問い合わせや、資料請求は以下フォームよりお気軽に送信下さい。

マネジメント力診断研修(他社合同形式)の事例

学研グループ「トアス」の社員研修は、マネジメント力診断研修(他社合同形式)も含め、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

現場で考えるクセを根付かせたい

自らの意思・意図を持って指針を示すマネージャーを育成したい

カスタマイズ事例

  • マネジメント力の発揮度合い
  • 自己診断

特徴

  • 求められるマネジメント力の発揮度合いを評点化
  • グラフを用いて可視化する
課題を流さずに、「思考」するクセを付けてほしいという経営層の要望でカスタマイズを行いました。演習ごとにマネジメント力の発揮度合いを自己診断する時間を設け、自身の課題を可視化しました。

対人スキルに自信をつけたい

部下の育成を不得手とする管理職が多いので、要諦をつかませたい

カスタマイズ事例

  • ロールプレイング
  • フィードバック

特徴

  • 部下面談のロールプレイ
  • 即時フィードバック
一定以上の時間をかけてロールプレイングを実施しました。対人関係に関する質疑応答の時間を多くとることで、自信が持てない理由や困った部下への対応など、具体的な課題への対処法を多く持ち帰ることができました。

マネジメント力診断研修(他社合同形式)とは

他社や他業界で活躍するビジネスパーソンが参加するオープン形式の2日間研修です。様々なビジネスパーソンが集まる中で自社の慣習や従来の経験則にとらわれないマネジメントスキルを学んでいただきます。

研修内容は、体験&検証型のコンテンツを豊富に盛り込み、実際の職務状況を想定したグループ討議や面接演習を通じて、マネジメントを擬似体験していただきます。その結果を自己診断、他者診断(受講者相互間)、プロ(講師)の診断により、客観的に自己のマネジメントについて棚卸しを行っていただき、自らの強みや啓発課題を明確にしていただきます。

マネジメント力診断研修(他社合同形式)の実際

本研修では、マネジメント業務で必要とされる「実行計画力・自律性・影響力」など、多方向からの特性について3つの演習を用いて確認していきます。「自分の強みや啓発点はどこなのか」といった点に関して具体的に理解することができます。普段ではフィードバックをもらうことが難しいマネジメントスタイルを客観的に確認できる場です。

演習は「アセスメント・センター・メソッド」と呼ばれる手法を採用しています。「アセスメント・センター・メソッド」とは、専門家による行動観察やビデオを用いた振り返りを通じて、受講者の能力やスキルの棚卸を行う手法です。

3つの演習は具体的に、「集団状況・デスクワーク状況・対人状況」の疑似体験です。

1.集団状況:マネジメント層になると、会議や打ち合わせなどの集団場面においてマネジメント力が必要とされます。模擬会議など、集団場面のシミュミレーションを通じて受講者の意思決定や合意形成プロセス、問題解決といった特徴を診断します。そして演習終了後には撮影したビデオを振り返り、集団状況での自身の特性について理解を深めていきます。

2.デスクワーク状況:マネジメント層になると、デスクワークにおける情報処理能力や、意思決定能力等が求められます。限られた時間で大量の案件処理を行っていただき、案件処理能力、文書指示、伝達などの情報処理や意思決定の特徴を診断します。

3.対人状況:マネジメント層になると、部下との面談など1対1、またはプレゼンテーションなど1対多数での対人場面での対応力が求められます。1対1の面接場面でのシミュレーションを通じ、「説得」「交渉」「動機付け」「問題解決力」などの特徴について診断します。 演習終了後には、撮影したビデオを用いて振り返りを行い、対人状況における自身の特性について理解を深めていきます。

演習は診断ツールを使用したテスト形式の診断ではなく、講師扮する部下役との面談や机上の案件処理、受講者同士でのディスカッションなど、マネジメント業務を行う中で実際に発生する場面を基にして演習が構成されています。そのため、マネジメント業務のトレーニングとしても活用いただくことができます。

「客観的な目線を用いてマネジメントの力を確認したい」「マネジメント業務について理解を深め、自己学習を進めてほしい」などの理論だけではなく、実際の言動を通じて能力の発揮度について確認することができます。また本研修は他社と実施するため、自社の受講対象者が少人数の場合でもご受講いただくことができる点もメリットの1つです。

研修を受講すれば全てが解決するのか

残念ながら研修を一度受講したからといって翌日から完璧なマネジメント力を発揮できるわけではありません。知識として学んだことを定着させるには本人の意識と行動が必要です。

また、意識と行動を促すためには研修後のフォローも重要です。フィードバックレポートをもとに上司や人事担当者との定期的な面談、フィードバックを実施することで客観的な視点での気づきを得て行動を改善していくことが必要です。

チームメンバーからフィードバックをもらうことも自身の気づきとなります。お互いに意見を言いやすい環境を作ること、それがマネージャーの役割の一つでもあります。部下とのコミュニケーション場面において本研修で学んだことを発揮できるようになることでゴール目標の達成を目指しましょう。

マネジメント力診断研修(他社合同形式)のフロー例

01

イントロダクション

  • 自己紹介
  • 研修のねらい
  • 講義

本研修のねらいの確認と、自己紹介を行います。マネージャーに求められる役割について講義を行います。

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演習①:インバスケット演習

  • ドキュメントの読み込み
  • 案件処理
  • 意思決定

限られた時間で大量の案件処理を行っていただき、受講者の案件処理能力、文書指示、伝達など情報処理や意思決定の特徴について診断します。尚、診断の際は面接演習と同時並行で実施します。

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演習②:面接演習

  • 1対1の面接

1対1の面接場面でのシミュレーションを通じ、「説得」「交渉」「動機付け」「問題解決力」などの特徴について診断します。尚、診断の際はインバスケット演習と同時並行で実施します。

01

演習③:グループ討議演習

  • 模擬会議
  • グループ討議
  • 意思決定

模擬会議など、集団場面のシミュミレーションを通じて受講者の意思決定、問題解決や合意形成プロセスについての特徴を診断します。

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演習④:インバスケット演習討議

  • グループ討議
  • 合意形成

特定の案件について、グループで討議し合意形成します。グループで最適解を検討します。

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インバスケット演習振り返り

  • 発表
  • 振り返り

グループごとの最適解を発表し、その理由を全体で共有します。

01

グループ討議演習振り返り

  • VTRで観察
  • 相互フィードバック

撮影したビデオを振り返り、「集団状況」における自身の特性への理解を深めていきます。

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面接演習振り返り

  • VTRで観察
  • 相互フィードバック

撮影したビデオを振り返り、「対人状況」における自身の特性への理解を深めていきます。

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自己啓発計画書の作成と個別フィードバック面談

  • 自己啓発書作成
  • 個別フィードバック面談

自己啓発計画書作成中に、別ルームで、順番に個別フィードバック面談を行います。

受講者の声

  • VTRを見て振り返ることで、自分では気づかないクセに初めて気づくことができました。また、第三者の専門家に観察してもらうことで、新しい自分を知ることができました。
  • 演習のシチュエーションが部下との面談であったり、実際の会議のようにディスカッションをしたりと、マネジメント業務あるあるで構成をされていたので非常に取り組み甲斐がありました。
  • チームメンバーからは率直にもらえないフィードバックを多くもらうことができて大変ためになりました。VTR振り返りでは自分の普段の表情・声色に驚きました。

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トアスで社員研修を行うメリット

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人数・実施方法といった研修実施内容はもちろんのこと、学びの定着にむけたフォローアップ施策もあわせてご提案いたします。

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