TRAINING 研修詳細

ロジカルライティング研修

基本的な考え方BASIC APPROACH

この研修についての基礎情報を掲載しています、なお、プライベート研修の場合は、貴社の課題に応じて、カリキュラムのアレンジが可能です。

特徴は?

本研修は、単にビジネス文書を学ぶのではなく、ロジカルコミュニケーションをベースに、相手の立場に立ったアウトプット(文書)を作成することを目的にしています。読み手のコンテクストに応じて、内容の粒度、順番を決めるなど、こちらの意図通りに、正しくわかりやすく伝えるライティング技術を、講義と実践演習を組み合わせにより習得します。

どのような課題に効果的?

  • 論理的な構造で記載された文書作成を目指したい

  • 読み手の認識パターンに合わせて
    文書を起案できることを目指したい

研修後の変化は?

組織・担当者

自分が最も参考になったのは、コンテクストの意識合わせです。お客様や社内の人と話をしていて、噛み合っていないなと思うシーンが時々あったのですが、それはコンテクストが合っていなかったためと理解できました。

受講者

相手のコンテクストを意識すること・情報、意思、意図を意識して相手に伝えること・粒度を意識して階層化すること。この3点は特に、明日から実践したいと思います。

概要

日数や受講者人数はご希望に合わせて変更できます。お気軽にご相談ください。

  • 受講期間

    2日間

  • 受講人数

    20名

  • 実施形式

    集合研修/オンライン研修

  • 料金

    お問い合わせください。

  • 研修
    コード

    XT0104

研修にご興味がある方はお気軽にお問合せください。

カリキュラム例CURRICULUM

TOASUの社員研修は、業種ごとや目的に合わせてカリキュラムのカスタマイズも可能です。
以下では、そのカスタマイズ事例の一部を紹介しています。

オリエンテーション
    ・ビジネスにおけるコミュニケーション
    ・ビジネスライティングの特徴

    本講座のねらいを全員で確認します。ビジネスライティングの特徴である、メッセージの明瞭性の意味を考えます。
伝えるとは
    ・わかりにくい指示
    ・テーマ、要点が伝わらない
    ・コンテキストの不一致

    演習を中心に進めていきます。「分かりにくさ」の原因となる要素を例題から経験します。分かりにくさの原因となる要素を排除するために、情報の整理と表現の変更を行う演習を行います。コンテクストの違いを分析し、正しく伝えるための工夫を考えます。
因果関係が不明瞭
    ・文章が長い
    ・表現があいまい
    ・文書の訴求ポイント
    ・文章の整理ーブロック化・ラベル化、階層と粒度

    演習を通してコンテクストの違いを意識せずに、曖昧な表現で情報を伝えることの結果を体験します。正しい内容ではあるが分かりにくい情報を提示し、整理してラベル化する演習を行います。
要点を確実に伝える
    ・ケーススタディ1:課題提示→分析→ヒアリング→報告書作成
    ・明瞭な文脈
    ・わかりやすい文章
    ・ケーススタディ2:課題提示→分析→ヒアリング→報告書作成

    演習と講義で学んだ内容を元に、正しく伝わる文書作成を行います。
ビジュアル表現と文字表現の的確な対応
    ・文法と用法
    ・推敲
    ・ケーススタディ3:課題提示→分析→ヒアリング→報告書作成

    演習と講義で学んだ内容を元に、正しく伝わる文書作成を行います。読み手に合わせたわかりやすい文書とは何か、を意識することが重要です。