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研修コラム

社員研修の持ち物とは?必要な持ち物とあると便利な物

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入社後、様々なタイミングで行われる社員研修。それぞれに必要な持ち物を知っていますか?
『忘れ物があったらどうしよう?』なんて、心配になってしまいますよね。研修の種類によって最低限必要な物や、あると便利な物等が存在します。
今回は新人研修や宿泊研修などのよくある研修に合わせて、必要な持ち物を幅広くご紹介します。

研修の持ち物とは

一口に研修と言ってもその目的に応じていくつかに分かれており、「スキル別研修」「階層別研修」「業種・業務別研修」「コンプライアンス研修」といった様々な種類が存在します。

その実施方法においても、対面型やオンライン型、宿泊型研修等多岐に分かれており、それぞれに適した実施方法で行われているのが現状です。このように研修の種類や実施方法によっても、必要な持ち物は変わってきます。

また持ち物には、研修を受講するために必要なもの以外にも、あると便利な物など気を利かせることで、コミュニケーションを円滑にしてくれるような効果があるものもあります。

研修に必要な持ち物

会社に指定された持ち物

どの研修にも言えることですが、指定されたものは必ず持っていきましょう。例えば、事前に配布されていた提出書類など、会社に指定されているのですから、必要なことは確定しています。

指定されたものですら忘れてしまった場合、低評価に繋がってしまうこともあるので、一番大事な持ち物と言っても過言ではありません。

筆記用具

研修では知らないことを沢山学ぶため、それらを書き留めておくことが大切です。シャーペン、ボールペン、消しゴム、修正テープ、マーカーペンとメモ帳は必須。

研修時に気になったことを、後でまとめるためにもメモしておきましょう。

クリアファイル

研修では必要書類が配布されることも考えられます。配布された書類を綺麗にまとめられそうな、機能的なファイルを持っていくことをお勧めします。1日で終わらない研修もあり、いつ・どんな時に配布されたものなのかなど、まとめ方次第で抜け漏れを防ぐことができるでしょう。

腕時計、名刺ケース

研修時は基本的にスマホの使用は避けた方が良いため、時間の確認には腕時計があると便利です。また新人研修では、新入社員という立場から、あまりにも華美なデザインは避けましょう。名刺ケースも新人研修の際に、代名詞とも言える名刺交換を練習する可能性があるため持参しましょう。

スマホ、スマホ充電器、モバイルバッテリー

緊急時の連絡のためには勿論のこと、大きな企業に勤めている場合には、別の支社に勤めている同僚と初めて会う出会う場にもなるなど、連絡先交換の際に必要となります。必要な時に充電切れといった事の無いように、充電器やモバイルバッテリーも持っていきましょう。前述したように研修中にスマホを使用することは避けるべきですが、場面によって使えるようにしておくことが大切です。

ハンカチ、ティッシュ

日常的な必需品ですが、当たり前がゆえに忘れてしまったという事にはならないようにしましょう。普段持ち歩かないという方も、エチケットとして持参することをおすすめします。また、多くの人が持ち歩くものなので、必要な場面に遭遇したときに持っていないと忘れ物をした印象にもなりかねません。

印鑑

新人研修の時に多いですが、契約書類への捺印が求められることもあります。基本的にシャチハタは不可なので、念のため朱肉も持っていくと良いでしょう。銀行印が必要になる場合は、そちらも持参してください。

研修時にあると便利な持ち物

会社から指定された持ち物リストに記載がない場合でも、「持ってきてよかった!」と思える持ち物を紹介します。想定外の事が起こった場合でも、ある程度対応できるような準備をしておくと良いでしょう。

水分

研修の休憩時間などに現地で購入することも可能な場合が多いですが、水分は季節を問わず持っていた方が良いでしょう。適切な水分補給を怠ってしまうと、最終的には頭の回転が鈍ってしまうなど、研修の効果にも影響を与えかねません。テキストやPCなどが濡れないように配慮して、水分を持ってくると良いでしょう。

付箋

メモ帳も持参すると思いますが、付箋ならではの使い方が役に立つ時もあるでしょう。例えば、グループワークで意見をまとめる際に、各々の意見を付箋に書いて貼り出すとグループ全員が視覚的に捉えながら議論をすることができます。また、アイデア出しが必要な時にも付箋を使うことで効率的に進行することができるでしょう。

除菌スプレー、除菌シート

複数人が参加する研修です。感染症対策の為に持っていきましょう。研修中の体調管理は必須です。必要としている人に使ってもらうことで、コミュニケーションの道具になることもあるかもしれません。

予備のマスク

マスクは付けて行くだけではなく、研修中に必要な枚数を計算し少し多めに持って行くことをお勧めします。コロナウイルスの影響で、多くの人が集まる場所ではマスクの着用を求められる場合があります。当面の間は着用の指定がされていない場合も、一応持っておくと良いでしょう。研修中に必要な枚数を計算し少し多めに持っていくことをお勧めします。

絆創膏等の簡易救急キット

小さな怪我をしてしまった時にすぐ対応できるように、絆創膏等を持っていると便利です。あまり持ち物が増えすぎるのも良くないので、状況に応じてあると便利なものと言えるかもしれません。

泊りがけの研修時に必要な持ち物

合宿研修等、泊りがけの研修にしか必要の無い持ち物もあります。忘れ物をしてしまい、数日間困ってしまった…なんてことにならないように気を付けましょう。

着替え

研修の日数に応じて、必要となる下着やワイシャツなどの枚数は変わってきます。必要な量と、念のため予備を追加した枚数を持参すると良いでしょう。TPOに応じた服装ができることがベストなので、枚数はもちろんですが、さまざまな場面に適した服装の種類をもていけると良いと思います。

シャンプー類・歯磨きセットといったアメニティグッズ

宿泊施設によっては、シャンプーや歯ブラシ等が常備されているところもあります。無かった時の為に、かさばらない携帯用の物を持っていくことがオススメです。

化粧品

研修者が女性である場合は、ビジネスメイクもマナーとしてとらえられる場合があります。派手なお化粧は避けることが一般的ですが、清潔感を出せる程度の化粧品は持参しましょう。

常備薬

日頃から処方されているお薬がある方は持参しましょう。数日に及ぶ研修であれば、突然の風邪等も考えられる為、市販の風邪薬などを持っていくのも良いかもしれません。

まとめ

社会人になると、研修の機会は様々なタイミングで訪れます。研修に安心して臨むために、持ち物などの準備はとても大切です。

今回は基本的な持ち物を中心に紹介してきましたが、この他にもあなたにしか必要のない持ち物もあるでしょう。持ち物はあくまで、研修を効率よく進めるために必要な物でしかありません。

この記事を書いた人

栗林 陽 / 株式会社TOASU 事業開発部/マネジャー
大学卒業後、大手IT業界、海外経験を経て現会社へ入社。日本の継続的、健康的な成長を願い、企業向け研修の企画、営業に従事。その後、営業だけでなく0からの研修企画、作成が認められ、社内での新規事業のリーダー職を担う。現在は「チーム」へ向けた今までにないサービスを作成中。座右の銘は「少しでも良い社会のために」。本業の傍ら、地域活性にも参画。大学まで続けたサッカーは今でも毎週行っている。

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